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ぼったくりセラピー

2010.10.28 (木)



整形外科医のドクターFは、私のテニスひじに週3回6週間のフィジカル・セラピーを処方した。

今日は10回目だったので、半分を過ぎたところだ。

うちの健康保険は、年間40回までのセラピーをカバーするとなっているが(それ以上セラピーを受けたい場合は、事前に保険会社の承諾が必要)、いまだにセラピー・センターは一度も請求書を送ってこない。月末にまとめて郵送するのだろうか。

ちょっと心配になって、保険会社のサイトで調べることにした。

先週の時点ではまだ処理中らしく、何のデータも出ていなかった。医療機関と保険会社の両方で事務処理があるので、時間がかかるのは珍しくない。

今日クレーム・センターのリンクを開けて驚いた。

750ドル、475ドル、350ドル、475ドル、400ドル、500ドル。初回から6回目までの請求金額で、6日間で合計2,950ドル!

心臓が止まりそうになった。

1ドル81円として238,950円である。ジムでのエキササイズとネイルサロンのマッサージに毛が生えた程度の施術と玩具みたいな医療器具で、こんなにふっかけるのか。これをぼったくりと言わずして、なんとしよう。


        *


保険会社がカバーしたのは1回あたり60ドル。その日にいくら請求されようが、60ドルに決まっているらしい。そのうち、私の自己負担分は初日だけが28ドルで、2回目からは12ドルになっている。

それでも元の請求額の大きさにたまげた。

差額の690ドルやら415ドルやらは、まさか私に支払い義務があるんじゃないでしょうねと怖くなって、セラピー・センターに電話してみた。

「あなたが払わなくてはいけないのは、保険会社が決めた自己負担額です。」

(あ~、よかった~)それはわかってます。でも、そうすると750ドルの請求に対して60ドルしか支払われないと思うんですけど。

「うちと保険会社の契約でそうなっているので、それでいいんです。」

こどもたちの小児科でも、夫や私の主治医でも専門医でも、確かに請求額の通りに支払われることはない。まず保険会社が認める金額があり、そこから私の deductible やco-pay といった自己負担分を差し引いた金額を保険会社が医者に払い、私は私の分を医者に直接払う。

だから驚くことはないのだが、どうやったらあのエキササイズやマッサージ(これは正味10分)に100ドル単位の請求ができるのか。

あっさり60ドルで引き下がるのも腑に落ちない。請求額と差がありすぎる。いったいどんな契約なんだろう。個々の請求とは別に保険会社からの支払いがあるのだろうか。

しかも、初日を例に取ると、750ドルの内訳がわからない。

いずれも Physical Therapy としか書いてない。その名目のくり返しで、ただ100ドル、150ドルなどの金額が横に出ている。これでは実際何にいくらかかったのかまったくわからない。

Physical Therapy という項目がいくつ続いても、60ドルが適用されるのは最初の項目だけ。あとは 0(適用額ゼロ)で、「認めません」と言う意味のややこしい文章が書いてある。他の日も同様。

セラピーセンターでの医療費明細なのだから、どれも物理療法に決まっている。せめてマッサージとか電気療法とか温湿布とか書くべきじゃないだろうか。

これではスーパーのレシートにすべて「食べもの」と書いてあるようなものだ。

「どうせ60ドルしか払ってくれないから、テキトーに多めに請求すれば?」と最初から投げているセラピー・センターの経理の光景が頭に浮かんだ。保険会社も変だが、医療機関もおかしい。どうしてこんなナンセンスが堂々とまかり通っているのか。不条理が当たり前で、もはや誰も驚かないのか。

まるで不思議の国のアリスの世界。


         *


こういうときはやっぱり検索である。

フィジカル・セラピーのコストを調べてみたが、どこも似たり寄ったりらしい。

アメリカの情報交換サイトでは、普通にジムでできるような運動で600ドルもチャージされたとか、セラピストは他の人の相手をしていて、ぼくはほったらかしにされたのに200ドルだよとか、文句たらたら。中には、最初の請求書でびっくりして、残りの予約を全部キャンセルした人もいた。アイスパックなんかやってもらっちゃだめ!あれで100ドルですって!馬鹿にしてる!氷ならうちの冷蔵庫にあるわよ!

私は保険が適用されると思って、費用はそれほど心配していなかった。

だから、レーザーをやりましょう、超音波もやりましょうとセラピストに言われるたびに黙って従った。「必要な治療だから。」と説明されたら反論できない。

保険がない人はどうするんだろうと思ったら、セラピストに現金払いの割引を交渉したという人のコメントがあった。その人はフィジカル・セラピーの効用を信じていたのだろう。

私はもし保険がなければ、もったいなくて行かない。そもそもセラピーの類は最初から信用していない。我慢できない痛みではないし、腕のストレッチはドクターFが教えてくれた。家で1人でできる。

10回のセラピーでよくなったのかどうかも、はっきりしない。パソコンでタイプするのは痛くないが、包丁やはさみを使ったり、ビンのふたを開けたり、腕を曲げのばししたりすると、わずかにピリッとする。セラピー前とまったく同じだ。

フィジカル・セラピーを「あんなくだらないこと!」と一蹴したドクターBの一言がよみがえる。

ドクターFの指示なので最後まで通うつもりだが、次回のセッションから「これで100ドル。これは150ドルか。」と頭の中で計算しそうである。


<今日の英語>

You are not missing a thing.
あなたは何も見逃していませんよ。


フィジカル・セラピーを続ける時間もお金もなくて途中で止めてしまった人に、「大丈夫。私はあなたとそっくりのひざの故障があって、保険のおかげで週2回2ヶ月間通ったけど、セラピーに行かなくたって、それで何か見逃したとかせっかくの機会を失ったっていうことは全然ないから。自分でエキササイズして、ドラッグストアで売ってるひざ用のブレースをしておけばおんなじことよ。」と経験者がお気楽アドバイス。



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 |  医療  |  コメント(3)

Comment

家の夫がこの間、皮膚科に行ったのですが、凄い額を取られましたよ。
明細には、ドクターに会うだけで、いくらってな感じになってて、ビックリ!
お金が無いと病気にもなれません!
美子 |  2010.10.28(木) 16:12 | URL |  【編集】

保険会社が「払わなくて良い」と言う額でも医療機関側に「保険会社がカバーしない部分は患者に支払い義務があり」という書類にサインさせられていれば、差額の請求をされる可能性はありますよ。その書類はだいたい初診の際、又は毎回サインしているはずです。サインをしないと診てくれない医療機関も多いです。

私もそのようなやりとりで1年近く保険会社と病院との板挟みになり問題解決に取り組みましたが、最終的には元の請求額ではなかったにしろかなりの額を払う事になった経験があります。

私の場合はちょっとした額でしたが、kometto3の場合は金額が大きいようなので、どうかそのような問題が起きませんように。
ゲスト |  2010.10.29(金) 05:36 | URL |  【編集】

以前、腱鞘炎でセラピーに通ったことがありました。スケジュールが合わなくて休んでいる間、治ってしまいました。効果があったか疑問です。でも一回10ドルでそれほど高いとは思いませんでした。ファミリードクターからの手配で行きましたから初診料は加算されていませんでしたし。
長く通うように指示するのは、やはりぼったくり???なのでしょうか?
ゲスト |  2010.10.29(金) 21:07 | URL |  【編集】

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