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アメリカの「化粧水」

2011.02.24 (木)



うちの中の湿度を測ったことはないが、低めなのは確かだ。

真夏の数週間を除けば、戸外も乾燥しているところへ、ほぼ一年中エアコンまたはヒーターが作動している。

夫が暑がりでアレルギー持ちなので、「こんな快適な日にエアコン?」と思うが、しかたない。夫がいないときに、空気を入れ替え、猫のためにデックへ続くドア(網戸つき)を開けてやる。

私は日本に住んでいた頃は、ガリガリに痩せていた。そして、寒がりだった。

アメリカに移住して、だんだんここの気候に慣れたのだが、自分ではわからないものである。

結婚して5年くらいして、10月半ばに帰国したことがあった。湿度と気温でまいっていまい、母にエアコンをつけてもらった。高校生のときは電気毛布がないと寝られなかった私である。

まさか10月にこれほど暑く感じるとは、と驚いた。そして、アメリカに馴染んだんだなあと思った。

それでも、義父母の住む南カリフォルニアへ行くと、「ここはカサカサだわ」と思う。水着を外に置いておくと、何分も経たないうちにパリパリに乾く。そして、いつものどが乾く。いくら水を飲んでも、体から水分が蒸発していくような錯覚にとらわれる。そういうのも、住めば慣れるのだろう。

子どもたちがキンダーガーテンに入ってから、長期帰国は6月から8月の間だけである。(私が)年を取るに連れて、ますます体にこたえるようになった。

飛行機が成田に着陸したとたん、じっとりした空気が体にまとわりつく感じがする。温暖化のせいか、やはり私の感覚が変わったせいかわからない。私は乗り物がきらいで、飛行機から降りたらヨレヨレになる。弱っているところへ、高温・高湿・人ごみのトリプルパンチで倒れそうになるのだ。


             *


去年の10月に、アメリカに来て初めて電気毛布を買った。

電気毛布のスイッチを入れると、妹猫はカチッという音に反応して、私を見るようになった(ちょっと足らない兄猫は、電気毛布の存在自体わかっていない)。それまでも私のベッドで昼寝をしたが、今は確実に電気毛布が下に来るところを選ぶ。

人間は寝る前にだんだん体温が下がって、寝ている間は起きているときより低体温になるのが自然なのだそうだ。だから、電気毛布を付けっぱなしで寝ると、体が混乱するらしい。

それで私も寝る前に付けておいて、寝るときに消す。たまに昼間寒いときには、1時間くらいつけることもある。

快適なのだが、やはり乾燥するのだろう。毎年ひざから下がカサカサになるところ、今年は例年より乾燥度がひどい。かゆくて、知らない間にひっかいた跡もある。保湿クリームが欠かせない。

しかも、私は裸足が好きと来ている。

夏はもちろん、冬も家にいるときはほとんど裸足だ。むしろ夏のほうがエアコンで冷えて靴下を履く。灯油代節約と乾燥防止のために、室内温度は低めにしてある。夫や子どもが文句を言うと、ほんの少し上げる。

それでも冬の間、裸足でいられるのは、家の中が暖かいのだろう。気密性が高いせいかもしれない。


           *


腕や背中も乾燥しているはずなのに、なぜか膝の関節から足首までが一番カサカサになる。

私はわりとよく手を洗う。ご飯を作る人は誰でもそうだと思うが、野菜を洗うところから、肉を触ったり、汚れたお鍋を洗ったりして、片づけが終わるころには手の甲がかゆくなる。それで、バスルームに出しっぱなしのポンプ式ボディクリームをつける。

顔はあまり乾燥しない。それほど塗りたくっているわけでもないのに、もともと脂性が強かったからだと思う。年を取るに連れて、むしろちょうどよくなってきた。今が一番いいような気さえするのだ。老眼でよく見えないのはありがたい。

私は怠け者なので、「お肌の手入れ」なんて恥ずかしくて言えないくらい、手抜きである。

日本食料店で2本まとめて買った「ソフティモ 天然保湿コラーゲン配合洗顔フォーム(美容成分IN)」(日本の製品はほんとうに優秀で懇切丁寧である)で洗って、これもそのお店で買った「ビオレうるおい弱酸水Moisture Lotion」を手でペタペタと塗り、近所のドラッグストアで買った「OLAY Complete all day UV moisturizer SPF15 normal」を塗る。

朝はこれだけ。

夜も同じようなものだが、ビオレの化粧水は貴重なので、1日2回も使うのが惜しい。次回、日本食を買出しに遠征するまで持たせねばならない。

それで、夜はビオレのかわりに、ドラッグストアで買えるニベアのVisage Moisturizing Tonerを使う。

OLAY のローションはどこでも売っているが、夜はお日様に当たらないのでSPFは関係ない。朝晩同じのも芸がないと思い、CeraVe moisturizing lotion を使う。これもドラッグストアで買える、ごく普通のものだが、どこかのサイトでお勧めだったので、ためしに買ってみたら案外よかった。

土台がたいしたことないので、お金をかけてもしょうがないと思う。それこそ費用対効果の点で割りに合わない。一番の理由は、めんどくさいからなのだが。


             *


私がアメリカに来た頃はインターネットもなく、何かを探そうと思えば、自分の足でお店を見て回るしかなかった。

アフリカの奥地ではないので、ドラッグストアに行けばたいていのものは手に入った。唯一、本当に苦労したのは化粧水である。

化粧水を和英辞書で調べると、こんな英訳が載っている。

beauty wash
face lotion
lotion
skin refresher
skin toning lotion
toner

お店にいけば、なるほどそれらしいものを売っている。ともかく使ってみないとわからないので、私はいろいろ買ってみた。しかし、容器の説明を読んで「うーん」とうなってしまう。どうも日本の化粧水とは違う。違うが、それしかないならしょうがない。

たいていastringentと呼ばれる収れん剤が入っていた。保湿が目的ではない。塗るというより、不純物や油脂をふき取るために使う。すっきりするのだろうが、アルコールと一緒に肌の水分が蒸発するのがわかるくらいで、肌が強くない私にはきつすぎた。

アメリカ人の肌は強いんだなあと思った。

アルコール分のない化粧水はほとんどなかった。ニュートロジーナがAlcohol-Free Tonerを出していて、しばらく使ってみたが、どうも違う。なんだかべとつく気がした。

アメリカには日本の化粧水にあたる製品がないらしいことにようやく気付いた。

じゃあ、アメリカ人は化粧水をつけずに、直接ローションやクリームを顔につけているのだろうか。どうもそうらしい。

その後は、日本食料店で日本製のものを買ったり(輸入品なので高い)、帰国したときにまとめて買ってきたりした。

しばらくして、今使っているニベアのモイスチャライジング・トナーに出会った。ピンクの半透明プラスチック容器に入っていて、7ドル以下で買える。しかし、これはいつでもどこでも売っているわけではなかった。見つけると3本は買っていたのだが、そのうち店頭から姿を消した。ネットで調べたら、製造中止になったらしかった。

ニベアに手紙を書いて、「私にはこれしかないんです。ぜひもう一度売ってください」と直訴しようかと思った。

幸い、何ヵ月後かに姿を変えて、同じようなトナーが売り出された。パッケージのデザインも成分も少し変わったが、やはりこれが私が期待する化粧水に一番近い。アメリカではあまり需要がなさそうな製品なので、販売不振で生産中止にならないように、せっせと買うことにしよう。


            *


白人の肌はきめが粗いとよく言われる。

私も渡米前はそう思っていたが、なかなかどうして白人女性でも肌のきれいな人は少なくない。毛穴なんか1つもない、つるんとした肌。若い女性はもちろん、年を取っても、きめの細かい肌の持ち主を見かける。どういうお手入れをなさっているんですかと聞きたくなる。

カリフォルニアのような砂漠性気候にずっと住んだら、多少は傷みが早いのかもしれない。でも、アリゾナに住む姪っ子たちはそろってきれいな肌をしている。

肌の質を左右するのは遺伝だというのが私の持論である。よほど生活習慣が悪ければ、遺伝子の力にも限界はあるだろうが、生まれつき肌が丈夫できれいな人にはかなわない。

それを言い訳に、私はますます手を抜く。化粧水が少なくなると、化粧水は使わない。直接ローションを塗る。

もともと化粧水とローションの違いもよくわからない。化粧水を抜いても、実は何も変わらない気がする。しかし、長年、化粧水を使ってきたので、完全に止めるのはためらう。すっかり化粧品業界に洗脳されているではないか。

化粧水を手作りする人もいると聞く。なるほど原材料は水とグリセリンだから、できないことはない。そのほうが安くあがるだろうし、余計な香料や保存剤が入らないのもよさそうだ。

しかし、私は材料を調達して混ぜるのがめんどくさい。

毎日パックしたり美容液を塗ったり、きちんとお手入れする人から見れば、私はほとんど何もやっていないと同じだろうと思う。

私だってアイ・クリームとかパック(目と鼻のところが切り抜いてある日本製の優れもの)とか、少しは持っているのである。ごくたまに、つまり半年に1回くらい、出してみたりする。しかし、効果がない。続ければ違うのかもしれないが、私は諦めが早い。

もっと皺が増えて、切実になったら頑張れそうな気もするが、たぶんそのときにはもう遅い。それでやっぱり、「今さら遅いわ」と何もしない私が想像できる。


<今日の英語>  

I want to make sure that I have all my ducks in a row.
ちゃんと準備をしておきたい。


ある州裁判所の判事が週末の過ごし方を聞かれて。日曜日の夜に、必ずその週のお膳立てをしておいて、万全の体制で臨むのだそうだ。文字通りには、自分のアヒルをすべて整然と並べる。



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 |  生活  |  コメント(3)

Comment

はじめまして。
私は年に2回1ヶ月ほどオーストラリアに行く生活をしているのですが、あちらの化粧垂事情も同じです。
以前向こうで購入して一度しか使わなかったようなものが、日本でいう拭き取り化粧水らしきものであることに今気が付きました。ベタベタスースー
本当に純粋な"化粧水"ってないですよね。
April |  2011.02.25(金) 22:11 | URL |  【編集】

はじめまして。
私も、化粧水と乳液の役割がよく分からないままなんとなく使っていました。
ある時テレビで、「肌に化粧水をつけるのは植物に水をやるのと同じで、乾いた土にいきなり肥料をやっても何の効果もない」というような話を聞いて、ちょっと納得しました。
それ以来、乾いた土に水を浸透させるべく、たっぷり化粧水をつけてます。
私も基本的には日本食品店で買える化粧水を使っていますが、うっかり切らしてしまって焦ることがたまにあるので、そういう時にはニベアのTonerをぜひ試してみたいと思います。
Lindt |  2011.02.25(金) 23:49 | URL |  【編集】

日本から化粧品を送ってくれるサイトがあります。以前は化粧品送料無料キャンペーンとかあったのですが、最近は使っていないのでどうでしょうか。

http://www.clubjapan.jp/
あみぃ |  2011.02.26(土) 03:18 | URL |  【編集】

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