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夫の勘違い

2012.02.25 (土)


木曜日の午後、長男と郵便局に行った。

帰宅してしばらくすると、長電話の終わった夫が私の部屋にやってきて、長男を呼んだ。

「さて、何を聞きたいかわかるね?」と遠まわしな夫。

「えーと」とクビをかしげる長男を見て、私は「ほら、郵便」と封筒の形を指で作りながら無言で信号を送った。が、気がついた夫は振り向き、「しっ」と睨んだ。そんな大げさなことしなくたって、単刀直入に聞けばいいのに。長男も長男だ。これだけ毎日せっつかれて思い浮かばないとは。

「いま、郵便局から帰ったところよ」と私は夫を無視して、助け舟を出した。

「そうか。一つ。A大学へちゃんと手紙も入れて、登録書類を出したか?」と夫。

「イエス。」

「二つ。翌日配達にしたか?」

「え、マムが普通でいいって」と長男は私に責任転嫁する。「それに、今週は大学が休みだから、誰も受け取る人がいないんじゃない?」

「ハイスクールが冬休みだからって、大学がそうとは限らない。今日は木曜日だぞ」としつこい。

「郵便局の人が、たぶん土曜日、遅くても月曜日に配達ですって言ってたわよ。NYからボストンなんて、すぐじゃない?」と私はなんだか腑に落ちないまま、夫をなだめようとした。

「そうか。でも、月曜日はもう3月1日じゃないか(そのときは私もカレンダーを見ていなかったので、夫のまちがいに気がつかなかった。ほんとうは木曜日なので、丸々1週間先)」と夫はわけのわからないことを言う。

なんで3月1日までに出さなくちゃいけないの?合格通知の手紙見せたでしょ。いつまでに返事と送金するのか、期限は書いてなかったじゃない。5月1日以前なら返金しますってことだけでしょ。」

「長男が3月1日締め切りだって言ったんだ。だから、グランパもぼくもそりゃ早く返事したほうがいいって話したんだよ。」

「ぼくが言ったのは3月31日にAccepted Students Day(合格者向けのオープンハウス)があるってことだよ。ノーマン(長男の願書担当になってくれたA大学職員)のメールに書いてあったから」と長男は焦る。

「その3月31日の話。わたしなんか、今日聞いたばっかりなのよ」と私にもやっと話が見えてきた。「でも、それは締め切りじゃないし、合格したけどまだ迷っている子のために見学させてくれるんでしょ。だいたいなんで3月1日締め切りで納得したの? 合格通知が来たのは2月14日でしょ。2週間で返事しろなんてありえないじゃない。」

ふだんはなんでも先延ばしする夫が、この件に関しては、毎日長男と私をせっついていた理由がようやくわかった。

「いや、ぼくもおかしいとは思ったんだよ。いやに早いな、と。でも、March Firstって聞いたから、てっきりそう思い込んだんだな。こういう日付はちゃんと伝わったかどうか、確認しないとだめだ」と夫は長男のせいだと言いたげだった。

夫は義父ほどではないが耳が遠い。きっとThirty-Firstの後半しか聞こえなかったのだろう。


            *


それにしても、アメリカに生まれて、ここで高校大学に行って、60年近く生活しているのに、なんでこんな誤解をするのか。思い込みはおそろしい。

夫はとことん事務処理に弱い。もちろん長男の大学進学は大きな問題なので、締め切りに間に合わないと心配したのだろう。慣れないことをすると、裏目に出るといういい例である。

ともかく、入学金300ドルと寮の申込金300ドル、計600ドルの小切手はもう送ってしまった。

長男の第一希望だから、結果よければすべてよしなのだが、A大学もこんなに早い返事が来て驚くかもしれない。

残り2校からはまだ合否の通知が届かない。検索してみると、過去にはU大学は3月後半、M大学は4月初旬にやっと連絡があったという投稿も見つかった。

あと1ヶ月か。

公立で州外のM大学ではまず奨学金はくれないだろうが、A大学より4000ドルも授業料の高いU大学にはいくらか希望が持てる。でも、いっそのこと何もくれないほうが、「やっぱりA大学でよかったじゃない」と話がまとまる。

せっかく申し込んだんだから、4校全部に受かったほうが長男の自信につながるだろうと思う。

夫の勘違いのせいで、いらない悩みを抱えてしまった。


<今日の英語>   

Are you still there?
聞いてる? まだいる?


視聴者が電話で参加するラジオ番組で、司会が質問したのに返事がない。まだ電話口にいるのかを確かめたときの一言。



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