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子宮筋腫のその後

2011.08.14 (日)


子宮筋腫の手術をしてから2週間。フォローアップの診察に行って来た。

私が受けたのは、Microwave Endometrial Ablation (MEA) という90秒の施術だった。

開腹手術ではなく、しばらく出血が続く以外はほとんど後遺症らしいものもない。術後は、9割近くの患者が生理時の異常出血から解放される。私のように閉経が近いと、これで完全に生理が止まる可能性も高い。

多量出血に悩まされていた私に、いつもの産婦人科医ドクターCは子宮内膜がかなり厚いことを告げ、3つの選択肢を出した。

まず、Mirena というTの形をした避妊具を子宮に入れる。クリニックでできるが、定期的な交換が必要(これがどれくらい筋腫に威力を発揮するのか、私には納得できなかった。おそらくホルモン剤で出血を少なくするのが主目的だろうと思う。第一、面倒なメンテナンスは嫌いなので却下)。

次にMEA。ブランド名はNovaSure。これを受けると、妊娠できなくなる。

最後が hysterectomy(子宮摘出)。

Mirena と NovaSure については、メーカーのパンフレットをもらった。そして、超音波検査をして2.5センチの筋腫があるとわかり、私は次の予約の前にすでにNovaSure にしようと決めていた。

この施術は3センチ以上の筋腫には適さないそうで、私はなんとか間に合った。こんな方法があるなら、もっと早くお医者に行けばよかったと悔やむ。


       *


日本では、マイクロ波子宮内膜アブレーションと呼ぶ。

2008年12月に先進医療として保険適用されたばかりで、まだそれほど一般的に行われていないらしい。

薬事日報には、こんな説明が載っていた。

マイクロ波子宮内膜アブレーション治療は、経膣的に挿入したマイクロ波アプリケーターによって、子宮内膜を焼灼するもの。外科的操作を必要としないため安 全性が高く、術後合併症も少ない。医療費も子宮摘出術に比べて低額。出血の減少が図れることから、血液凝固異常のある患者の過多月経も、治療することができる。

この施術ができる日本国内の病院によると、局所麻酔で、2~3日の入院が必要だとあった。

私は全身麻酔である。ただし、それほど深くない。

まず手術室に向かう前、準備室で麻酔医が鎮静剤をIVに入れ始めた。私はそれでもう意識がなくなった。その後、本格的な麻酔薬を入れるという話だったが、もちろん記憶はない。手術室にいたのは、実質20分だったらしい。

病院の受付が朝6時半(前日の真夜中から水も食べ物も禁止されていたので、早いほうが助かる。麻酔から目覚めて、ナースが手渡してくれるクラッカーとりんごジュースのおいしいことったらない)。

手術開始が7時半。20分後に回復室へ。

そして、9時半には退院だった。ナースは車椅子を用意してくれたが、私は一人で歩いた。

2日くらい様子を見るのが理想なのだろうが、アメリカではこの程度では半日だって入院させてくれない。


           *


診察室に現れたいつもの産婦人科医ドクターCは、「その後、どうですか」とにこやかに聞いた。

「調子はいいです。まだ少しピンク色の液体みたいなのが流れますけど」と私。

「それはむしろいいことですよ。手術はとてもうまくいきましたし、それが起きるということは治癒が進んでいるということですから」とドクター。

2週間はお風呂に入ってはいけない(シャワーはOK)、セックス(ドクターCは遠まわしに intimacy と言う)もいけない、タンポンもいけない。とにかく中に何も入れてはいけないと退院するときに言い渡されていた。

2週間すればきれいになるのかなと思い込んでいたが、そうではなかったらしい。

内診をしたあと、ドクターCは「もうお風呂に入ってもいいですよ。プールもOKだし、なんでも大丈夫ですが、intimacyだけはあと1-2週間待ってください。」

うちは完全にセックスレスなので支障はないのだが、わざわざ医者に表明することもない。まじめにうなずく。

「手術室でわかったんですが、子宮上部の筋肉の中にも小さい筋腫がありますね。でも、これはそのままにしておいて大丈夫です」とドクターC.

それは初耳である。超音波でも見つからなかったのだろうか。

「ほっておいて大きくならないんですか」と疑い深い私。

「なりません。それに、筋肉の中ですから、取るとなると大掛かりな手術になってしまいます。女性の60パーセントはなんらかの筋腫をかかえてますし、自覚がない人も大勢います。あなたのこの小さいのは、これからもおそらく何の支障にもならないと思いますよ」と、診察室においてあった図解を示すドクター。

まあ専門家が言うならそうなんだろう。万が一大きくなったら、そのときだ。

次回は6ヵ月後。でも、これはフォローアップでなく、毎年の婦人科検診である。当分のあいだ、お医者通いはなくなる。


        *


手術の前日、「ジェシカがおかあさんの手術がうまくいきますようにって」と長男。

「なんであの子が知ってるの?」 

「だって、スカイプしてて、話に出たんだよ。」

まったく長男はおしゃべりである。初めてのガールフレンドで浮かれているのだろうが、私の婦人科の話までする必要がどこにある。私は彼女とはほんの挨拶程度の言葉しかかわしていないが、まあそうやって長男に言ってくれたのは優しいことである。

この話を夫にすると、

「ゾーイも、同じことを言ってたよ。」

なんでルーマニア女が私の子宮筋腫を知ってんのよ?

「ちょっと!私の婦人科手術をどうして他人にしゃべるのよ。やめてくれない?」私はムカッと来た。いくらG氏もからんでいるビジネス仲間だとはいえ、不快だ。

「彼女のお母さんも同じ手術をしたんだそうだ。」

「私の受けたのは最新のハイテク手術なのよ。どうしてルーマニアにそんな設備があるのよ。」

「そりゃルーマニアにだってあるんじゃないかな。よく知らないけど。」

ルーマニア女はあることないこと言うのだ。そもそも、夫はMEAがなんだかもよくわかっていない。仮にルーマニアでMEAが一般的に行われているとしても、そんなハイテク手術を受けるだけのお金やコネがあるなら、なんで夫に獣医に連れて行くお金がないなどと話すのだ。ホイホイ出すほうも出すほうだ。

これ以上追求するのもばからしくなった。

「とにかく、私の体の話をよその人にしないで!」と緘口令を敷いた。

プライバシーもなにもあったもんじゃない
(注:ブログは匿名なので、この限りではない)。



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