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「空の巣」予行演習

2013.03.05 (火)


なにもやる気がなく、たまりにたまった日経ビジネスの過去記事を逃避目的で読む。

やっと去年の11月まで来た。これだけ時間が空き、記事案内のメール本数が100本を超えていると、思わぬメリットがある。

どの記事を開くべきかを、より厳しい目で見極められる。以前のように、ほとんど全部読んでいたら、いっこうに追いつかない。こうしている間にも、毎日私のメール受信箱には、最新号のお勧め記事の題名と短い紹介文が続々と届く。

もはや無意味になった時事問題は読まない。他の媒体で読みかじった内容は読まない。リンクを開いた記事でも、おもしろくない、あるいは読みづらいものは閉じる。テーマの硬軟に関係なく、なぜか読みにくいものがある。その記事自体に価値はあるかもしれないが、私には時間の無駄。

そうして、厳選した記事を一挙に読んでいる。


        *


着々と片付けているつもりでも、寄り道のせいで思ったほど捗らない。

たとえば、欧州ルポのポルトガル編。

食い意地の張った私にとって、ポルトガルすなわちカステラ。ポルトガル国債の利回りに興味はない。

現地ルポでエッセイだから開き、おもしろく読み進んだのだが、天正遣欧少年使節団が滞在した僧院や離宮が保存されているという箇所に来て、そういえばそんなことがあったなと思い、やめときゃいいのに、ウィキペディアを開く。

「1582年に長崎港を出発」で始まる関係年譜を見て、コロンブスのアメリカ到着から100年も経っていない、そんな昔だったのかと驚くほど無知なのだ。私は、年代と世界の動きがどうしても関連づけて覚えられない。

3週間後、「マカオ着。風を待つ。」 

いきなり1年9ヵ月後に「マラッカ・コチンをへてゴア着。」 

いったいマカオでどれくらい待っていたのか。だいたいどんな船で誰が乗っていたのか。疑問だけが沸いてくる。

ウィキペディアの末尾、研究書籍に「クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国」とあるのを見て、今度はアマゾンに行く。

すると、19件のレビューで、星5つ。ざっと読むと、かなりよさそう。例によって、ほしいものリストに追加。私のほしいものリストには、すでに285冊の読みたい本が入っている。日本から取り寄せるにはお金がかかる。キンドルは持っていないし、なぜか海外在住者は日本のアマゾンから本をダウンロードできないと聞き及び、アマゾンと日本の出版界が正気になるのを待つ。

あちこち寄り道をして、「そういえば日経ビジネス!」と元記事に戻る。

マネーゲームに走らず、不動産ブームもなく、質素にやってきたポルトガルが、ユーロに参加したがために放逸なギリシャのせいで迷惑を受けているらしい。頭脳流出に過疎化も進んでしまったそうで、お気の毒である。

いったい誰がユーロなどという、破滅への片道切符提案をしたのかと、今度はそっちが気になり、ユーロの歴史を検索するも、膨大な資料を前に追求する気力を失う。


        *


そんなことをしているうちに、外は真っ暗。

掃除とか洗濯とか、やるべきことはあるのだが、日曜日は心身ともにはなっからやらないことに決めている。やる気もなければ、体も動かない。

なぜか仕事は首にならずに続いている。

毎日あるいは毎週のノルマがあるので、自宅でできるとはいえ、完全に「毎日が日曜日」ではない。土日くらいは、自分の好きなことでパソコンを使いたいと思う。

プロジェクトは夏には終わるという話だった。それまではパート主婦として稼ぐ。仕事にうんざりすると、英語の勉強と思い込むようにする。仕事関連では当然すべて英語なので、「英語の勉強をさせてもらいながら報酬ももらえるなんて!」と自己暗示をかけるのである。


         *


最後に書いたブログは去年の10月。

その後、いろんなことがありすぎた。

次男の発病は青天の霹靂だったが、もしかしてそんなことが起こるような気が薄々としていたようにも思える。入退院を繰り返したせいで、勉強が遅れた。すでに卒業に必要なクレジットはほとんど取得済みなので、予定通り来年の6月にはハイスクールを卒用できるとガイダンスの先生は繰り返す。

しかし、そのあとはどうする? 

ジュニアの春といえば、大学の準備のためにSATを受けたり、大学を見学訪問したり、スポーツやボランティアなど大学願書に書くために忙しい。しかし、入院していては何もできない。退院してもすぐには追いつけない。

ともかく、次男が健康を取り戻すのが最優先である。軌道修正はできると思う。こういうとき、アメリカの柔軟性がありがたい。3月中にはいったん退院できるという医師の見込みで、もはやじっくり構えるほかない。


          *


一時的にだが、予定より早く「空の巣」になった。

次男の病院まで、ハイウェイを乗り継いで1時間かかる。毎週1回のお見舞い以外は夫も私もめったに外出しない。子供たちがいなければ、学校やスポーツへの送り迎えもなく、友達の家に送り届けたり、また家に招んだりすることもない。

夫は自室で、私もほとんど主寝室で1日を過ごす。

住人のいない子供部屋はどちらもドアを閉め、階下のリビングルームやダイニングルームでは猫がうろうろしたり、寝そべったりする以外、ほとんど立ち入らない。

このあたりではごく普通サイズの家が無駄に広い。人間の数(2)よりトイレの数(3)が多いのである。

夫と私の二人分の夕食は、手抜きが基準。だいたい夫は肉食で、私は肉を食べないときている。

それに4人分作るのに慣れて、どのレシピも4人分を目安にしているので、急に夫だけ1人分など作れない。ミートソースを作れば、冷凍庫にいくつも保存容器が重なる。ハンバーグはいつもどおりに6個作って、3個は冷凍できる。これは便利。

あるいは、スーパーのデリでハムやターキーのスライスを買っておく。夫でも、これをパンに挟むくらいはできる。

しかし、夫だけのためにステーキを焼くのは、後片付けの手間がかかるばかりで見返りが少なすぎる。マカロニとチーズだって、いつものキャセロールでは作りすぎになる。ケーキを焼いても、私と夫でたいらげては食傷気味になる。だいたい夫は私よりも歩かない。心臓と脳が機能する程度のカロリーでいいのである。私だってそれで十分。

それで、私の食べる魚を二人分にしたり、野菜スープだけだったり、老夫婦の食卓へそれとなく誘導している。ただし、なかなか痩せない。


        *


NYタイムズにイギリスで流行っているというダイエット5:2 dietの話が出ていた。1週間のうち、5日は普通に好きに食べて、2日はほぼ絶食するらしい。効果のほどはともかく、週2回料理をしなくてもいいのは魅力である。ちなみに、イギリスではDietingのことをSlimmingと呼ぶそうだ。

記事では、ガーディアン紙に掲載された体験談に言及していた。それが読みたくなり、またしてもやめときゃいいのに、検索して読み始める。

まったく、インターネットは時間を食い物にする。

いや、歴史ものやダイエット話ならまだいい。一番危険なのはYouTubeの動物ビデオ。あそこは樹海である。いったん足を踏み入れたら、1時間は彷徨って、出て来られない。

どこかで紹介されたビデオ1本のつもりが、見終わると関連ビデオがずらりと並び、ハスキー犬や子猫のあらがえない可愛さで次々と見てしまう。あれを阻止する方法はないだろうか。「おすすめビデオを表示しない」というボタンはどこにあるのか。

このブログも、誰かの貴重な時間を奪っている点では似たり寄ったりか。

気まぐれ更新のぶんだけ、たちが悪い。もっとも、私の購読しているブログのうち、2つは半年以上更新がない。わたしは自分のブログをほったらかしにしておいて、他人のブログの更新を待っているのである。

ただし、Google ReaderのSubscriptionsに入れているので、更新があればそこでわかる(ちなみに購読数は日英入れて10件のみの少数精鋭。こっちもやたらに入れては、ウサギのように増殖して収拾がつかなくなる)いちいちブログを訪れて、「まだだったか…」と落胆せずに済むというありがたいサービス。

ここに無駄足を運んだ人がいないことを願う。


<今日の英語>  

You’ll never know unless you ask.
聞いてみなくちゃ、わかりませんよ。


夫の親族間の伝統であるプレゼント交換がほとほといやになった女性。その習慣をやめるよう夫に頼むのは,わがままだろうか(Is that too much to ask?)と決心がつきかねる彼女へのアドバイス。アメリカ女性でも、こんなことで悩む人はいる。



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 |  生活  |  コメント(1)

Comment

毎日こちらを覗いていました。
10月22日以来で更新されていて少し胸をどきどきさせて読ませていただきました。
ご主人のお体の調子が悪いのか、ご自身のお仕事がお忙しいのかと思っていましたが、次男さんが入院されているとはびっくりです(勝手なイメージで、長男さんよりとてもお元気そうでしたもので)。

一人娘が2歳の頃、肝臓疾患(原因不明)で入院したことを思い出しました。

一日も早いご回復をお祈りしております。


vegas |  2013.03.05(火) 20:29 | URL |  【編集】

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