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アメリカ医療費の謎 「225ドルおまけ」

2009.04.26 (日)



夫が昨年末にコロノスコピー(大腸内視鏡検査)を受け、その請求書が今ごろ来た。900ドル。

保険会社は、クリニックが受け取るはずのお金を夫に郵送してきた。それが675ドル。保険の処理が早かったので、小切手はずっと前に届いていた。差額の225ドルは co-pay コーペイと呼ばれる自己負担金額である。

検査からすでに5ヶ月が経過していた。今回の請求書は2回目の通知です、と書いてある。1回目のはどうしたんだろうか。郵便のミスか、夫がどこかにやってしまったか。675ドルの小切手を換金したこともすっかり忘れていた。私もクリニックも悠長なものだ。

クレジットカードでの支払い可とあったので、さっそく電話してみた。

「クレジットカードで支払いたいんですけど、電話でもできますか。」と聞くと、

「できます。いまアカウントをお調べしますので。残高は、えーと900ドルですね。ビザですか、マスターカードですか。カードに書いてあるお名前をおっしゃってください。カード番号をどうぞ。有効期限は?」

とお決まりの情報を渡したあとで、

「それでは、マスターカードに675ドルをチャージします。私はオマー。内線は18番です。」

「え? 900ドルじゃないんですか。」

「コーペイは waiver (免除)しました。」

「ほんとに? まー、ありがとう! じゃあ、よろしくお願いします。675ドルですね。」(と、相手の言うことが変わらないうちに、すばやく電話を切る!)

*     *     *

こんなことがあっていいのか!? 割引はうれしいけど、予告なしにその場で225ドルも免除していいのか。私がオマケしてくれと頼んだのではない。むしろ、5ヶ月も未払いだったんだから、利子を払わなくちゃいけないんじゃないのか。

小切手にしろクレジットカードにしろ、もし支払いを郵送していたら、つまりクリニックに電話しなかったら、当然請求金額の900ドルを払うつもりだった。請求書のどこにも、コーペイは払わなくていいなんて書いてない。

クレジットカードの情報を支払い用紙に書いて郵送するのは、危ないと思う。それで、電話で片付けようとしただけなのだ。

支払い処理をしてくれた人は、自分の名前と内線番号まで教えてくれた。たぶん信用できる。

思いつく理由は、

1.この不景気で医療費の踏み倒しが増えている。すっきり払ってくれるお客はありがたい。サービスしよう。

2.クレジットカードで支払われても、限度額を超えたりして、回収できないケースが増えている。確実に回収するために、低めの金額にしてあげよう。

3.クリニックと保険会社のデータベースに配偶者(私)の情報が載っている。私はいままで一度もコロノスコピーをやったことがない。これでいい印象を与えて、私にもぜひこのクリニックを利用してもらいたい。また、夫にも次回の検査に来てほしい。

4.もともと900ドルの検査費は恣意的なものだった(つまり、たいした根拠があって設定したのではなかった)ので、電話をかけてくる人には減額することにした。「大腸がん検査は自己負担なしでできる」とそれとなくPRし、もっと多くの人に検査を受けてもらって、がん患者を減らしたい。

どれもいまいち納得がいかないが、私の推理力はこの程度である。

*     *     *

アメリカでは、杓子定規な日本では考えられないような融通が利くことがある。

長男に虫歯ができたと思いこんで、初めての歯医者に連れて行ったとき、ちゃんと診察してくれたのに、治療する歯はないからと無料にしてくれた。地下室にある排水ポンプが作動しなくなり、プラマー(配管工)に見てもらったら、いったん電源プラグを抜いてもう一度差し込んだだけで、勢いよく流れた。そのときも「おいくらですか。」と聞いたら、あとでお店から請求書が行きますと言いながら、結局タダにしてくれた。普通は、どの修理屋でも足を運ぶだけで50ドルや75ドルは取るのに。

でも、そういうのはいわばサービス業で、歯医者も配管工もこれで私が顧客になったのだから、なんとなくわかる。日本でも起こりうると思う。

コロノスコピーは、リスク要因がなければ、50歳以上の人で10年に1回の検査でいいらしい。それではお得意様になる確率は少ないし、だいたいお得意様にはなりたくない。

なんとも不可解な割引なのだが、2万円相当も得をしたのは確か。ただし、ここはアメリカ。実際にクレジットカードの明細をこの目で確かめるまでは、気を許してはいけないのだ。

もし900ドルがチャージされていたら、即刻オマーくんに電話して、675ドルの間違いだと指摘しなくてはならない。こうなったら、言ったもん勝ちである。


<今日の英語>

Heads or tails?
(コインを投げて)表か裏か。


珍しくコンピュータを離れて、遊戯王カードで遊んでいる子どもたち。何かの順番を決めるのか、コインを投げて、こんなことを言う。当たった人に決定権がある模様。

ふと見ると、日本の100円玉を使っている。どこから探してきたんだろう。アメリカのコインなら、肖像画が彫ってあって、いかにも頭という感じがするけれど、日本のコインは100という数字と桜の花。どっちがheads(オモテ)なの?



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