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アメリカの確定申告

2009.04.12 (日)



私が日本で確定申告をしたのは、一度、歯の治療費が十万円以上かかってしまって、医療費の控除をもらおうとしたときだけである。というのも、日本の会社は源泉徴収だけでなく年末調整もしてくれたからだ。

アメリカでは、一部の例外を除いて、全員が Income Tax Return (所得税申告)をしなくてはならない。私はアメリカ市民ではなく、永住権しか持っていないし、主婦なので銀行や証券会社の利子・利益以外は無収入なのだが、それでも申告の義務がある。

日本の確定申告の締め切りは3月15日。アメリカの Income Tax Return のファイリング締め切りは4月15日。この1ヶ月の差はいったいどこから来るのだろうか。

しかも、アメリカでは特に理由がなくても申告の延長を願い出ることもできる。そのときは、8月15日が提出締め切りになる。それでも申告できないときは、10月15日まで再度延長を願い出ることができる。

10月半ばなどと悠長なことを言っていたら、残り1ヵ月半でその年が終わってしまうではないか。明けて1月には、前年度の納税関連書類が銀行や証券会社から郵便で届き始めるのである。

ただし、4月15日より遅れてもいいのは書類の提出だけで、もしrefund (払い戻し)でなく、owe (支払い義務あり)の場合は、自分で金額を見積もって先に送金だけすることになっている。それを怠ると、未払い分の税金に対して利子を払う羽目になる。なんとも、ややこしい。

*     *     *

夫は、こういう事務処理が苦手である。私が移民ビザでアメリカに来たその年から、ずっと私が2人の申告をしてきた。

当時は、税金計算のソフトウェアがなくて、IRS (国税庁)から届く分厚いパンフレットを隅から隅まで読んで、ワークシートを見て電卓片手に計算した。

私は時間だけはあったし、英語の勉強のつもりでやった。こういうペーパーワークはきらいではなかった。そのうち、夫は中身も確かめず、サインするだけになった。オンラインでできるようになってからは、サインすらしない。

私が死んだら、どうするつもりだろう。

夫は、私と結婚する前のある年、申告しなかったらしく、何年か経ってIRSから通知が来た。私はびっくりして、大急ぎでファイルした。本人は「ああ、そういえば、忙しくて忘れてた。」と平然としていた。

いまは、TaxCut や TurboTax というソフトが40ドルくらいで買える。質問形式なので、Yes/Noで答えたり、会社や銀行から送られる書類を見て、数字を入れたりすればよい。うちは、自宅以外の不動産があるわけでもなし、慰謝料や養育費の支払いがあるわけでもなし、自営業でもない、ごく単純である。それでも、ときどき確信が持てないことがある。

ウェブには情報がありすぎて、かえって答えが見つからない。自分の状況にぴったりあった説明を探すのも至難の業である。

ここまで複雑な税法を理解しているアメリカ人がどれだけいるだろうか。

こんなことを一般市民にやらせ、そのために政府も市民もどれくらいのリソースを費やしていることか。Flat tax (均等税)を推進している人たちの気持ちがわかる。でも、それも金持ち優遇になりそうで、なんとなく納得できないのだ。

私は、ここ数年、TaxCut を使っているが、それでも「間違いがありました。」と税務署から通知が来たことがある。争うのもめんどうだし、市民権のない私は政府と問題を起こしたくないので、言われた通りに追加の支払いをすることにしている。

今年は連邦政府・州政府のどちらからも還元なし。逆に、合わせて4000ドルもの追加納税である。生活費にと思って売った株の利益に課税されてしまったらしい。

「ミドルクラスが一番損だなあ。」とヒシヒシと感じながら、IRS への e-file 送信ボタンを押した。

あと数日で締め切りというのに、夫は「ファイルした? いくら戻る?」とも聞かない。


<今日の英語>

It’s not a pretty picture.
かなりきびしい状況です。


この不景気で、NYC のホテルの客室稼働率が去年同時期の73%から61%に落ちたこと、客室レート平均も$232から$196に下がったことを受けての、NYホテル協会会長のコメント。よく聞くフレーズだが、なぜか辞書には見当たらない。犯罪ものテレビで、現場に駆けつけた刑事に同僚が言う。「ずいぶんひどいよ。」 子どもの美人コンテストの裏側を取材した記者が言う。「えげつないね。」 

これに限らず、いろんな文を読むとニュアンスがつかめます。



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 |  社会  |  コメント(4)

Comment

初めまして♪

Tax Returnの締め切りもうすぐですね!
とてもお勉強になりました。
私は今回が初めてのTax Returnで、全て旦那にお願いしてしまいました。
やはり自分で出来るようにならないと、駄目ですよね・・・(^^;)
来年からは私も自分で出来るように頑張りたいです。
*Soleil* |  2009.04.12(日) 06:27 | URL |  【編集】

初めまして

ランキングから来ました。

私もアメリカ人の旦那に丸投げしてしまいました・・。
旦那は元公認会計士ですが、CPAを離れてから3年以上ブランクがあるので、「毎年変わるし、資格持っててもややこしい」と頭を抱えながらやっていました。

過去のエントリーもいくつか読ませていただきましたが、文章が簡潔にまとめられていてとても読みやすく、共感出来るところも多くありました。
これからも楽しみにしています!
ヨウコ |  2009.04.12(日) 07:49 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

Soleilさん、ご主人がやってくださるなんて、いいですねえ。私にはそういう選択肢はないです…。普通の会社員でシンプルなリターンなら、ソフトがあればできると思いますよ。一度やれば、次からは前年度の情報をインポートしてくれますし、エラーチェックもあるし、私はやりませんが、投資会社から直接データを取り入れることもできて便利です。しっかりした日本人女性のほうが、こういうことに向いてる気がします。やってごらんになれば、案外なーんだと思われるかもしれません。
komatta3 |  2009.04.12(日) 10:31 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

ヨウコさん、ブランクがあるとはいえ、CPAのご主人がやってくださるなら安心ですね。私はド素人ですので、間違いがあってはいけないと思って、以前はIRSのPublicationsを片っ端から読んで何日も考えていました。でも、これならと大丈夫と思ってファイルしたら、払い過ぎや不足になったり、よくわからないけどまあこれでいいか~とファイルしたらOKだったりしたので、最近はなんだか適当になってきました。私なりに正しく申告したんだから、やましいところはない。IRSがauditに来るなら来い!です。おばさんになっただけかもしれません。
komatta3 |  2009.04.12(日) 10:45 | URL |  【編集】

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