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子連れでモールへ

2011.03.06 (日)



子どもたちの日本のパスポートがもうすぐ切れるので、領事館から申請書書類一式を郵送してもらった。

いつも一番心配なのは写真である。

これまで何度かアメリカで日本のパスポートを申請したが、一度は写真がもう少しで却下されるところだった。スピード写真ではなくて、いわゆるポートレート・スタジオと呼ばれるお店で取ってもらったものだ。安くない。

撮影前に写真のサイズその他の規則を説明し、できあがった写真を規定どおりの大きさにはさみで切った。詳細は覚えていないが、頭の部分が大きすぎたか、余白が少なすぎたかだったと思う。

しかし、うちから領事館へは1日仕事なのである。子どもたちは小さかったし、なんとかしてもらわねばならない。私は情に訴えた。

窓口の人は保証はできないと言いながら、手続きをしてくれた。

ありがたいことに無事にパスポートが手に入った。「アメリカの田舎で撮った写真ねー。困るね、こういうのは。まあ小さい子どもだし、2ミリくらいは免除してやるか。こんなことにいちいち関わっていたら、いつまでたっても仕事が片付かない」とかなんとか、目をつぶってくれたのではないかと想像する。


          *


前の日に一番近いモールにあるスタジオに電話し、パスポート写真なら walk-in、つまり予約なしで撮ってくれることを確認した。1セットでいいのだが、4セットでしか売らないという。1人分20ドル。もったいないが、選択の余地はない。

まず子どもたちを家の近くのヘアサロンへ連れて行った。

一人15ドルの格安サロンで、しかも会員カードのスタンプが貯まっていて、1人分は無料だった。これは幸先がいい。彼らは散髪が嫌いで、なんだかみっともなくなっていたのでちょうどいい。「日本のパスポートはね、髪型もうるさいの」と言いくるめた。

モールへ向かう車中で、Game Stop であれを見たいだの、Apple Store がどうのと、楽しそうな子どもたち。

私は買い物が嫌いで、誰かといっしょの買い物は特に嫌いで、その誰かが子どもだとさらに嫌いになる。最悪なのは、長男と次男の両方を同時に連れて行くときである。次男がおおはしゃぎする。1人だとそうでもないのに、兄と一緒でうれしいのか興奮状態になる。

しかし、写真は必要だし、同時にパッと済ませたい。


            *


スタジオには先客があった。赤ちゃんを連れた夫婦で、パソコンの前で女店員と画像を見ていた。10分ほどで店員に呼ばれ、小さい部屋へ向かう。

「アメリカのパスポート? それともカナダ?」と聞かれたので、「日本のです」と答えた。

店員は「うちはアメリカかカナダのしか撮れません。そういう設定になってます」とそっけない。

「PCでサイズを調整することはできませんか」と領事館の書類を見せた。

「メニューにはパスポート・アメリカ、パスポート・カナダしかないんです。何インチとか数字を入れるようにはなってません。他の国に関しては保証できませんけど、どうします? パスポート写真については返金できません。」

これだけテクノロジーが進歩しているのに、なんでそういうレベルの仕事をするのだ。

「このモールには他にもスタジオがあったと思いますけど、日本の規格に合わせて撮ってくれるところはありませんか」と聞いてみた。

「2軒ありますよ。でも、どこも同じじゃないかしら。使ってる機械もうちと似てるし。」 他のスタジオに客を奪われたら困るという様子はまったくない。たぶん本当のことだろう。

マンハッタンなら日本人向けの写真屋があるというが、写真だけのために子ども2人を連れて1日がかりで出かけるのは考えられない。

もう一度領事館からの書類を読むと、「パスポートの申請に際して提出して頂く写真は国際民間航空機関(ICAO)の勧告に基づいた規格となっています」と書いてある。

店員にアメリカはこの国際規格と同じかどうか聞いたが、彼女は知らなかった。

しょうがない。一か八かでやってみることにした。領事館がどうしても受け付けてくれないなら、写真を撮り直して、あとからそれだけ郵送できるかもしれない。

ところで、カナダとアメリカで写真の規定が違うのか聞いたら、カナダのほうが長いのだそうだ。同じ北米でどうして統一しないのだろう。いや、なぜ全世界統一規格にできないのだ。たかが写真のサイズである。

例によってアメリカだけインチを使っているので、領事館の書類にはセンチをインチに換算した数字も載っていた。アメリカがメートル法に移行できないせいで、こうやって世界が迷惑しているのだが、普通のアメリカ人は知らないんだろうなあと思う。

ともかく2人の写真を撮ってもらい、10分ほどで仕上がった。

指名手配犯とは言わないが、なんだか愛想のない顔だ。私が支払いをしていると、子どもたちが後ろから写真をのぞきこんで、お互いの写真を笑って、けなし始めた。

店員は「もー、あなたたちは!」とケラケラ笑った。そして、「この写真でうまくいくといいですね」と私に言った。40ドル。


             *


これで、その日の一番大事な仕事が終わった。チャイニーズでも食べようかとフードコートに向かう。

Arby's の看板を見つけた長男が、「ぼくチャイニーズじゃなくて、アービーズでもいい?」と聞く。もう何でもいいわよ。もちろん次男も同じものを食べたがる。20ドルを渡して、私はテーブルを見つけて座った。

お店のほうを見ると、2人ともずーっとしゃべっている。お金を落としそうで気になる。私のほうは見ない。私がどこに座っているかもまだ気がつかない。

でも、ちゃんと自分で注文して、こぼさずにテーブルまで持って来られるようになったかと感慨にひたる。

回りには赤ちゃんや幼児連れの家族がたくさんいた。オムツやら玩具やらストローラーは荷物でパンパンになっている。見ているだけで疲れる。私もそうやってモールに来たことはあった。今、もう一度やれと言われても、できない。

子どもたちがローストビーフ・サンドを持って来たので、私はチャイニーズのお店に向かった。

ふだんは平日の午前中にしか来ないので、久しぶりの人込みに圧倒されて気分が悪くなった。これくらいの人数でこの調子では、東京の混雑は厳しい。

いつもの10倍くらいの時間がかかってテーブルに戻ると、彼らはもう食べ終えている。そして、今度はソフト・アイスクリームが食べたいと言う。またお金を持って、2人で Baskin-Robbins に向かった。

うれしそうにアイスクリームを食べる2人。私はもう疲れて帰りたい。でも、彼らはアップルのお店に行こうと言う。

まあ私もiPad2のニュースを聞いて、GPS を買うくらいならそっちを買うべきかと悩み始めてはいたので、付き合うことにする。


         *


土曜日とあって店内は大変な混みようで、小さい子どもから老人までアップルの製品を試していた。独特の熱気が漂う。

私もiPadをまたやってみたが、どうも慣れない。タイプがやりにくい。それに、なんだかスピードが遅い。アップルは高性能じゃなかったの?

「ねえ、なんだか遅くない?」と長男に聞いた。

「おかあさん…、これだけ皆が同じときに使ってるんだよ。自分の家で1人でやるならすごく速いよ。わかる?」と呆れながらも教えてくれた。ああ、そうなの。

その後、イアフォンが必要だということになり、別にここで買わなくてもと思ったが、なんだかよさそうなアップルのイアフォン。リモコンとマイクもついているという。どこがどうなっているのかさっぱりわからない。

次男が兄に自分のイアフォンを取られたとうるさいので、買うことにした。29ドル。

長男が店員に何かを質問し、確認できたところで、「お買い上げですか」と聞かれた。はい、買いますとお店の奥へ移動しようとしたら、店員が携帯を取り出した。そうだ、ここに立ったままで支払いができるのだった。私はクレジッドカードを渡した。

「レシートをメールでお送りしましょうか」 はい、お願いします。

テクノロジーは、あるところにはあるのだ。

3時間の外出だったが、散髪をし、写真を撮り、昼食を食べ、アイスクリームも食べ、イアフォンも買い、ゲーム屋にも寄り(そのためにしっかり自分のDSを持参していた!そういうところだけは抜かりが無い)、まずますである。しかし、子どもを連れて出かけると散財する。

家に戻ってパソコンをつけると、受信箱にアップルからのレシートが届いていた。これはいい。紙ではないから財布が膨れないし、なくさない。

次の課題は、領事館が写真を受け付けてくれるかどうかである。


<今日の英語>  

I've got doubles.
ふたつ持ってる。


友だちとカードを見せ合っていた次男。同じカードが2枚あったらしく、1枚を別のカードに交換した。ダブるは英語の double から来たんだなと改めて思った瞬間。





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 |  生活  |  コメント(2)

Comment

私にも日米国籍を持つ子供がいます。
日本のパスポート写真とアメリカのそれ用ではサイズが違いますが、私の管轄の領事館では「アメリカサイズの写真で受け付けます」と言われました。
実際にアメリカの規格で撮った写真を使って二人の子のパスポートを手に入れました。
ワシントンDCにある大使館が管轄の友人も同じように話してました。

写真の鮮明さも日本の時に比べると「あれ?」って思うようなややぼやけた印象があったので、心配で領事館に問い合わせると「ここはアメリカなので日本とは違ってある程度は大目に見てるので殆ど問題はないです」と返答がありました。
だったらちゃんと領事館のホームページに書いてよーなんて思いましたけど(笑)。

K |  2011.03.08(火) 06:28 | URL |  【編集】

日本のパスポート

アメリカで更新の時,AAAで撮ってもらたった無料の雨用のパスポート写真でギリいけますた!
ちょっとデカめだったけど。

更新するパスポートを洗濯してしまったんだけど,入管のスタンプもにじまず,写真もOKで日本の技術の素晴しさを実感しますた。
★☆★オハラショーコ肉わぁーるど★☆★ |  2011.03.08(火) 16:07 | URL |  【編集】

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