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家のローン完済

2013.05.09 (木)


毎月1日が支払日のローンがあと1回分ちょっと残っていたのに、口座を見たらPAID IN FULL(全額支払い済)になっていた。しかも、なぜか明細にアクセスできない。

ローン残高はエスクロー(税金や保険を払うための積み立て)から充当したらしく、得でも損でもない。おそらく契約書に最終支払いはそのように行いますと書いてあったのだろう。この家を買ったときの30年ローンを15年ローン、10年ローンと2回リファイナンスしたが、細かいことは覚えていない。

払い終える日は、はるか未来だった。

余分なお金があるときはせっせと元本返済に充て、子どもたちが大学に入る前に完済するという目標がどうにか達成できた。

最初のローンから数えると、18年。

数字に弱い私がなぜ覚えているかというと、長男が8ヶ月くらいのときに引っ越したので、だいたい長男の年齢から1年を引けばいいのだ。

銀行のサイトで完済しましたという表示を見ても、それほどの感動はない。やったー!と思ったのはほんの一瞬。

ここは田舎なのに不動産税・学校税が高い。年間1万2千ドル以上する。ローンがなくても、そっちは払い続けなければならない。

銀行からはなんのお知らせもなかったので、電話した。

やはり、エスクローから動かされていた。電話に出たのは声からして若いお兄ちゃんで、頼りなさそうだった。いつまで私がウェブサイトにアクセスできるのかも知らなかった。あと2ヶ月か3ヶ月くらいだと思いますなどと、適当なことを言う。

ローン完済の証明書みたいなものはくれるんですかと聞いたら、それらしきことが書いてある1枚の紙を郵送しますとのことだった。こんな高い買い物なのに、それでいいのか?


        *


夫に「もうローン完済になっちゃってるわよ」と伝えたが、あちらも感動はないようだった。

ずっと私が支払いの手続きをしてきたし、もともとそういうことに関心がないのだ。

ローンがないのはありがたいが、私はこの家自体は好きではない。特に、レイアウトや家の向き、2階の廊下の暗さ。それに、夫の転職と同時だったので、夫が入居を急ぎ、内装仕上げが適当だったのも不満だった。

広い庭がうれしいのも最初だけで、以後は手入れにかかる手間と費用にうんざりしている。私は家の管理や飾り付けなんかやりたくない。そんな暇があるなら、寝転がって本を読みたい。

18年も住めば、あちこちガタがくる。そろそろボイラーが危ない。灯油用の巨大タンクも気になる。もう二度と一軒家には住まないぞと私の決意は固い。

不動産価格は購入時の倍になったが、それほど優良な投資だったとは思えない。なにしろ維持費がかかる。

ただし、プライバシーと静寂と安全だけは確かに価値があった。

そして、なによりも新鮮な空気!

そう思うと、引きこもっているのがもったいなくなる。せめて庭でおいしい空気を満喫すべきなのだ。その空気はタダじゃない。家のローンとセットだったのである。


          *


家のローンが終わったら、あとは子どもたちの学費と私たちの老後資金。

長男が大学1年を終えるところだが、なんだかしょっちゅう送金していた気がする。学費も寮費もカフェテリアでの食事代も先払いしたものの、ドラッグストアやファーストフード、映画に地下鉄、本におやつなどいちいちお金がいる。

長男は「お母さん、お金送らないで。あると使っちゃうから」とのたまう。

私が嫌悪する銀行手数料もたびたび引かれる。無料ATMを使わないからである。この子はお金が貯まらないタイプだと、新たに心配の種ができた。どケチの私の遺伝子はどこで消えたのだ?

4年分のつもりで貯めたのに、このままでは3年で使い果たす。

長男はアルバイトをしていない。1年目は勉強と大学生活に集中してほしかった。ぼんやりしている長男には両立は無理だと思った。大学内で働けるwork studyプログラムは、親の資産のせいで対象から外れた。学外でも探せばあるのだろうが、本人に真剣みがない。

大学1年目を振り返ると、私は長男をかなり甘やかしたと思う。

これはよくない。うかうかしていると、甘えたまま卒業してしまう。

次男の大学進学はどうなるかわからない。病気のこともあって、もしかしたら近くのコミュニティ・カレッジにまず行かせるかもしれない。相当な節約になる。でも、「もっといい大学」のために貯めたのにと、そっちはそっちでやっぱり私は諦めが悪い。


        *


老後資金は相当貯めたが、こっちもまったく安心できない。

企業年金もあるし(ただし、一括で受け取る選択肢がある)、夫のソーシャルセキュリティはかなり高額になると思われるし、家を売れば現金になる。しかし、老人ホームの入居料を見ると、ミドルクラスの貯金なんかあっという間に吹っ飛ぶとわかる。

まったくこういう心配症の私から、どうしてあんなにのん気な長男が生まれたのか。私は長男の老後まで気に病んでいるのである。

デビットカードの明細に2ドルか3ドルの手数料があるのを見て、子どもは親とは別人格なのだとしみじみと思う。そのたびに長男にメールを書き、手数料がいかに無駄なことかと繰り返し説くも、暖簾に腕押し。

どうして子どもなんか生んじゃったのかしらと、18年も経っているのに自分に問うてみる。



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