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たかが5ドル、されど5ドル

2011.01.11 (火)



一番近くのスーパーマーケットの割引クーポンが郵便受けに入っていた。

ストアブランドのベーコンやアップルパイ、袋入りサラダなど、私が買わないものばかりだったが、「$50ドル以上お買い上げの際は5ドル引き券」があった。こういうのが一番うれしい。

週末は買出しに行かなかったし、あさっては再び大雪という予報が出ている。向こう3日間の食料を確保すべく、お店を一回りすると、カートはかなりいっぱいになった。

レジに並び、いつもの顧客カードといっしょに5ドル引きのクーポンを出した。

レジ係は、かなり昔からこのスーパーで働いている中年女性レイナ。

昔のように金額を打ち込むのでなくスキャンするだけなので、誰がやってもたいした違いはない。それでも、慣れている人のほうが安心できる。レイナおばさんはレジ係たちの監督役でもある。トラブルが起きたときに見回るのが本来の仕事らしいのだが、レジが混んでいたので、一箇所増やして自分が入り、私を呼んでくれたのだ。

袋詰め係りはいないので、私が自分でやる。彼女もスキャンが終わったら袋に入れてくれるのだが、シリアルと生クリームを一緒にしていた。私はカートに移しながら、せめて乾いたものと冷たいものを分けた。

クレジットカードをシュッとスライドして(日本語では何と言うのだろうか。滑らせて?読み込ませて?)、支払いメニューからCredit Cardを選び、金額が出たらYesを押す。そして、画面にサインする。

プリンターがカタカタと音を立て、レイナおばさんは長いレシートをくれた。Have a nice day!


          *


私はめったにレシートを見ない。

レジの人は、「今日はxxドル節約できましたよ。」とレシートに印を付けてくれるが、私はその数字を確かめることはない。たいていすぐ財布に入れる。そして、すぐ次の日くらいに捨てる。

しかし、なぜか今日は5ドル引きを確かめようと思った。次の人が並んでいたので、カートを動かして、レジから1メートルくらい離れたところで立ち止まった。

レシートの一番下のほうに、割引分が太字で印刷してある。今日もセール品をいろいろ買ったので、-1.00 とか -0.50 など7件くらい出ていた。

でも、-5.00 が見当たらない。

印刷が少しかすれていたので、私の目が悪くて見えないのかと思い、もう一度よく見たが、やっぱり5ドル引きはされていなかった。

すでに次のお客のものをスキャンし始めていたレイナおばさんに言った。

「エクスキューズ・ミー。5ドルのクーポンを渡しましたけど、ここに出てません。」

レジ係はクーポンを最後にスキャンするつもりで手元に置き、結局忘れてしまうことがたまにある。私の割引券もその辺に置いてあるのだろうと思った。

ところが、私のレシートを確かめたおばさんは、すぐにレジ横の電話を取り、「カレン? ちょっと来て。5ドル・オフのクーポンがおかしいみたい。」とカスタマーサービスを呼んだ。

こういう間違いが起きたら、お客にカスタマーサービス・デスクへ行って交渉しろというのが普通だ。でも、レジに来てくれるなら、ここで待とう。


          *


しばらく待ったが、カレンおばさんは来ない。他のお客の相手でデスクから動けない様子が見える。レイナおばさんは、「これを持って、カスタマーサービスに行ってください。私からカレンに電話しますから。」と私のレシートとクーポンを返してくれた。

クーポンには、赤いボールペンで今日の日付が書いてあり、バーコードのところもぐしゃぐしゃに線が入っていた。レイナおばさんが使用済みの印を付けたのだ。

ということは、彼女はスキャンしたのに、機械が正しく読まなかったのか。

カスタマーサービス・デスクに行くと、前の客のゴタゴタを片付けたカレンおばさんが「どうしたんですか。」と私に聞く。

レイナおばさんはカレンおばさんに、「ちょっと、このお客さんの件、頼むわ。」としか言っていなかった。それでは説明にならない。私が事情を話すと、バーコードが消されたクーポンを手に数字を入力し、私にもう一度ここでクレジットカードをスライドしろという。

画面には Refund $5.00 と出た。私のクレジットカードに直接返金されたことになる。

"Sorry about that." とカレンおばさん。このスーパーの従業員は、わりとあっさり謝罪する。めでたく5ドル引きとなった。


         *


買い物を済ませたあと、じっくりレシートを見直している老夫婦の姿をよく見かけるが、私は早く帰りたいので、そんなことはしていられない。

今回も5ドルだからこそ見たのであって、これが25セントや50セント引きクーポンなら、たぶんそのまま立ち去った。今日のは虫の知らせだったのかもしれない。

家に帰ってレシートを見直すこともたまにはあるが、そのときになってレジの間違いを発見しても遅い。だいたいお店に戻るのがめんどくさい。下手したら、ガソリン代のほうが高くなる。

しかも、いったんお店を出てしまえば、私がクーポンを出したという証拠がない。だから、みんなレジの近くでレシートを調べるのだ。

それにしても、どうしてバーコードが読み取られなかったのだろう。印刷ミスか、まさかお店のコンピュータに5ドル引きクーポンが登録してなかったのか。同じクーポンを出して割り引いてもらえなかった人が他にもいるかもしれない。


             *


ときおり、いくらたくさん買い物しても、袋詰めをしないでじーっとレジを見ている人がいる。

スキャンされた商品は山積みなのに、ぜんぜん袋やカートに入れる気配がない。どうして手伝わないんだろうと不思議だった。そんなのお店の人の仕事でしょと拒否しているのか、私のテニスひじみたいにどこか怪我をしているのか、ただ単にぼんやりしているのか。

もしかして、そういう人たちはレジが間違えないかを見張っている?

「レジで提示価格よりも高くスキャンしたら無料にします」のポリシーもあるし、25セントだって何度も間違いをされたら、積もり積もってかなりの額になる。

アメリカに20年以上も住んで今さらという気もするが、やっぱりレシートはちゃんと確かめるべきか。

いくらコンピュータ化されても、データを入力するのは人間だ。スーパーのようにしょっちゅう価格が変わると、変更が追いつかないこともあるのかもしれない。アメリカなら十分ありうる。

私は物の値段を覚えるのが苦手で、しかも何事もどんぶり勘定。夫に「xxは1個いくら?」と聞かれても即答できないことが多い。あまり値段を見ないで買う。いや、見るのだが忘れる。

他に贅沢をしないし、最後に外食をしたのはいつだか思い出せないくらい、ほとんど家で食べるのだから、食料品くらいほしいものを買いたいと思う。それでも、いちおうは節約を意識しながら買出しをしているのだ。

たかが5ドル、されど5ドル。

【関連記事】
疲労困憊のクリスマス・イブ 2010.12.25
男たちの買い出し 2010.10.19



<今日の英語>

Soderling is growing on me.
ソデルリングが好きになってきた。


ブリスベーンの決勝でロディックを破って優勝したソデルリング。彼の魅力がわかってきたらしいテニスファンの一言。



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 |  生活  |  コメント(4)

Comment

レジでのチェック

Bあやはよっぽどのことがない限り、レジのスキャンを見張っています。日本でもそうでしたが、アメリカのレジは間違っていることが多いし、割引が反映されてないこともあったり、品物が別の棚に並んでいて表示と実際の金額が違うこともたまにあります。
間違いを指摘するとレジ係が調べたりしてかなり時間がかかるんですが、少ない金額でも「そういう間違いを許さない」という姿勢を見せておかないと、適当にされそうで・・・毎回必ず指摘します。
向こうのミスなどで表示よりも安いときは黙ってますが・・・あはははは!!

レジでちゃんとチェックできなかったときはレシートもチェックします。
Bあやの感覚では、買い物3~4回に1回は何らかの間違いがありますね。
Bあや |  2011.01.12(水) 00:53 | URL |  【編集】

私もBあやさんと一緒!
絶対チェックします。
その上、レシートは1年分全部取ってありますよ。笑 後でリターンもOKだし、
家に戻って見つけても、クーポンがその場に無くても主張しますよ。ははは
それが普通に出来る国なんで嬉しいです。
美子 |  2011.01.12(水) 06:29 | URL |  【編集】

あっさり謝罪

謝罪するんですね、アメリカ人。
偏見です(笑)。
私の知る中東の国はバーコードが読み取れなかった商品は読みとれないから同じの持ってきて、って言います。
ビックリしましたけど、1度や2度じゃなかったですよ。それに比べたら相当いいです。EUの某国では、2階のレジがクローズだったんので1階に下りて会計をしようとしたら値札がないから、いくらか確かめてきて、って言われ2階まで走りました。
海外では日本の丁寧さがかえって奇妙に思える事ばかりですね。
ひまわり |  2011.01.12(水) 09:12 | URL |  【編集】

日本語ではカードをswipeすることを「カードを通す」と言うんではないでしょうか。

私はよく野菜の値段が/lbなのか/eachかでレジの間違いに気づきます。

袋の詰め方も豪快で日本みたいに温度や重さや固さを瞬時に判断して詰め分けてくれませんよね。
たぶん |  2011.01.12(水) 16:02 | URL |  【編集】

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