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天変地異

2011.02.25 (金)



ニュージーランドで地震が起きてから72時間経った。

NYタイムズでも報道してはいるが、もう一面には出ていない。

アメリカにとっては、中近東での反体制デモやウィスコンシンの州公務員デモ(両者はいろんな意味でまったく違うのに、なぜか同一視したがるジャーナリストがいて鼻白む)のほうが切実な問題だ。

地震に巻き込まれたアメリカ市民があまりいないのかもしれない。

日本人犠牲者はかなりいるらしい。朝日新聞では今朝もトップニュースだった。

すでに生存者の捜索を断念した現場もあるという話に、たった72時間で見捨てるのかとちょっと驚いた。統計的にそれ以上の時間が経過して無事に救出される人が少ないのだが、もし自分が埋まっていたら無念である。

語学研修中に被害に会った人たちは「英語がやりたい」「英語を話せるようになって海外に住みたい」と言っていたという。

私もその昔、同じような憧れを抱いていたなあと思い出した。もっとも、私は留学どころか、海外旅行をする勇気すらなかった。夫に会うまでパスポートも持っていなかった。

ワーホリでNZに滞在していた人も大勢いたのだそうだ。私は、ワーホリといえばオーストラリアかカナダを想定していて、NZにそれほど人気があるとは知らなかった。NZは地震が多いということも知らなかった。

私は半世紀近く生きてきて、大きい地震に遭遇したことが一度もない。

ニューヨークでは地震はほとんどない。でも、旅行嫌いの私が唯一出かけるところが地震の多い日本と義父母の住むカリフォルニアなので、確率は高いはずだ。

子どもたちを連れて帰国の準備をするとき、「もし日本にいる間に大地震が起きたらどうしよう」とふと思う。私は人生にあまり未練がないほうだが、子どもの一生が短いのは惜しい。でも、そんなことで取りやめるわけにいかない。たいてい旅行のしたくの忙しさで、悩む時間はなくなる。

そして、日本にいる間、地震のことなんかこれっぽっちも考えない。たまに防災無線からピーピーとテストする音が聞こえて、いつ大地震が来てもおかしくないんだなと改めて思う。

実家の母は、非常食や避難袋の準備は何一つしない人である。もし地震が来たらどうするのと聞いたら、「ハイ、それまでヨ。」


            *


私はよくNPRラジオをつけているのだが、定時のニュースで地震レポートが流れるとドキッとする。

英語ではたいていこんな風に始まる。

There was an earthquake...
A major (powerful, strong, big, etc.) earthquake hit...
A 6.3 magnitude earthquake struck...

「どこで?! まさか東京? カリフォルニア? どこか言って!」と不安がよぎる。ほんの1、2秒足らずのことだが、場所がわかるまで緊張する。

日本語ではおそらくこういう言い方をする。

「今日午後xx時頃、xx地方で地震がありました。震度はxx、震源地はxx。津波の心配はありません」

「地震がありました」の前に場所を教えてくれる。

"In Tokyo, a big earthquake hit.." と最初に場所を特定しても文法的に間違いではないが、なぜかその語順では聞かない。

それで、アナウンサーが場所のところを読むまでもどかしいのだ。


             *


私は環境問題にあまり関心がない。

スーパーに行けば、ビニール袋や紙袋をもらう。天然素材の洗剤やオーガニックの野菜は素通りする。暑ければエアコンを入れる。無駄に広い庭で、トマト1つ作らない(作れないというほうが正しい。それに、鹿やリスのサラダバーになると思うと、あほらしくてやっていられない)。

あまり外出しないので、ガソリンは普通の人より使用料が少ないだろうと思う。町のリサイクル・プログラムでは、缶とガラスビンとプラスチックボトルと新聞・ダンボールという4種類の大雑把な仕分けしかしない。

自然現象にはもともと興味がないが、溶け出した氷の上に取り残されている困った顔をした白熊の画像を見て、可愛そうにと同情する。オゾン層に空いた穴が大きくなっていると聞いて、日焼け止めを忘れないようにしようと思う。

その程度である。

しかし、なんだか変だなと思うことが増えた。

猛暑、大雨、旱魃、台風、大雪、いろんなことが極端になってきた気がしてならない。夏の気温は異常に高く、雨が降ると洪水になり、雨が少ないときはひどい旱魃になり、雪が降るときは豪雪で立ち往生する。

異常気象は昔からあったのかもしれない。今はインターネットで情報が逐次流れるために、目立つだけかもしれない。

それにしても、正常値がゼロとすると、昔はプラスマイナス30あたりに留まっていたのが、今はプラスマイナス60くらいに大きく振れているような感じがするのだ。


                  *


私が一番憂うのは食糧危機と水不足なので、天候不良で農作物の出来が悪いというニュースを聞くと不安になる。

アメリカのスーパーで陳列棚が空っぽになるなんてことはない。品質はともかく、いつでも食べ物があふれている。それでも、フロリダとカリフォルニアの天候によっては、イチゴが1パック5ドルもして驚く。「生産地の天候不順で来月まで品不足が予想されます」と張り紙がしてあったりする。いくら機械化しても、やっぱりお天道様のご機嫌次第なのだ。

いよいよになったら、私でも裏庭でジャガイモくらい育てられるかもしれない。

しかし、私は「あなたでも絶対に育てられる。ほとんど何もしなくても大丈夫」という観葉植物やサボテンまであっさり殺してしまうくらい園芸の才能がない。スーパーで野菜を買うと、不ぞろいで見かけの悪いものであっても、野菜を作ってくれる人がいてありがたいとつくづく思う。私みたいな人間だけだったら、人類はとっくの昔に絶滅している。

家庭科では、ちまちましたサラダの作り方でなくて、まず玉ねぎやにんじんの育て方を教えるべきじゃないだろうか。


<今日の英語>  

Try to put it out of your head.
それは忘れるようにしなさい。


「よく吠える犬の隣に住むのは、ジャックハンマー(削岩機)の隣に住むのと同じだ」という新聞記事の入った無記名の封筒を受け取った飼い主。「こんな失礼なことをしたのは、近所の誰かわかっている。どうやって対決しようか」と憤る人に、「そんないやな考えは頭から払いのけて、ご近所さんに謝罪し、犬の訓練士に予約しなさい」というアドバイス。



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 |  社会  |  コメント(1)

Comment

地震

地震がおこったクライストチャーチに住んでいます。
地震の3日前に、大聖堂に行きました。大聖堂で約20人がなくなっているようです。
人間の生死は紙一重だと実感しました。

語学学校の捜索はまだ昼夜を問わず行われています。
KIWI |  2011.02.26(土) 19:14 | URL |  【編集】

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