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自分で選ぶ健康保険

2010.10.30 (土)



来年度の健康保険を決める時期になった。

夫は3月に職場復帰あるいは退職の決断を迫られるはずなので、たった3ヶ月間で終わりかもしれない。それでも、春までは病気になっても大丈夫だと思うと心強い。

もう慣れっこになったが、アメリカに来た当初は、毎年秋に Benefit Enrollment と称して、いろんなオプションから保険を選ぶことに戸惑った。

会社は複数の保険会社と契約して、従業員に提供する。どういう適用範囲で、自己負担額は何ドルまで、自分が選んだ医者に行けるのか、ネットワークに所属する医者しかだめなのか。まるでカフェテリアのメニューみたいに、自分で考えて選ぶ仕組みである。

コンピュータ化されるまでは、毎年秋に分厚い書類が郵便箱に届いたものだ。
とても全部読みおおせるものではなかった。

夫も私もまあ健康だったので、適当によさそうなのを選び、たいてい毎年同じオプションにしていた。

せっかく会社が提供しているのに、「歯科保険は不要」という選択肢があって驚いた。歯が丈夫で虫歯にも歯周病にも縁がなければ、毎月の保険料を払うよりは年1~2回のクリーニングを自腹でまかなったほうが割がいいのだろう。

歯が弱い私には信じられない話だが、保険というのは「ある日突然悪いことが起きるかもしれない」場合に備えて入っておくものじゃないだろうかと、他人事ながら心配になった。

眼科保険も同じだった。さすがに医療保険には「入らない」という選択肢はなかった。


         *


うちの2010年度の毎月の保険料は

Medical 92ドル
Dental 60ドル
Vision 30.15ドル
---------------------
合計182.15ドル


1ドル81円とすべきだろうが、めんどうなので1ドル100円として、1ヶ月当たり18200円。これは家族4人全員の眼科と歯科も含む医療保険である。つまり、
一人当たり毎月45ドルを払っている計算になる。

年間の自己負担額は一人当たり500ドルまで。家族としての自己負担限度額は1520ドルまで。

さらに医者にかかるたびに Co-Pay という自己負担分があり、ネットワーク内の医者なら20%、ネットワーク外なら40%を払わねばならない。幸い、ほとんどの医者はネットワークに所属している。例外は私の歯医者。

ERや入院、メンタルヘルス、各種検査、処方薬などには、それぞれ細かい規定がある。たとえば、歯科矯正は契約で認められた料金の50%が保険でカバーされるが、最大2500ドルまでとなっている。

大企業の福利厚生なので、アメリカではかなりいいはずだが、世界的に見てどうなのかはわからない。もっとも、10年前、20年前はもっと手厚く、保険料も安かった。

Vision では、年1回の眼科検診のほかに、メガネのフレーム1組が無料(120ドルまで)、基本的なレンズは無料である。私のように乱視があったり、極薄にしたかったり、反射しないレンズを選んだりすると、自己負担の額が増える。

もっとも、私はメガネは保険が効かなくても日本で作りたいので、この保険は目の病気を発見するために入っているに過ぎない。


            *


夫や私はちょくちょく医者にかかるが、子どもたちはいたって健康で、本当に助かる。

年1回の健康診断以外で小児科で診てもらうのは、のどが痛いか、咳が出るときくらい。長男が指を縫う怪我をしてERに連れて行ったのは例外中の例外だ。

長男は目がいいし、2人とも年2回の歯の検診とクリーニングで虫歯はない。長男の歯科矯正は終わったし、もともと歯並びがそれほど悪くない次男の矯正はあと2回程度で終わるはずだ。

子どもが先天性の病気を持っていたり、病弱だったりすると、医療費の負担が非常に大きくなる。親は医療保険のために仕事を辞められない。

健康保険改革法案が通る前には、既往症があると保険に入れないということが普通にあった(中間選挙の結果によっては、法案がどうなるかわからない)。そういう人がレイオフされて健康保険がなくなったら、本当に深刻な状況になる。貯金を使い果たして貧困世帯となれば、メディケイド(低所得者向けの公的医療扶助)の世話になれるが、それもCo-Pay が高いとか、患者を拒否する医療機関があるとか、十分な補償にはほど遠い。

アメリカでは、健康は文字通り「財産」だと思う。


            *


うちは来年度も今年と同じ保険を選ぶつもりでいるが、事務手続きが嫌いな夫は、こんなことも私に一任しているのだ。

休職中の夫は、会社のウェブサイトへのアクセスを制限されている。私は社員ではないので、電話をしても「配偶者にはお答えできません。」と教えてもらえないこともある。

かろうじて11月19日が申し込みの期限だとわかった。保険会社のサイトではまだ申し込みができず、2011年度の保険料がいくらになるのかもわからない。

夫はヘルニア手術の跡がまだ痛むと言い始めた。執刀医のオフィスに電話してくれと死にそうな声で訴える。

「自分で電話すればいいじゃない。英語でしょ。だいたいどれくらいの痛みなのか、私には説明できないんだから。」と言いつつ、さっそく電話すると、来週の木曜日に診てくれるという。

夫は医者の予約を取るのも嫌いなので、ほっておくと年が明けてしまう。確実に保険が使える今年度中に済ませねばならない。

子どもたちにも、「病気になるなら、今年中になってよ。」と理不尽なことを言い、「歯ブラシした?虫歯を治すのに1000ドルはかかると思ってよ。」とでまかせを言う。

保険のことでストレスがたまって病気になる人もいるんじゃないだろうか。


<今日の英語>

Why don't you look it up on the internet?
ネットで調べてみたら?


子どもたちに何か質問されて、説明がめんどくさくなったときの夫の回答。




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 |  医療  |  コメント(1)

Comment

健康保険や年金や税金や面倒な、
その上英語での書類上の事は
全て旦那任せで何も出来ない、、私。
KOMETTO3を尊敬しちゃいます。
ご主人がやらない、、とは言え、
それが出来る事は素晴らしいですね!
美子 |  2010.10.31(日) 13:32 | URL |  【編集】

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