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アメリカ人の中国語学習熱

2009.04.04 (土)


[アメリカ生活] ブログ村キーワード

次男の通うミドルスクールでカリキュラム・ナイトがあった。来年度(9月)からの教科に関する説明会である。6年生から8年生までの親が、音楽室など広い教室に学年ごとに分かれて、教科主任が巡回してくるのを待つ。

次男はいま7年生。1学年300人なのに、夜7時からの説明会に出席した親は40人足らず。それも、毎回同じような顔ぶれだ。中学ともなると、教育熱心な家とそうでない家とにはっきり分かれてくる。それに、兄や姉が同じ学校に通ったりして、カリキュラムがわかっている人はあまり来ない。

私も行かなくていいかなと思ったが、次男が話を聞いてきてくれと言うので、行くことにした(テキは、私がいない間にゲームをやろうという魂胆だったようだ)。

予想通り、どれも聞いたことがあるような話ばかりだったし、どこのお宅もこのミドルスクールに2年近く通っているので、それほど質問も出なかった。あるテーマを除いては。

それは、中国語。

この町では、チャイニーズレストランとネイルサロン以外ではめったに中国人を見かけない。

ところが、今年度初めて中国語のコースが導入された。中国本土から先生を1人招いて、ミドルスクールの選択科目としたのだ。ただし、外国語としての単位は取れない。それは、スペイン語・イタリア語・フランス語のどれかが必須となっている。

去年の今ごろ、中国語を習いたい人は登録するようにというプリントが届いた。うちは補習校に通っていたし、スペイン語も取っていたし、もちろん英語もある。語学に関してはこれ以上広げたくなかったので、申し込まなかった。

*     *     *

ふたを開けてみたら、予想を大幅に上回る生徒が申し込み、抽選が行われた。中国人の先生については、学校のニュースレターで紹介されていた。本職は教師とあったが、外国人に中国語を教える訓練を受けているとは書いてなかった。任期は一年。ニーハオも知らない子どもにゼロから教えるのだ。

これでは外国語の単位にならないだろうなと思った。カリキュラム・ナイトでも、これは中国のカルチャーを学ぶコースであることを外国語主任が強調していた。おそらく中国語を勉強したことがないであろうスペイン語教師が、親の期待値を下げるのに必死だった。

中国語を学ぶには最低8年かかります。世界で一番むずかしい言葉なんです。中国語というよりも、中国の文化に触れる機会と考えてください。」

その教室にいた唯一のアジア人である私は、

「8年なんて数字はどこから引っ張り出してきたのかね。世界で一番むずかしいのは日本語じゃないの?」

と、そういうときだけ日本びいきになってしまう。

それでも、親たちは、次から次へと手を挙げる。

「うちは今年もコースを取ったので、来年はその次のレベルに進めますね。」
「今度はどんな先生?その人の教育方針は?」
「今年は抽選に洩れてしまいました。来年は優先的に入れてくれるんでしょ。」
「具体的には、どういうカリキュラムが組まれるんですか。」
「今の先生は、来年の先生に引継ぎをする予定ですか。継続的な語学教育が希望なんですけど。」

お金はパワー。日本が経済大国へのし上がり始めたころ、アメリカで日本語学習熱が高まったのと同じ現象が起きている。

補習校をやめてから、日本語や日本人に接する機会が極端に減ったうちの子どもたち。日に日にまどろっこしい日本語になってきた。ひらがなとカタカタがまぜこぜになり、似ているけどやっぱり違う創作漢字を書く。

週2回45分間の授業で、我が子の中国語がものになると信じているアメリカ人の親みたいに、私はおめでたくなれないのだ。

それにしても、アメリカにおける中国の位置付けを肌で感じた日だった。


<今日の英語>

I have nothing else to compare with it.
他に比べるものがないんですよ。


カリキュラム・ナイトに、この学校区で35年間教えて、6月で定年退職する先生がいた。ここは素晴らしい学校区と持ち上げた後、「まあ、私はここでしか働いたことがないし、比較の対象がないから。」とユーモアを交えて締めくくった。



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テーマ : アメリカ生活 - ジャンル : 海外情報

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