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予感的中

2010.12.23 (木)



子どもたちへのプレゼントが次々と届いた。彼らが学校に行っている間に包装しておこうと、台所のカウンターに包装紙を広げていたら、夫がやってきた。

週1回のカウンセリングに出かける時間である。

これが長男ので、こっちが次男の。めぼしいものはだいたい届き、包装してツリーの下に置くからと説明した。

6フィートもあるクリスマス・ツリーは誰も地下室から出そうとしない。私はそんな大きなものはいらないし、第一だれが毎年やるのよと夫を引き止めたが、夫が「子どものために必要だ」と言い張って買ったのだ(それまでは生の木を買いに行っていた。あまりにも面倒で、ものぐさな私たちには大きなストレスだった)。

それなのに、夫が張り切ったのは購入した最初の年だけ。それ以後は私だけで組み立ても飾りつけもしてきた。

でも、子どもたちがサンタの実体を知り、私の体力がなくなってからは、ずっと箱に入ったまま。

ここ3年は、私が買ってきた50センチくらいのツリーをリビングルームのテーブルに置き、申し訳程度の飾りをつけるだけになった。

クリスマス・ストッキングはトナカイの形をしたホルダーにかけたが、猫が叩き落としてトナカイの角が折れてしまった。今年は階段の手すりに赤いリボンで4足を結びつけた。

玄関のドアには、ボーイスカウトが届けてくれたクリスマス・リースがかかっている。これは生の木でできていて、ドアの外側にある。本物の松ぼっくりとプラスチックの南天の実、それに赤いリボン。かなり大きく、配達してくれて16ドル。

うちの飾りはこれだけ。

ストッキングも、子どもの分はグランマがくれた。彼女にとってはクリスマスその他のイベントがとっても大事なので、私が何もしないだろうと危ぶみ(彼女は正しい)、あれこれ送ってきた。小さかった長男が、私と夫の分がないとサンタが困ると言い張ったので、近くの店で2足追加で買った。

もう子供たちはストッキングの中身などに興味はない。自分が注文した品物がツリーの下にあるかどうかだけが重要なのだ。


           *


夫と私は子どもたちのことで軽口をたたき、夫は「もう出かける時間だ」と靴を履いた。私はラッピング作業に戻った。

でも、夫はすぐには出て行かなかった。

「えーと、ちょっと考えておいてほしいことがあるんだけど。」

ほら来た。続きは聞かなくてもわかっている。私はハサミに集中しているふりをして返事をしなかった。

「150ドル使っていいかな。子犬が産まれたんだって。ほら、あの犬を飼っていた人の。」

はぁ? ルーマニア人の飼っている犬が子犬を産んで、どうしてうちがお金を払わなくちゃいけないのよ。だいたい食中毒で死ぬかもしれないとか騒いで、1ヶ月前に獣医の費用を220ドルせしめたばっかりじゃないの。

あまりに馬鹿らしくて、私は無視した。

「発情期に離しておいたらしいんだけど、何匹か飼ってるから、気がついたら遅かったんだそうだ。」

"Whatever."

アメリカ人が一番イライラするというフレーズで返事をした。どうでもいい。あなたが何と言おうと、私の知ったこっちゃない。勝手にほざいてたら?

夫は「そうか。じゃあ。」と言って、出て行った。


             *


Unpleasant あるいは disgusting というのはこういう気持ちだなと思う。

夫が急にパヴェルへクリスマス・プレゼントを送ろうと言い出したとき、これは伏線だという予感がした。

その日の朝、夫は私にパヴェルに送ったかどうか、また聞いた。私はアマゾンのドイツでギフトカードを買い、彼の誕生日に届くように手配したことを話した。

「どうしてすぐに送らないんだ?クリスマスにあげたらいいのに。」とトンチンカンなことを言った。

「パヴェルの誕生日はクリスマスイブだから、24日でいいのよ。これは、卒業祝いと誕生祝いとクリスマス・プレゼントを兼ねているんだから。」と説明しながら、夫はパヴェルの誕生日なんか覚えていないのだとわかった。卒業のこともよくわかっていない。単なるクリスマス・プレゼントのつもりだったのか。

パヴェルは family friend である。ルーマニア人にはうちの誰も(夫すら)直接会ったことがなく、私は話したこともない。フルネームも住まいも職業も明かされない。夫の怪しげな「友人(たち)」に過ぎない。

私はこの2つの贈り物を結び付けないことにした。

カウンセリングから戻った夫は、「ちょっと考え直して、200ドルにしたいんだけど。」という。

「子犬が全部死にそうだっていうこと?」

「そうじゃなくて、クリスマスプレゼントにしたいんだよ。ATMから出せるかな。」

205ドルしか入ってないわよ。」 こんなこともあろうかと、当座にはこのごろ最低限しか入れていない。しかも、先週100ドル引き出しておいた。

「じゃあ、また他から動かしておいてくれないか。いつごろになる? クリスマスに間に合うかな。」

「3日はかかるんじゃない?」と私。

私はもうノーとは言わない。夫が私にお金の管理をさせないと脅して以来、どうぞお好きなようにという立場でいる。ただし、現金はそうすぐ引き出せないようにしてある。


            *


夕食の前になって、夫が自分の部屋から出てきた。

「ATMから150ドルだけ出す。50ドルは子どもたちから借りる。彼らにはあとで返すよ。」

ルーマニア人とチャットして、クリスマスに贈る約束でもしたんだろう。

そして、本当に次男から30ドル、長男から20ドルを借り、外はもう真っ暗なのに車で出かけていった。ATMに寄って、そのあと200ドルを Western Union で送金するのだろう。

200ドルといえば、ルーマニア人の平均月収200ユーロの75%。子犬の餌(ふつう、母犬が母乳で育てるんじゃないのか?)がそんなにかかるわけがない。だから、子犬の件のつじつまが合わなくなって、クリスマスプレゼントに話を変えたんだろう。

このお金がどういうルートで誰の懐に入るかわからないが、私の知ったことではない。

こんなことでやきもきするのは無駄だと思う。結局、夫はお金の管理などできないし、やりたくもないのだ。

夫はまたしばらく部屋にこもるだろう。そして、私の怒りが収まるのを待って、徐々に顔を出し、話をするようになる。

私はもう怒りとか呆れとか虚しさを通り過ぎた。子どもたちと私の生活を守ることだけを考える。

感謝祭の二の舞にならないように、私は私の大事なことだけをして、夫の愚かな行いに引っ掻き回されないようにしよう。



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 |   |  コメント(9)

Comment

それこそ・・・

いっそお小遣い制にしてはいかがですか?そうすればいちいち聞きたくないこと聞かなくていいだろうし、それ以上は渡さない!!と言うことにできるんじゃないですか?
ネットの引き落としやルーマニアへの送金もその中から全部まかなってもらうようにして。で、歯医者の予約をドタキャンしたらそのペナルティーもお小遣いから払ってもらうとか。

クリスマス、平穏に過ごせますように!
Bあや |  2010.12.24(金) 05:35 | URL |  【編集】

そうですよ。
こんな男は、どうにもならないんだから。
解決方法なんて考えただけで、ストレスになるだけ。

男は一緒に暮らすとみんなこんななのかなと思わないこともないんだよね。
Piko |  2010.12.24(金) 13:15 | URL |  【編集】

それがいいです

折角のクリスマスを大切に過ごしてください。きっと旦那さんに対してはその対応がいいのかもしれません。お酒依存症(ここではルーマニア依存症)だと思って多少の支出は渋々ながらも出す方向で行くのが無難ですよね。
まこ |  2010.12.24(金) 15:45 | URL |  【編集】

パヴェルは family friend !!?
だけどこっそりあなたの浮気相手じゃないですか。
ご家族が知ってる分、ルーマニアへの送金よりましだとでも?
そこのとこ、ご主人が知らない(として)をいいことに、よくそんなにご主人のことばかり、悪く言いますねえ・・・
akira |  2010.12.24(金) 15:58 | URL |  【編集】

どうか静かなクリスマスをすごされますように
ゲスト |  2010.12.25(土) 04:42 | URL |  【編集】

ご主人は知ってるような気がしますよ。

ご主人がブログを書いているわけではないから。
夫婦がお互いを理解しあって、助け合って、なんてことはあり得ないでしょう。
Piko |  2010.12.25(土) 13:34 | URL |  【編集】

応援しています

アメリカ人との結婚生活も子供の成長とともに無味乾燥なものになってきました。4年後に下の子が高校を卒業したら私は帰国を考えています。離婚するかどうかはどちらでもいいです。夫が再婚したいだろうからお金と引き換えに離婚してあげようかと考えていますが。
できれば楽しく残りの人生過ごせたらいいですね。
hajudk |  2010.12.25(土) 15:44 | URL |  【編集】

akira さんに同意かな、、、

出会った頃には純粋な気持ちもあったのでしょうけど、段々パヴェルが夫への復讐の道具にされてるように思えてきました。

あなたの心の平穏を保つために必要な存在なのかもしれないですけど、ファミリーフレンドだからルーマニア人とは違うという主張はちょっと違うかな、と思います。
aiko |  2010.12.25(土) 16:02 | URL |  【編集】

秘密

ご主人もお子さん達も、kometto3がブログをやっているのは知っているんですよね。
お子さん達は、いつかなにかのきっかけで、お母さんのブログを読んでみよう、とか思ったりしないでしょう??(ブログの名前などちょっとの情報で検索できるのだから)

ご主人にいたっては、子どもからブログのことを聞くこともできるし、気転が利く人なら、今は読めなくても(日本語なので、)いざというとき(?)のために、保存くらいしているかもしれない。もし離婚となったら、ブログのせいでもらえるお金が減っちゃいますよ~。

`
TD |  2010.12.26(日) 01:24 | URL |  【編集】

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