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ネットのトラブル・メーカー

2011.10.08 (土)


ハイスクールのオープンハウスへ行って来た。

子どもたちの時間割を片手に教室を回るのだが、移動時間3分で教室では8分という慌しさ。

話の下手な先生は、ちょっとした挨拶をしているうちに終了のベルが鳴る。そんなものに参加する意味はないという親も多いらしいが、私は先生の顔を拝むのが目的で毎年出かける。

次男もハイスクールに入った去年からは、長男と次男の時間割を照らし合わせ、より重要と思われるクラスを選ぶ。

要所には道案内役の生徒が待機していて、「ルーム210はここをまっすぐ行って、階段の向こうの左側です」などと教えてくれる。方向音痴の私は彼らがいなければ、とても3分でたどりつけない。

なんとか正しい時間に正しい部屋へ到着するも、サインアップ・シートに記名する段になって、このクラスが長男か次男のか忘れている。2枚の時間割を取り出して、再照合せねばならない。

しかし、これも今回限り。来年からは次男だけのオープンハウスになる。

キンダーガーテンから毎年続いた行事がこうやって少しずつ減っていくと思うと、感慨深い。


         *


教室めぐりの前に、オーディトリアムで10分間ほど校長先生の話がある。

毎回同じような「生徒たちはグレイトで、先生たちはワンダフル」の自画自賛を聞いてもしょうがないと思ったが、他に行くところもないので、後ろのほうに座った。

テニスひじのストレッチをしながら、聞くとも聞かずともいえないふうでぼんやりしていると、時間に押されている校長が「最後に、皆さんに一つだけお願いがあります」と大きい声で呼びかけた。

「容易ではないかもしれませんが、お子さんたちがオンラインで何をしているのか、できるだけ見張ってください。フェイスブック、ツイッター、チャット。インターネットでのトラブルが学校生活に影響を及ぼしています。」

校長によると、昔は校内で起きたような喧嘩やいじめが金曜日の夜から日曜日にかけてオンラインで頻発するのだそうだ。それを受けて週明けの月曜日に学校でゴタゴタが起き、勉強の前にまずそちらの問題を解決しなくてはならないという。

具体的にどういうことがあったのかまで校長は言わなかったが、オープンハウスの日にインターネットにまつわるトラブルがここまではっきり取り上げられたことはなかった。


          *


長男は私が知らないうちにフェイスブックをしていた。

判明したのは半年前。次男は知っていたのに、私には教えてくれなかった。長男も隠していたわけではない。聞かれないので言わなかっただけだそうだ。

私はフェイスブックをやっていないし、興味もないのだが、少し見せてもらった。学校での友だちばかりで、まあ健全である。

カリフォルニアの義母もフェイスブックをしていて、「あなたもやるといいわ! 楽しいわよ。写真をアップしたり、お互いにコメントを残したり、どこで何をしているかわかるし。自分が友だちになりたい人とだけつながればいいのよ」と私に熱心に勧めた。

新興宗教の勧誘と同じである。

実名で日常生活や個人的見解を知り合いに披露する必要性を感じない私は(平たく言えば、めんどくさい・わずらわしい・うっとうしい)、「comfortableじゃないので、やりません」とごまかした。

しかし、長男は義母を友だちに入れてしまって、「グランマがまたコメントしてる!いつもグランマってサインするんだけど、そんなことしなくてもちゃんとわかるよって言ったのになあ」などとこぼしていた。

グランマが長男を監視してくれているようなもので、私は助かる。


       *


次男はフェイスブックをやらない。

あいかわらず、仲良しグループで戦闘ゲームと自分たちの家を作ったりするゲーム(この間はメロンをバーチャル栽培したのだそうだ。食べられない食べ物を育ててどうする?)に忙しい。

宿題もチャットしながらやっている。集中力どころではない。

学校から戻ると、すぐにパソコンの前に座る。そして、「まだ誰も帰ってないなあ」と言う。うちが一番学校から近いので、当たり前だ。しかし5分もすると、「あっ、ジョーが家に着いた」と喜び、パコパコとメッセージを書いて、ケラケラ笑う。

「ちょっと!10分前までジョーと学校で話していたんでしょ。向こうだって、おやつを食べるとか、宿題とかやることがあるんでしょ」と聞くと、「学校でそんなに話す時間、ないの。それに宿題はジョーがパートナーで、いっしょにやらなくちゃいけないの」と言う。

そうやって付き合ってくれる友だちがいるのはありがたいが、やりすぎじゃないかとたまに思う。

「ジョーやニックと学校で会って、それでまたネットで何時間もチャットして、飽きない?」と次男に聞いてみた。

「飽きない。」

「みんな違う大学に行ったらどうするのよ。っていうか、きっとそうなるわよ。」

「それでもチャットするからいいよ。」

昔なら、クラスが違ったり、別の大学へ進んだりすれば、自然と疎遠になったものだが、もはや物理的な距離はあまり意味がなくなってきたらしい。長続きする友情は美しいが、反面いやな過去を断ち切れないんじゃないかといらぬ心配をしてしまう。

先日、次男が妙なことを言った。

「ぼくね、ジョーと会って話すよりチャットのほうがいいの。会うとあんまりしゃべることがないときがある。何しゃべったらいいのか、わからないときがある。」

それはちょっと危ないぞと思ったが、電話より手紙やメールのほうがやりやすい人がいるのと同じか。


       *


次男の英語の先生は、「子どもたちが1ヶ月に何通のテキストをやっているか、ご存知ですか」と親に問いかけた。

2500、4000という声が上がったが、答えは6000だった。1日に200。チャットやツイッターやフェイスブックへの書き込みなど、あらゆるテキストを入れたらそれくらいになるらしい。

先生は、「なぜ人間はこういう形でコミュニケーションを図るようになったのか」を授業のテーマにとりあげ、子どもたちに考えさせると言っていた。

次男のチャット画面を見ると、文法をまるっきり無視していることがある。たとえば、"Where be Joe?"(正しくは、Where is Joe?) 意図的に間違えている。

確かに英語なのだが、私には判読できない部分もある。LOL (laughing out loud) のような省略ならまだしも、もっと別の次元で文法が破壊されているような感じなのだ。

あれで長い論文が書けるのだろうかと心配になる。

なによりも1ヶ月に6000もテキストをしていたら、本を読む時間がなくなる。もったいない!と私は思うが、SNS不参加の人間はもはや少数派なのだろう(ブログもSNSの一つかもしれない。ただし、このブログでソーシャルなネットワークを作っているわけではないのだから、私の場合は当てはまらないと思う)。


       *


久しぶりに不快なコメントが来た。

うまくやった人たち」の記事ついて、私の人間性を批判したものである。内容からして、かなり前から私のブログを読んでいることが伺えた。

私は将来このブログを読み返して老後の楽しみにしようと思っているので、たちの悪いコメントは消した。ついでにお引き取り願った。

公開ブログでは、歓迎できないコメントを受け取る可能性が常にある。

コメントを受け付けなくなったり、ブログそのものを閉鎖したりするケースも見聞きする。

投稿者はもちろん匿名で、正体がばれないのをいいことに、わざわざ私を不快にするような捨て台詞を残す。そんなことを書き送る手間がもったいないと思うのだが、どうしても愚弄したいらしい。

私を批判して悦に入る当人の人間性がどう現れるかについては、まったく自覚がないのである。

なまじ実名だったら(ネットで実名ですと書かれても証拠はない)、そのコメントをそのまま載せたいくらいだが、外国で5年暮らしたことがあるという日本在住の自称「チェリー」さんだった。

ハイスクールじゃあるまいし、こんなブログに悪口を書いて憂さ晴らしするしかないとは。


        *


もっとも「チェリー」さんも、明日会社に行けば「おはようございまーす」と愛想を振りまいて、前の夜にネットで見も知らぬ私のことを悪し様にけなした素振りはこれっぽちも見せないだろう。

たとえば私と面と向かって会うことがあれば、「初めましてー。アメリカは長いんですかー。お子さんたちはバイリンガルですごいですねー」などと、にこやかに話したりするのかもしれない。

しかし、そういう日は来ないのである

私が知っている「チェリー」さんは、何の恨みか知らないが、外国に住む「典型的な日本人女性(「チェリー」さんによるkometto3評)」を非難する機会を伺っていて、ちょっとした言葉の端を捉えては、ここぞとばかりにあげつらう、狭量で攻撃的で惨めな人間でしかない。

田舎で怠惰な生活をしている専業主婦を標的にしなくてもと思うのだが、「してやったり」の気分が味わえたらそれでいいんだろう。

しかし、私のどこが「典型的な日本人女性」なのか。

夫が聞いたら大笑いするにちがいない。


<今日の英語> 
 
I'm not making this up.
作り話じゃありません。


どこかの国で、不法移民を国外退去させられない理由として、「本人を帰国させたらペットの世話をする人がいないため」とされたケースがあったらしい。反移民の政治家が「信じられないでしょうが、本当の話です」と一言。



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 |  生活  |  コメント(5)

Comment

私はblogを書く程の文章力が無いので読む側です。読ませて貰っているblogのコメント欄をたまに覗いたりするのですが誰が書いたかわからない事を良いことに、日頃の鬱憤の憂さ晴らしをするかの様なコメントを見る事があります!第3者からすると滑稽と言うか哀れと言うか…性格悪いんだろうな~と。こんな人間にはなるまいと思いながら見てしまいます。気にしないのが一番だけど、スルーも相手の思う壺かと思うので、今日みたいな記事にするのが一番ですよね。
カズママ |  2011.10.08(土) 02:30 | URL |  【編集】

いつも読み逃げですが愛読させて頂いています。あの記事でコメット3さんの批判するってどういう神経なんでしょうね?例えば誰かを攻撃しているとか、その記事で誰かが迷惑している、という内容ならまだ分からなくもないですが、コメット3さんのまわりを冷静な目で分析している面白い記事なのに。。何でも批判したくなるかわいそうな人なんだと思います。
私もNY10年、アメリカ人と結婚して3年になりますが、コメット3さんの視点はいつも率直で鋭いなあと興味深く思っています。
それからいつも思うのですが、息子さんたちとの会話がとても微笑ましいです。特に次男くんは会話の端々から素直で可愛らしいのがうかがえます。
キウイ |  2011.10.08(土) 10:29 | URL |  【編集】

初めまして。

コメントのことが取り上げられているので、初めて私もコメントを残してみようかと。
以前も不快なコメントが来ていましたね。 意見を交わし合いたくて届く反対意見ならともかく、ただ何かをぶつけてくるコメントというのは心地よくないですね。 
私は一月ほど前(かしら?) 何かの調べ物をしていたところコメット3のブログに出会って、それから楽しませてもらっています。 自分の連れは日本人だし、何年いてもこの国の文化に馴染み切れずに過ごすんだろうなぁと想像しながらもこれからの生活もカナダで過ごそうとしています。 なので、子育てもして生活が長いにもかかわらず、どこかまだアメリカでの生活を外から見ているようなお話しが、私にとっては興味深いです。
これからも長く続けられることを期待しています。
きゃおり |  2011.10.08(土) 12:03 | URL |  【編集】

始めまして。愛読者です。
うまくやった人達を読んでcomett3の幸福感がでていていいなぁと感じるました。思わずコメントしようかと思ったくらいです。
タイトルを見た時はどんなずるい手で儲けた人の話なのかと思いました。
でも普通の幸せを掴んだ人。ほっとするお話で、comett3っていい人だなと思いました。
同時にブログにも嘘がない人だろうなとも感じました。
人気ばかり気にする作り話のブロガーには抵抗があります。
私もブログを書いてますが、臆病なので本心を載せるのは怖いです。
だから当たり障りなく皆を楽しくさせるように書いています。(嘘は書きませんよ。)
ブログには人それぞれのスタイルがあるし、意見も違う。
リスペクトしないとね。
Tiffany |  2011.10.09(日) 16:16 | URL |  【編集】

子供とネットの関係

今回の記事を読んで、PC先進国のアメリカでもこのような
問題があるんだな、とわかりました。
日本の場合も中学校からほぼ100%が持っている携帯の
メールや無料ゲームと称して、実はSNSだったりするサイト
(グリーとかモバゲー・・・)でのトラブルが頻繁で、
先生も把握しきれないというのです。
しかも先生や教育委員会の方がそのSNSなどにアカウントを
作っていじめがないか巡回しているのですよ!
先生から真実を聞いてびっくりしました。

わが子は自習中に学校のPCでツイッターをして(呆れますね)
先生にアカウントがばれて過去のつぶやきをすべてプリント
アウトされていました(失笑)
携帯のブログ、プロフ、前略にまつわるトラブルは日常茶飯事です。
困ったものです。

長くなりますが、メールで先生が上げていた問題は、テスト前に
なると、勉強ができる子にクラスメートからの質問メールが集中
する為、成績優秀者の成績が下がった事があるということです。
親にも子供が集中して座っていると勘違いしているが、実は
メールに夢中になっているので監視するように、とのお達しでした。

子供も大人もまずはオンラインを使用するためにネチケット講義
でも受けないといけないような世の中なのかもしれません。
ひまわり |  2011.10.11(火) 17:33 | URL |  【編集】

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