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運転免許の更新 後編

2011.09.26 (月)


前編の続き)

雨の中、目医者からDMVへ直行した。

雨のせいか、オンライン化が進んだせいか、お客(?)は12人程度。しかし、短い列に騙されてはいけない。こういうところは、スーパーの遅いレジよりさらに遅い可能性がある。

罰金を払ったり、免停になってやり直したり、住所や名前が変わったり、オンラインで処理できない事情があるからオフィスまでやってくるのだから。

天井にA、B、Cという札がぶら下がっていて、さらに窓口には1番から順に番号がふってある。表示はわかりにくく、たぶんAだろうと推察して並ぶ。

カウンターのすこし奥に、何もしないで、突っ立ったまま、じーっと列を眺めているだけの係がいた。

お役所関係でよく見かける光景である。

長い列ではないが、Aの窓口は2つしか開いていない。なぜ彼女が次の人の相手をしないのか。休憩ならそれらしく、そうでないならせめて忙しいふりだけでもすればいいのだが、まるで品定めをするようにただこちらを見ている。ちょっと普通の目つきではない。

ただ待っているだけで退屈な私の妄想が膨らむ。


         *


幸い、列は順調に進み、私の番が来た。

「免許の更新をしたいんですが」と書類と小切手を差し出した。係りのおばさんは、”Driver's license.”とつぶやく。今の免許を見せろということである。

まるっきりやる気のなさそうなおばさんは、これまた判読不可能な字で用紙に何かを書き、ホチキスで留めて、”Window 11”とあごをしゃくる。

このオフィスはカウンターがL字になっている。ぐるりと歩いて、一番奥の11番窓口へ向かう。

窓口で書類を出すと、おじさんはボールペンで書類に印をつけ、「写真を撮りますから、こっちへ来て」と壁を指差す。

写真? 今? この髪とこの服で?

申込書には写真のことは書いてなかった。私は確実に免許更新をしたいがために、わざわざDMVのオフィスまで出向いたが、郵送やオンラインでやる方法もあった。写真を同封しろという指示はなかったと思う。読み落としたのだろうか。

不可解だが、ここで言い争いをして免許がもらえなかったら元も子もない。

もちろん鏡などないので、あわててレインコートを脱ぎ、髪を手でなでつけた。化粧もしていない。たぶんmug shot(犯罪者の顔写真)になるだろう。デジタルカメラなのに、おじさんは写り具合を見せてはくれない。

11番窓口に戻ると、おじさんは何かをホチキスで止めて、「これを持って、Bの列に並んで」と言う。

ここはソ連なの?!

ソ連に行ったことはないが、彼の地での買い物はこんな具合だったと聞く。

  1. 商品カウンター前の長い列に辛抱強く並ぶ。
  2. 品物を見て、カウンターのおばさんに「xxがほしい」と伝える。
  3. おばさんはxxという商品名を書いた紙をくれる。
  4. その紙を持って、レジの長い列に並ぶ。
  5. レジでお金を払い、レシートを受け取る。
  6. そのレシートを持って、商品受け取りカウンターの長い列に並ぶ。
  7. 運がよければ、その日のうちにxxがもらえる。

なんという非効率。

私を合計3つの窓口へ行って並ばせたDMVもそっくりだ。オンライン化するまでの混雑と混乱ぶりがわかろうというものである。


       *


Bの列に並ぶ。

私の番が来て、11番窓口のおじさんからもらった書類を出し、「あちらで写真を撮りました」と一応伝える。

おばさんは無言でキーボードを叩き、何かを印刷し、私に差し出した。

「テンポラリー・ライセンスです。正式のは10日くらいで郵送されます。」

今の免許証があと1ヶ月以上も有効なので、これは予期していなかった。これさえあれば、怖いものはない。期限は12月半ば。それまでに写真つきの正式の免許証が届けばいいのだ。

大船に乗った気になった私は、やめときゃいいのに、おばさんに質問した。

「写真のことですけど。もし郵送で更新手続きをしたら、写真も同封しなくちゃいけないんですか。オンラインで更新するときは、アップロードするんでしょうか。」

「写真は郵送できませんよ」とおばさん。

「ここに来て更新するときだけ写真が必要なんですか」と私。

「ここでは写真を撮りますよ」となんだか会話がかみ合わない。

おばさんは私の疑問にはまったく興味がないらしかった。私もこれ以上時間を無駄にしたくない。


        *


家に戻って、DMVのサイトを見てみた。

オンラインまたは郵送で更新する場合は、現在の免許に使われている写真をそのまま使うらしい。

10年前の写真?! それで公式の身分証明になるのか?

グリーンカードが10年有効なので、それまでアメリカの(NY州の)運転免許の期限も10年だと思い込んでいたが、実は8年だった。それでも8年前の写真を2回使うと、2回目の期限が切れるころには16年前の写真という計算になる。

その次の更新の際はどうなるんだろう。いくらなんでも、60歳の人が36歳のときの写真を使うには無理がある。

もしかして、デジタル写真を8年ずつ老けさせるテクノロジーを使うんだろうか。

どうもよくわからないが、少なくともDMVの人たちはぜんぜん気にしていない(=どうでもいい)ようだった。

まあ、私も正式の免許証が届けば、それでよし。2019年の秋まで安泰である。


<今日の英語>  

She is almost always in heels.
彼女はほとんどいつもハイヒールを履いている。


ある女性が女友達を評して。たまにフラットシューズを履くと、坂道を上っているような気がするそうな。



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 |  わたし  |  コメント(1)

Comment

DMV

こんにちは。
いつも楽しみに拝見させていただいております。
DMVの写真はオンラインだと、前回のものを繰り返し利用しています。
オンライン更新時、前回と「変りありませんね?」と尋ねられているので、
これが確認なのだと思います(笑)。視力が衰えていないとかだけでは
なくて、容姿も変っていないという意味ではないでしょうか。なんとも、
アメリカらしい対応です。
カリフォルニアのDMVは混雑していて大変でしたが、今居るCTでは、
ほとんど待ち時間はありませんでした。
が、GCの人は、州の変更でも一日以上待たなければなりません。
24時間後に移民局からの確認が着いてからの事務処理でした。
LaceyBlue |  2011.09.27(火) 03:52 | URL |  【編集】

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