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来てよし、帰ってよし

2013.03.17 (日)


長男が、当初の予定より1日早く大学に戻った。

春休みに入ったとたん、「美術史が不合格になるかもしれません。成績がつく前に放棄したいなら、x日までに手続きをしなさい」という通知が大学から来ていた。さもないと、Fという不名誉な記録が残ってしまう。

その科目のテストが休み明けにあるらしく、土曜日のうちに戻って準備したいのだそうだ。

当人いわく、美術史はテストが1回しかなくて、その前日に自分は病気で授業に出られず、ルームメイトにノートを見せてもらったものの、いい点数が取れなかった。今度のテストでがんばれば大丈夫。だいたい、美術史はルネッサンスのへんがごちゃごちゃしておもしろくないし、先生もパワーポイントを見せて説明するだけでやる気がない。

よくまあ、堂々と言い訳できるもんだ。

自分で働いて授業料を払って大学に行く子はそうじゃないだろうなあとため息が出た。長男はアルバイトすらしていない。大学内で週に何時間か仕事ができるワーク・スタディというプログラムにも申し込んだが、親の資産がありすぎとして対象にならなかった。

つまり、長男は勉強だけが仕事なのである。

それなのに、この言い分は何だ。

美術史が必修なのかどうか知らないが、美術専攻なら常識として頭に入れておくべきことであり、科目を落とすということはダディと私が支払った授業料の一部が無駄になるということであり、大学では勉強についていけない学生のための支援も充実しているのだから大いに活用すべきであり、入学時に約束された毎年1万ドルの奨学金(返済不要)をもらうには、成績保持が条件の一つであり、担当の教授にも連絡をして、真剣に取り組むように、と私の説教は続く。

まったく、この夏には19歳になるとは思えない。


         *


補習校には、長子が大学生というお母さんたちが何人かいた。

「いいわねえ。もう安心ねえ」と、ついうらやましくて口に出た。うちの子が小学生だったころだ。反抗期の悩みも、大学受験のアタフタも終わって、つまりゴールしたのだから、なんと気楽なことだろうと思った。

どのお母さんからも、「いいえー、うちの子なんか頼りなくてぜんぜんだめなんですよ、子ども子どもしてて。」という反応が返ってきた。日本人特有の謙遜だと思ったが、もしかしてそのうちの何人かは本心だったかもしれない。

人類は幼児化している。今の高校生は幼稚園くらいで、大学生は小学生並みという気がする。

さらに、いい年をした大人が子どもみたいな言動をして、それを恥ずかしいとも思わない世の中。

そういう私だって、10年以上前に「不惑」の境地に到達しているはずが、いまだに独断と偏見の塊で、しかも迷いっぱなし。

不惑どころか、「天命を知る」年もいつのまにか過ぎているではないか。まあ、私は孔子じゃないから悟れなくて当然だわねと、この親にしてこの子あり。


        *


美術史の件であれだけ言い聞かせたのに、金曜日の夜、やはり春休みで実家に戻っている友達から声がかかり、途中で他の家に移動し、帰宅したときには夜10時半を過ぎていた。

もちろんすべて私が運転手であった。

帰省しても友達からお誘いがないのも寂しいが、科目を落としそうなときにへらへら遊んでいる場合か?

子どもが高校を卒業したら、私はこういう心配はしなくてもいいのではなかったか。

やはり朝はバタバタと荷物をまとめ、ともかく長男を最寄のバスターミナルへ送り届けた。

バスに乗ったときと途中で乗り換えてから電話を入れるようにと念を押した。ついでに、荷物をなくさないように、携帯と財布を落とさないように(どちらも前科あり)、乗り換えのターミナルでランチを食べるように。幼稚園の遠足じゃないんだからと思っても、つい口を出してしまう。よその子に比べて、あまりにもうっかりぼんやりが多すぎるのだ。

夫が送って行ったときは、バスが出発するまで夫も待機したそうだが、私はそんなことはしない。


        *


帰宅すると、「ちゃんと乗ったか?」と夫。

「切符は買ったわよ。バスに乗ったら電話するように言ったから。」

「もっと長くいてほしかったなあ。そう思わないかね」と夫。

思いませんよっ。私がどれだけ運転手をしたか、わかってるの?あなたは一度もやらなかったじゃないの。冗談じゃないわ。それに、長男がいると、お風呂のファンを消し忘れるし、なんでもかんでも出しっぱなし、やりっぱなし。宵っ張りの朝寝坊。ご飯も作らなくちゃいけないし。1週間でちょうどいいの」と冷たい私。

議論好きの夫は、格好の話相手がやってきて、楽しかったのだろう。ハイスクール時代より、もう少しまともな話ができるようになっていたのかもしれない。二人で夜遅くまでワイワイとしゃべっていた。

しかし、私にはここらで休憩が必要だ。

ふだんの何倍も運転や料理をした疲れがたまっている。いつものダラダラ手抜き生活に戻りたい。

孫は来てよし、帰ってよし」と聞くが、子どもでも同じである。怠け者で自分を最優先したい母親である私はそう思う。

次の帰省は5月半ば。それで大学1年目は終わりである。


<今日の英語>

My allergies are acting up again.
アレルギーがまたひどくなってる。


春先が一番悪化する私とちがって、年がら年中アレルギーらしい夫の一言。act upはアレルギーや関節炎などの病気だけでなく、子どもがふざけて騒いだり、機械の調子が悪くなったりするときも使う。



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