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次男のトライアウト顛末記

2011.04.07 (木)



次男は3年前からテニスを習っている。

うちのハイスクールの varsity(ヴァーシティ=学校代表チーム)は、季節ごとにどのスポーツが活動するか決まっている。男子テニスは春だけなので、やっと tryout(トライアウト=入団テスト)が行われることになった。

テニス・クラブで知り合ったお母さんは、すでに上の子がチームのメンバーになっていた。彼女が言うには、「入りたい人は誰でも入れると思うわよ。ぜんぜん競争って感じじゃなかったし。まあ、うちはもうやめてしまったんだけど。だから、いまはミドルスクールのピーター(下の子)だけ、こうしてクラブでレッスンをしてるの。」

上のお子さんは飽きてしまったらしい。彼女も送り迎えがめんどくさくなり、レッスン代も高いので、無理強いはしなかったそうだ。

「大学入学願書に書けたのに、もったいない!」と思ったが、本人にやる気がないなら続けても意味はない。それに、やめてくれる子がいるから、空きが出る。うちとしてはありがたいのだ。


             *


ハイスクールのウェブサイトに varsity tennis のページがあり、トライアウトのスケジュールや雨天の際の注意事項などが書いてあった。

トライアウトは月曜日から土曜日まで、3時から5時。

次男も私も、そのうちの1回だけ参加してテストを受ければいいと思っていた。他のクラブの予定もあり、結局木曜日に連れて行った。

ところが、実はトライアウトはあってないようなもので、第1週の練習に参加するとメンバーになれるらしいことがわかった。次男は月火水の3日間を欠席してしまったのだ。

私は病歴や緊急連絡先やcode of conduct(行動規範)の書類をぜんぶ学校のナースに渡していた。

事前にナースに聞いたら、彼女が確認して署名した上で、健康管理に関する書類は彼女が保管し、それ以外はコーチに渡すという話だった。

しかし、次男がテニスコートに行くと、コーチは書類を受け取っていなかった。そのために、次男は練習に参加できなかった。すぐに私に電話すればいいのに、次男は2時間もただ見学していただけだったのだ。

5時に迎えに行って事情を知った私は驚いた。久々に「いいかげんなアメリカ人」に遭遇し、怒り狂った。

すぐに、ナースとアスレチック部に電話し、長いメッセージを残した。

それを聞いていた長男が、「おかあさん、弁護士になったらよかったんじゃない?」と真面目な顔をして言った。

わたしは怒っているときに一番英語が流暢で、理路整然と話せるのである。それも自分の利益に直結するからであって、他人の弁護には向かない。


              *


翌朝、学校から電話が入った。ナースかと思ったら、長男だった。

「あ、お母さん?ぼく、いまナースのとこにいるんだけど。」

なんで? また病気?! またお迎え?!

「ぼく、鼻血が出たんだよ。カフェテリアでぼくの後ろに立ってた子がぼくのフードをかぶせて目が見えなくなって、そしたら鼻血が出たの。カフェテリアのモニターの人がナースへ行けって。そしたら、ナースがお母さんに電話してって。」と悠長に話す長男。

あああああ、もおおおおお!

次男の件でイライラしているところへ、どうして長男はこういうことをしてくれるのだ。しかし、そんな説明では何が起きたのか、さっぱりわからない。ナースに代わるように言う。

「ハーイ。たいしたことないんですよ。でも、学校の規則ではそういうことで鼻血が出たら、対応するようになってますから。いま、副校長が調査してますけど、どうも後ろに立っていた子が長男くんのジャケットについているフードをかぶせて、長男くんがもがいていたら鼻血が出たらしいですね。腕が当たったとかじゃないでしょうか。詳しいことは、副校長か電話するはずです。鼻血はたいしたことないですよ。もう教室に戻れると思います。」

いじめでもないらしい。それでもトラブルはごめんだ。明日から長男にはフードなしのジャケットを着せよう。

長男はわりと鼻血が出やすい。ただの偶然だろう。殴られたのでもなさそうだ。


              *


ナースは次男のテニス関係の書類について何も言わないので、私から聞いた。

「あ、あれはもう大丈夫です。ご心配なく。ふつうは私がサインしたらアウトボックスに入れて、生徒が保健室まで取りに来るんですけど。今朝オフィスに届けました。次男くんを呼び出してそちらで受け取ってもらうことになってます。」

「この間、お電話したときは、あなたからコーチへ渡すとおっしゃっていましたけど。」と私。

「ええ、ふつうは生徒が取りに来るんです。でも大丈夫!すべてオッケー」とナース。

「うちはハイスクールのスポーツは初めてなので、そういうことは知りませんでした。テニスチームのウェブサイトにも書いてないし。今後は誰にでもわかるようにしていただけませんか。書類をナースに渡したことは、アスレチックスにも伝言を残したんですけど、コーチには伝わっていませんでした。学校内のコミュニケーションに問題があると思いませんか。アスレチックスのことはあなたの責任ではないかもしれませんが」と私。

「大丈夫です。息子さんは今日からプレイできますから。来年は何もかもスムーズに行きますよ」とナース。

絶対に謝らない。私に違うことを話したのを絶対に認めない。

これ以上話してもしょうがない。長男の鼻血を手当てしてくれたこともあり、お礼を言って電話を切った。

その後、副校長から電話があり、長男にフードをかぶせた子は「長男くんはぼくが座ろうとした椅子の前に立っていた」というわけのわからん言い訳をしていたそうだ。どういうお咎めがあったのか知らないが(プライバシーの観点から教えてくれない)、他人の視界をさえぎる危険性について説明し、二度とそういうことをしないと約束させたそうだ。

その子は長男より1年下で中国系アメリカ人。長男は顔を見たことがある程度だったという。白人がほとんどの学校でアジア系はマイノリティだから目立つ。まったく馬鹿なことをしてくれる。


             *


しかし、テニスの件はこれでは収まらない。ナースの言い分だけでは信用できないのだ。

今度はアスレチックスに電話をした。これで3回目である。初めて人間が出た。

「テニスのトライアウトの件で昨夜も伝言を残しましたけど、誰からも返事をいただいていません。ウェブサイトにはコーチの連絡先すら載っていませんし、いったいどうなっているんですか。月曜日にも書類のことで留守電に入れたのに、コーチにはぜんぜん伝わっていませんでした」と私。

「昨夜のメッセージはいま確認したところです。月曜日のメッセージは受け取っていません。コーチは2年前に学校をリタイヤした人ですから、サイトに載ってないんじゃないでしょうか。私は教師ではなくて、セクレタリーです」と若い女性の声。

こっちも同じだ。すみませんの一言が出ない。

アメリカ生活に慣れてこんなもんだろうと思っている私は、ふだんなら「またか」と流せる。しかし、今回はカチンと来た。

「連絡先はこのアスレチックスなんですよ。ハイスクール・スポーツの監督部門じゃありませんか。テニスのトライアウトの説明もわかりにくいし、そちらからコーチに伝言を伝えてくれないなら、どうすればいいんですか。コーチの電話とメールアドレスをください。」と怒りを抑えつつ、まくし立てた。

「彼のメールアドレスは学校のシステムのものですが、学校のサイトからは直接メールできません。もうリタイアした人なので、ディレクトリには入ってませんから。これをタイプしてください。」と秘書。

それでウェブで見つからなかったのか。しかし、そんなことはどうでもいい。私は連絡先がほしいのだ。

そうして、やっとメールアドレスをもらい、コーチにこれまでの経緯を説明するメールを出した。


             *


1時間ほどして、電話が鳴った。コーチだった。

"What can I do for you?" (どういうご用件ですか。)

はあ?! ちょっと、私のメールを読んだんですか? アスレチックスの秘書から聞いてないんですか?

コーチは自分は33年の教員生活を終えて、いまはバスケットボールとテニスのコーチをしているとのことだった。そして、次男くんは今日から練習に参加できると約束した。ただし、16人しか入れないチームであり、練習に出ないと試合にも出られない。次男くんは16番目のメンバーになるだろう。

そして、ウェブサイトにあったトライアウトの説明を書き直し、自分の連絡先もつけ加えたとのことだった。その点については混乱を招いて申し訳ないと言った。

なんだか先が思いやられる。

しかし、次男はその日やっと練習に参加でき、めでたくチームに入ることができた。

前日見ているだけだった次男は、「ぼく、もうテニスやらない!」とぐずっていたのが、お迎えに行ったら張り切っていた。仲良しのアンディもなぜかラクロスをやめて、テニスを始めた。

これからは毎日授業後にテニスがある。テニス・クラブでのレッスンはどうすべきか。それに他のハイスクールで行われる試合には、私が送り迎えをしなくてはならない。

早くGPSを買おう。

アマゾンで見たら、すごく安くなっていて驚いた。しかし、たくさんあって迷う。


<今日の英語>  

That would be a fair statement.
それはもっともな意見でしょう。


NPRのインタビュー番組で、俳優の品行が悪ければ映画制作の保険料が上がるかという質問に対して、誰がどうしたからという断言を避けながらも、ホストの意見を認めたジャーナリストの一言。なんだか客観的に聞こえる、とても便利ないい回し。



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 |  子ども  |  コメント(3)

Comment

ありがとうございます。すみません。いつもご迷惑をおかけして申し訳ございません。  私は一日に何回言うんだか・・
日本に帰ってきたら「すみません」だらけで逆にイライラしますよ~。(^_^;)
それが日本のコミニュケーションなんだろうけど、スクールでも病院でも学校もサービス業だからこの20年位の間にさらに「すみません・ありがとうございます」が増えた気がします。やたら企業は丁寧ですもの。やってもらって当然になっていますから、こっちも仕事中は親切丁寧は当たり前です。


ところで私はこの最近一円一円とクリックを一生懸命?やっていたのに!それなのに今頃気が付いてしまった。
一回クリックだとまじめに思っていた私は本当に一回しかしていなかったんです。
一円寄付するには少なくとも2回クリックが必要!ブログについている所を一回して中のサイトは見ていなかった私が悪い
(+_+)まったく自分のおバカに悲しくなりました。私の様なPCを知らない方の為に「一回クリックして中のサイトをもう一回クリック」がいいわ!ってそんな事もわからないのは私だけ!?トホホです。
「午前11時の日課」で、なんだかクリックの仕方が違う感じがして気が付きました。
りんご |  2011.04.07(木) 00:59 | URL |  【編集】

りんごさんのコメントを読んで驚きました。私も1回ロゴマークをクリックしただけです。という事は今までの分、まったくカウントされていないという事なんですね。
「1回クリックするだけで1円募金できます。」と書いてありましたから、まじめにその通りと思っていたのですが・・・。サイトの中をクリックしないと募金されたことにはならないというのは常識なんでしょうか。まったくの初心者もいるという事を忘れないで欲しいです。
ひいろ |  2011.04.07(木) 04:39 | URL |  【編集】

クリック募金の説明

クリック募金についての説明を以下のとおり修正しました。

「下記サイトで協賛企業のリンクをそれぞれ1回クリックするだけで1円ずつ募金できます。JWordでは6社、イーココロ!では12社(うち大震災支援は1社)が実施中。」

説明が足らず、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。私も初心者ですが、そこまで気が回りませんでした。

できれば、JWordとイーココロ!のバナーをクリックして出てくるページを一通りお読みください。

JWordのページより:
「クリック募金はこちらから」(画面中央、緑色で表示)
「下記にご紹介しているクリック募金協力サイトを訪問(クリック)するだけで、1クリック1円を寄付することができます。」(その下にある観光、旅行、無料掲示板などをクリック)

イーココロ!のページより:
「毎日、無料でできるいいこと。クリック募金」(画面上部、緑色の表示。その右に「クリック募金先を選ぶ」-「クリック募金する」-「募金完了」という表示が回りながら出ています)
「実施中のクリック募金」(画面左下に緑色のバナーで表示、その下に12件の支援先リスト)
Q&A (http://clickbokin.ekokoro.jp/qa.html)
kometto3 |  2011.04.07(木) 07:31 | URL |  【編集】

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