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やっと終わった

2012.01.20 (金)


先週末、やっと長男の大学入学願書を出し終えた。

茫然というよりは、虚脱である。その後、なにもやる気がなくなったが、今日はブログを書く気になった。

アートを専攻するには、通常の願書に加えて、ポートフォリオを用意しなくてはならない。正式に応募する前に大学に見てもらうことができる。去年の夏に出かけた各大学のオープン・ハウスでも、入学担当者が助言してくれた。

11月半ばには、ニューヨークで開催されたNational Portfolio Dayにも出かけた。予約はできないので、木枯らしの朝早くから長蛇の列に並んだ。1日仕事である。それでも3校の担当者にしか会えなかった。

幸い、最後の担当者はその場でポートフォリオだけ合格にしてくれた。あとは、願書と共に「なぜ自分はこの大学に入りたいのか。なぜアートを勉強したいのか」という趣旨のエッセイを書けばいい。

アメリカの大学入学手続きには、締め切りが複数ある。

高校のガイダンス・カウンセラーにも、夏に見学した大学でも、「とにかく早めに出すように」と言われていた。特に、絵のコースなどは受け入れ人数が少ないのである。

当然、12月1日締め切りのEarly Actionを目指した。

しかし、長男はやることが遅い。英語の先生に見てもらっていたはずのエッセイがまだできていなかった。しかも、ポートフォリオさえ、「まだ出せない」と言い張った。すでに1校では絵だけ先にパスしたのに、

「ぼくはもっといいのができると思うんだ。」

「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。あっちだって、完璧を要求してるんじゃないでしょ。もっといいのって、じゃあどうしてもっと早くから始めないのよ?」と無駄な口論になるだけである。

ともかく他の必要書類だけは手配しておけと命じたところ、なぜかTranscript(成績表)だけ先に志望校に送付されてしまった。申し込む前にそれだけ届いたわけだ。いったいガイダンスは何をしているのか。

Letter of Recommendation(推薦状)は、長男がかなり前に美術と社会科の先生に頼んでいたらしく、ほっとした。しかし、それ以外はすべてもたついていた。


        *


そうこうするうちに、12月1日は過ぎた。

もうEarly Actionはできない。Regular Admissionにするしかない。4校のうち、2校はRolling Admissionという、いわば1年中受付をしている。空きがあれば、いつでも入学できる。高校の1学期の成績さえ出たら、11月でも応募できたのである。

「今年中に出しましょ」と私は長男をせっついた。

ただでさえストレスだらけのハイスクール・シニアにプレッシャーをかけてはいけないと思いつつ、最終締切日なんか目標にしていたら、空きがなくなる。受け付けた順番に見てもらえるので、合格になってもスポットがないということになる。

長男に天才的な才能があり、成績がトップクラスで、ボランティアその他きらびやかなレジュメがあるならともかく、まあ普通に絵が好きでちょっと上手かなというくらいなのだ。

私にまかせっきりにしていた夫も焦り始めた。

「Portfolioだけ合格にしてくれたS大学へ何で出さないんだ?」

「私が知りたいわよ!」

「ジェシカとチャットばかりしているから、こうなるんだ。」

夫と長男の部屋は隣同士で、聞こえるらしい。じゃあどうして、ガールフレンドとのチャットを止めせなかったのよ?(なぜか夫は長男の恋愛に口を出せない。せっかくできたガールフレンドとの仲を壊すのを恐れているふしがある)

何ごとも早めにやり(家事は除く)、計画的な私と違って、夫は予定表も作らず、歯医者の予約にも遅刻する。長男は夫のDNAを受け継いだ。Procrastination(先延ばし)にもほどがある。


       *


イライラ、アタフタしている私を横目に、長男はおっとりしていた。「ぼく、いいアイディアがある。あの瓶を描こう」などと悠長にのたまう。

いったい夏休み以降、3ヶ月間も何をしていたのか。そもそも、ポートフォリオは夏に完成予定だったはずなのに。

エッセイにしても、他のクラスを教えているという英語の先生に手伝ってもらっていたのはいいが、7回も白紙から書いたらしい。構想なしの行き当たりばったり。最終的にまあこれならと先生が言ったのを持ち帰ってきた。私が見たところ、文法の間違いがいくつもあり、段落分けから文章の流れから、まるっきりなってない。スペルミスまであった。

「One-by-oneって何よ? One by oneでしょ」と私。

「ハイフンは先生が入れたんだよ。ぼくじゃない」と長男。

「ぼくじゃない」というのは、長男と次男の口癖のようなものである。アメリカ教育の賜物か、こういうところだけはしっかり主張するので、カチンとくる。

「誰が入れても関係ないじゃない。これはまちがってるの。」 私は言葉の間違いは譲らない。しかも、これは大学に出すエッセイだ。こんなものを長男はそのまま提出しようとしていたのか。眩暈がした。

「ミセスAは、カレッジレベルのクラスだけ教えてるんだよ。」 長男はすでに何度も書き直しして、うんざりしているらしい。それは本人のせいなのだが、わかっていない。

優秀な先生だと暗に言われても、私は英語を学問として勉強したのだ。それに、アメリカ生活でネイティブスピーカーの英語、とくにwritingがどれほどテキトーなのかを知っている。

ネットで調べたら、やはり私が正しかった。念のため、次男にも確かめた。

そして、やっとのことで長男を説得し、訂正させた。

エッセイ自体もなんだか焦点がはっきりしない。こんなものに何週間かかっていたのか。たった300あるいは500語、1校は150から200語。1枚程度である。なぜ書けない?「私のブログのほうが長いわよ」と比較の対象を持ち出してみたが、書くのが苦手な長男は苦労していた。これで大学でついていけるのか。

最初は1つのエッセイをベースにして、どこの大学にも使えると思っていたが、M校にはまた最初から書き直させた。もはや英語の先生にアドバイスをもらう時間はない。それに、私はミセスAの能力に疑問を持った。先生も大勢の生徒から頼まれて、いちいち細かく指導できないのだろうが、だったら私がじっくり見たほうがいい。

それにしても、推敲や編集とは縁のない子である。書きっぱなしで私に持って来る。「私のブログだって読み直してるのに」と呆れたが、「おかあさんは書くのが好きだからだよ。」 そういう問題か?


        *


長男がモタモタしている間に、願書は私がすべて入力した。提出する前に長男と二人で見直せばいいだけにして、保存しておいた。

子供の大学入学に際してhelicopter parentがどうかを診断するテストを見たら、「親が願書の入力をする」という項目があり、「子供にやらせなさい」とのことだった。しかし、長男の場合は、それでは間に合わない。

長男の志望大学はCommon Applicationを使っていなかったが、願書はどこも同じようなものだ。名前、住所、ハイスクールの情報、親の情報(親の出身校まで書くところもあった)、どこで当大学のことを初めて聞いたか、何を専攻したいか、寮に入る予定か、課外活動は何をしたか。

こうやって私がお膳立てするからいけないのだが、今一番の目的は大学に入ることである。独立心は大学に入ってから培ってもらうしかない。

やっとのことで、年末にS校へ願書提出。

年度末休暇が10日もあったのに、その後はさらにもたついた。

1月6日にボストンのA校。夏に大学で30分も絵を評価してもらったので(合格はもらっていない)、エッセイすらオプショナルだった。

1月7日にフィラデルフィアのU校。

1月13日にボストンのM校。

どこもオンラインで提出したものの、大学側の受付処理が終わって、コンファメーションが届くのに何日もかかる。学校から提出済みの成績表やら推薦状が届いていないという表示が出たり、長男がアップロードしたはずのポートフォリオも未提出になっていたりした。コンピューターで瞬時に終了すると思っていた私は、またあせった。

締め切りは2月1日だが、すでにたくさんの入学申し込みがあり、返事はまだもらえない。早いところで3週間、遅ければ5週間かかる。

ガイダンスは5~7校に願書を出すようにと話していた。長男は4校しか出していない。どこか1校でも合格してくれればいいが、ふたを開けて見なければわからない。

「いよいよどこにも行けなかったら、カリフォルニアにおいで。アンドリューもこっちのコミュニティ・カレッジに行ってから、オレゴンの大学に編入したから」と義父母が言ってくれた。しかし、長男は家から離れたくないのだそうだ。シカゴすら遠くていやだと言うのに、大陸の反対側で、しかも祖父母との同居は無理である。

あと1ヶ月は落ち着かない日々が続く。本当はまだ終わっていない。


        *


願をかけていたのではないが、なぜかブログから離れていた。

10月から更新が止まっているというコメントが来て、そんなになるのかと驚いた。季刊誌モードである。

画面に広告は出ているし、管理メニューも制限されているようで、コメントの承認もできない。やり方が変わったのか、私がやり方を忘れたのか。この記事を載せたらできるようになるかもしれない。



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 |  子ども  |  コメント(2)

Comment

お帰りなさい。
お体の具合が悪くなくて何よりでした。

何処でも大学受験は大変ですね。アメリカの私立大学はお金がかかると聞いていましたが。息子さんが大学に入るまでにかなりストレスがかかるかも知れませんが、何とか切り抜けられますように。
楓 |  2012.01.21(土) 08:00 | URL |  【編集】

kometto3は本当に頼もしいお母さんですね。
お疲れ様です。
良い結果がでますように!
ひまわり |  2012.01.23(月) 16:38 | URL |  【編集】

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