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「ズバリ質問!」コーナー

2011.04.15 (金)



老朽化した原子炉を最新モデルと取り替えるという私のアイディアは、やはりド素人考えで実現不可能らしい。

「古い原発をどうするか」で検索したら、その通りのニュース記事があった。

「温暖化ガス削減:古い原発どうするかで苦悩する電力各社」(ブルームバーグ2009/10/09付)。

「東京電力の武藤栄常務取締役は7日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、1971年に運転を開始した福島第一原子力発電所1号機(出力46万キロワット)なども含め既存の原子力発電施設を廃炉せず、出力増強なども視野に入れ有効利用することを明らかにした。武藤氏は老朽化した原子炉について、「30年を区切りとして評価、保守をすれば問題なく60年運転できる」との見解を示した。」

ちょっと、おじさん!なに寝ぼけたこと言ってんのよ?!(このインタビューから1年半が経過した。武藤氏は東電の副社長に昇格)。

「原発の老朽化」で検索したら、東京電力ホームページQ&Aが出てきた。

原子力発電所の老朽化が心配ですが、安全対策は大丈夫なのでしょうか?

「原子力発電所に限らず、一般的に設備や機械は、時間が経過すると徐々に劣化してきます。しかし、性能が大きく低下する前に部品を交換したり、必要な補修をするなどの保守・管理を適切に行っていけば、安全に稼動させていくことができます。
(中略)
さらに、営業運転開始から30年が経過した日以降、10年を超えない期間毎に高経年化に関する評価と長期保守管理方針の見直しやチェックが行われます。また、定期検査毎に行われる通常の定期安全管理審査や保安検査においても、当社が、長期保守管理方針に基づく活動を適切に実施しているかどうかについて、経済産業省原子力安全・保安院によるチェックを受けることになっています。

原子力発電所は、適切な保守・管理を適宜実施するとともに、国の厳しいチェックを受けることで、安全に稼働させることができます。」


そうか! 国は厳しいチェックをしていたのか!

業界では「老朽化」でなく、「高経年化」と呼んでごまかすらしい。


                 *


そして、独立行政法人の原子力安全基盤機構(天下り役人の溜まり場?)の「ズバリ質問!」コーナー

以下抜粋。ちなみに回答者は、東京大学大学院工学系研究科教授の関村直人氏(御用学者?)。

ズバリ質問! 原子力発電所だって長い間使用していたら老朽化するでしょう?

さらに、国による保安検査や国およびJNESによる定期検査、JNESが審査を行い、国が総合評定する定期安全管理審査などさまざまな検査や審査を行い、事業者(電力会社)の安全管理活動が適切であるかどうかを絶えず確認しています。

これら通常保全と追加保全の両輪によって、高経年化対策は慎重かつ確実に行われます。


ズバリ質問! 将来のことなのに、原子力発電所の長期間使用は大丈夫ってどうして言えるの?

日本では30年以上運転している原子力発電所も12ヶ所*あり、これらの豊富なデータが蓄積されています。また評価のために重要な材料の劣化を調べる技術は、世界でも高いレベルにあり、さらにコンピュータによって劣化の進展を予測する方法も格段に進歩しています。このように長期間使用の健全性については正確な評価ができるようになっています。(*2006年12月末現在)

ズバリ質問! 原子力発電所で起きているトラブルの原因は?

原子力発電所で起きるトラブルの主な原因には、設備や機器に使われる材料の劣化などによるものと、例えば組立ミスなどのヒューマンエラーによるものがあります。「材料の劣化」などによるトラブルが減る傾向にあるなかで、最近ではヒューマンエラーによるトラブルの割合が増えている傾向が見られます。「組織の劣化」ともいえるこうしたヒューマンエラー対策に向け、原子力発電所の安全に関わる幅広い知識や技術力を持った人材の育成が積極的に行われています。

成熟期に達したはずの我が国の原子力関係で起きた、組織に起因するトラブルともいえます。このようなデータ改ざんや隠ぺい等は論外です。この問題は、社会に与える影響の大きさから考えると放置できない状態にあり、関係機関、関係者の対策が強く望まれます。ヒューマンエラーによるトラブルの減少は、原子力発電所等の健全な運転に向けた高経年化対策にとって、必要不可欠な課題です。


原子力安全基盤機構と称する組織のウェブサイトで、この他人事みたいな言い草はいったい何?


              *


「原子炉圧力容器の廃炉方法及びそのシステム」という日立製作所の特許志願に行き当たった。私の脳みそでは、さっぱりわからない。

村田浩という人の個人ブログもあった。

大学院で近代西洋哲学を専攻。論文のテーマはデカルト。「大学院修了後、住宅会社に就職し短いサラリーマン生活を体験」。その後、「中学と高校で社会科の講師」をしている人らしい。

出典さえ明記すれば、どのページでも自由にリンクしてよいと書いてあったので、紹介する。

原子力発電は必要か(講義ノート2011)

これは、村田氏が中学校と高校で行った社会科の演習授業の資料で、原子力発電の長所と問題点を挙げている。

生徒への課題は、「自分が原発建設計画の持ち上がった過疎地域に暮らしていると仮定して、この問題を論じてほしい。」 そして、生徒のレポートを賛成派・反対派・保留その他に分類してある。

講義ノートから、老朽化に関連するところを引用する。

------------------------------------------------
8.原発から出る核廃棄物は半永久的に管理しなければならない

   ・使い終わった核燃料棒は、約十万年の間、強い放射線を出し続ける
      → ガラスで固めて鉛の容器に入れ、地下深くに埋めて半永久的に管理し続けることになる
          ↓
   ・日本では、青森県六ヶ所村に放射性廃棄物の処分場がつくられたが、将来的に安全に管理できるかどうかは不明
          ↓
   ・放射性廃棄物の処分費用や管理費用も含めると原子力発電はけっして安上がりではない
      → 政府の発電コストの試算には、放射性廃棄物の処分費用や管理費用は含まれていない

9.古くなって廃棄された原発は、放射能レベルが高いため、再利用できない土地になる

   ・原発の耐用年数は30年~50年
   ・古くなった原発は設備を解体し、跡地を鉛とコンクリートで固めて管理
      → 解体時にも放射能汚染の危険
      → 放射線の量が通常レベルになるまで約100年間管理
------------------------------------------------

これはわかりやすい。そうか、私には中高校生対象の説明がちょうどいいのか。

原発の年齢からして、私は高校の社会科で原発について習ったはずなのだが、何一つ記憶にない。もう一度生徒になったつもりで、この講義ノートを読み直すことにする。




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 |  社会  |  コメント(1)

Comment

「原発がどんなものか知って欲しい」というサイトがあります

http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

平易な日本語で書かれていて、読みやすいと思います。良かったら、御覧下さい。
政治・経済ウォッチが好きな主婦です。 |  2011.04.16(土) 10:49 | URL |  【編集】

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