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初転び

2011.01.13 (木)



火曜日、ハイスクールでNY州の統一試験 Regents Exam があった。ジュニア(11年生)が対象なので、フレッシュマン(9年生)の次男は登校しない。

「ぼく、アンディの家に行ってもいい?」と次男。

「行かなくていいの。それに、おかあさん、今日は11時に歯医者に行かなくちゃいけないんだから、送っていけないでしょ。」

それであきらめる次男ではない。アンディとチャットしながら、

「10時半からだって。いい? ニックもジョーも来るんだよ。いい?」

どうせ家にいても、アンディの家でもゲームだ。どうせなら友だちと一緒のほうがましか。

「じゃあ、少し早めに行ってもいいですかって聞いて。お母さんが歯医者に遅れないように。」


           *


しかし、結局ギリギリの10時半に到着。

この辺はどこもドライブウェイが長い。アンディの家もそうで、しかも彼のところはガレージ外にいつも車が1台置いてある。ガレージの中に入れないのだ。

ガレージ外のスペースは微妙に狭く、車をバックで動かせない私はアンディの家に行くのが憂鬱になる。雪でなければ道路に停めて歩くところ、先日のブリザードでまだドライブウェイが白い。転ぶのはいやだ。それに早くしないと歯医者に遅刻する。

何度か切り返してユーターンすることにして、ガレージの前まで車を進めた。この家はあまり熱心に雪かきをしない。運転席のドアを開けると、雪の固まりにぶつかった。

すでに次男は助手席から降りて、迎えに出たアンディとしゃべっている。

お迎えは5時だが、今日はテニスがあるので4時半に来ることを伝えねばと、運転席のドアを閉めて歩き出した。

そのとたん、体が宙に浮き、気がついたら地面にうつぶせになっていた。

よりにもよって、上の前歯と唇を打ちつけた。どこかわからないが、体のあちこちが痛い。

"Are you ok?" とアンディ。この子は小さいときから大人みたいな言動をする。次男は何も言わない。私を助け起こそうともしない。

まあ、私もすぐ立ち上がったのだが、うまく話せない。早くも唇が張れてきた。前歯が折れたんじゃないかと触ってみたら、まだそこにある。

「大丈夫、大丈夫。えーと、4時半にお迎えに来るから、お父さんにそう言ってくれない?」と私。アンディのお父さんはセミリタイアしているので、プレイデートの見張りや送迎はたいていお父さんの仕事だ。

「それはかまわないけど、本当に大丈夫? うちには病院並みにたくさん薬があるよ。」とアンディ。

「ありがとう。用事があるから、もう行かなくちゃ。」とよろよろ車に戻った。助手席のドアから入って、運転席へ動いた。また転んではたまらない。


              *


アンディの両親はどちらも弁護士で訴訟のプロなのに、きれいに雪をどかすとかソルトを撒くとか、そういうことに無頓着なのである。

この家だけではない。

私はアメリカに来た当初、家の前の道路で通行人が滑って転んで怪我をしたら訴えられると聞いて、本当に一生懸命雪かきをし、ソルトや砂を撒き、家に来る人には歩くときに気をつけるように呼びかけたものだ。

ところが、なんだか適当な家が多くて、拍子抜けした。こういうとき、ものぐさでいい加減な私でも、真面目な日本人の血が入っていたんだなと実感する。

ドライブウェイはともかく、玄関までの小道には雪が積もったままで、ブーツがのめりこんだのも1回や2回ではない。ようやくたどり着いて、呼び鈴を押すと、「あっらー、ガレージから入ってくれたらよかったのよー。」


             *


歯医者で、歯科衛生士のおばさんが体調はどうかと尋ねる。

「健康状態はいいんですが、ここに来る前によそのドライブウェイで転んで、前歯をぶつけてしまいました。」

「オー、ノー!」

「血は出てないし、それほど痛みはないです。唇が腫れてて、足や腕もうちつけたみたいでそっちのほうが痛いくらい。」

「ともかく、歯を見てみましょうか。ほんと、唇が腫れてますね。赤くなってるし。でも、歯は大丈夫みたいですよ。レントゲンを取らないとわかりませんけど、出血したり痛みが出たら来てください。」

歯のクリーニングを終えて、近くで買出しをして、家に戻った。


              *


一番ひどいのは左の腿の外側で、触ると痛い。肉襦袢は役に立たなかったか。

そして、左上腕と右腕全体。いったいどうやって転んだんだろう。後ろにひっくり返ったことはあるが、前につんのめって顔で受け止めたのは初めてだ。

転倒のダメージは大きい。フィギュアスケーターはあざだらけだろうなあと思う。そういえば、かなり高いところから振り落とされて、脳震盪を起こしたペアの女子選手を見たことがある。私は歩いていてこの程度なのだから、氷上に叩きつけられたらきっと痛いなんてもんじゃない。

夫にも長男にも事情を話し、ベッドに横になった。体の節々が痛くて、横になるのも一苦労。

雪や氷が残っているときは編み上げ式のごついブーツを履くのだが、今回は歯医者への途中だったし、うちのドライブウェイはすでに乾いていたので油断してしまった。そういえば、数年前にスーパーの駐車場で派手にひっくり返ったのも、今日のちゃちなブーツだった。

毎年転んだり、少なくとも転びそうになるのに、1年経つと忘れてしまう。雪と氷の季節が戻ってきて、痛い目に合って、やっと思い出すのだ。

しばらくは慎重になるので、転ばない(ことを願う)。


<今日の英語>  

You'll be sore tomorrow.
明日は痛くなりますよ。


私が凍ったドライブウェイで転んだ話を聞いて、歯科衛生士が一言。夫も同じことを言った。翌日どころか、当日の夜からうったところがズキズキし始めた。左腿は真っ青に腫れている。右腕は背中に回せない。Sore というのは、こういう痛みなのだと実感する。高い授業料である。



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