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疲労困憊、でも片づけは続く

2010.09.22 (水)



タグセール顛末記を書くつもりでいたが、なんだかそれどころではなかった。

タグセールそのものは天気もよく、お金を盗まれもせず、意地悪なお客も来なくて、まあ無事に終わった。

(初日の午後遅く、white trash そのものの柄の悪い全員肥満した一家6人がやってきた。母娘ともに高校生のときに母親になったらしい、このあたりでは見かけないタイプ。私はそういう人たちと1分も同席したことはない。彼らだけには、すぐにうちの敷地から立ち去ってほしかった)。

ただし、もっと高い値段にすべきだった。事前によそのタグセールを見学して相場をよく調べておけばよかった。処分することで頭がいっぱいで、判断力が鈍っていたと悟ったときにはすでに遅し。まあ片づけの動機と勉強代と考えよう。

他のお宅は家族総出でタグセールの準備をしていたが、夫はやはり道路わきで救世軍が来るのを待っていた。飲み物と本を片手に、椅子に座って。

ご近所の手前、私は恥ずかしかったが、それは頭から追い払って準備に没頭した。

お隣のメアリはもちろん、お向かいのデビーもわざわざ私のところへ様子を見に来てくれた。

デビーとは15分も立ち話をした。本当に1年か、それ以上も会っていなかったのだ。私は気まずくて、自分からは遠くから手をふるだけだった。こんな付き合いの悪い私に、メアリもデビーもほんとうに優しい。私は隣人には恵まれている。

メアリには、夫が勝手に救世軍を呼んだことを打ち明けてあったので、それについても話を聞いてくれ、彼女は同情にあふれた目で私を見て、ハグした。わたしは涙が出そうになり、他にも夫とのことを話したくなったくらいだった。

彼女はお昼ごろにご主人をピザ屋に派遣して、ご近所にピザをふるまった。これもてっきり割り勘だと思っていた私は、「いくらお渡しすればいいんですか。」と聞いてしまった。

息子たちは予想外に働いてくれた。

特に次男。DSをやりながらだけれど、夫を頼りにできない私にとっては、ありがたかった。長男は宿題の合間に何度か顔を出した。「おかあさん、どう? 売れてる?」「だいじょうぶ?」

一日目のお昼ごろには、儲けは彼らに半分ずつあげようと決めた。

ああいう父親なのに、2人は心根が優しい。


        *


2日目の終わりに、片づけの様子を見に来た夫が悪態をつき、次男をしかって泣かせるできごとがあった。

あるおもちゃを私が売ったせいだ。

子どもたちの記憶にないくらい昔の、プラスチック製のものだったが、夫は次男に「おかあさんにこれを売らせるな。」と言い置いたらしい。でも、私は誰も見ていないときに地下室からそれを持ち出した。別に隠すつもりはなかった。1日目にたくさん売れたので、2日目に品物を追加したのだ。

準備より片づけのほうが大変なくらいなのに、夫はFワードを喚きながら、次男を責めた。次男は泣きながら家に戻ってしまった。

「次男のせいじゃない。ぜんぶ私の責任だから、あの子を怒ったってしょうがないでしょ。」

「いや、あいつにこれだけは売るなと指示しておいたんだ。あれは140ドル、いや120ドルはしたんだ。それをいったいいくらで売ったんだ?!」

「そんなに大事なおもちゃだとは知らなかったのよ。だってもう10年は出してなかったでしょ。そんなにほしいなら、もう一度買います。」

夫は怒りが静まらない様子で、家の中に戻っていった。

長男は黙って見ていた。そして、私に「この箱、どうする?」と片づけを再開した。結局、準備は私と長男、次男の3人だったが、片づけは私と長男の2人だけになった。

ご近所の人に夫の怒鳴り声が聞こえたかどうかわからない。でも、初日の朝、救世軍を待っていた夫は、ご近所ではとっくの昔に変人だと思われていたのだ。疲れとあきらめと目の前の片づけ仕事で、私はもう夫の振る舞いがどうでもよくなった。

翌日は救世軍が残りものを引き取りに着てくれる予定だったので、なんとかまとめなければならない。でも、長男は宿題があったので、1時間ほどで帰らせた。

タグセールが終わったのは午後4時。結局すべての片づけが終わったのは、7時半だった。それから私が立てた看板をはずしに車で出かけた。


         *


初日もそうだったが、1日が終わって家の中に戻ると、がっくりした。

疲れたからではない。あれだけ片づけて週末をつぶしてタグセールをしたのに、家の中にはまだ夫の持ち物があふれていたからである。特にリビングルームにはダンボールがいくつもころがり、仕分けできなかったおもちゃが床に散らばっていた。

私は、家にある不用品(夫はそう呼ばないだろうが)の山をほんの少しへこませただけなのだ。

地下室もダンボールや壊れたものが占領していた。これもゴミ袋に入れて、ダンボールは紐でしばっておかねばならない。

疲れていたはずなのに、私はなぜか片づけを始めてしまった。

このまま一気にどうにかしたいという思いと、少しはスペースが取り戻せたという達成感と、タグセールで刺激されたアドレナリンのせいかもしれない。

今日は水曜日の朝だが、タグセールが終わってからの毎日、私は数時間を地下室で費やしているのである。


           *


私が捨てて夫が怒ったおもちゃは、ヨーロッパの水路をモデルにした Waterway というものだったらしい。

夫は「ドイツ製だぞ!」と叫んでいたが、普通にアメリカで買ったものだ。そんなことを言ったら、任天堂は日本製で、レゴはデンマーク製だ。

まだ長男と片づけていたところへ夫がやってきた。

「40ドル。もう在庫はない。ストックしないそうだ。」と吐き出すように言った。オンラインで調べていたのだ。

「じゃあ、eBay かどこかで探すわ。」と私。

「2回も買う気はないね。ぼくはすでに1回買ったんだから。」と夫は切り捨てた。

たかだかおもちゃで、ここまで怒るのか。だったら、ずっと見張っていればよかったのだ。私はともかく、責められた次男やそれを見ている長男がかわいそうになった。タグセールなんかやめておけばよかったと後悔した。

そして、「離婚」が頭に浮かんだ。

結婚なんてこんなもんだと思っている私は、そうそう離婚は考えない。大学進学を控えた子どもたちのこともあり、仕事をしていない自分の経済的無力のせいもある。

でも、おもちゃのことでここまでしつこく責める夫にはほとほと嫌気がさした。

そして、「夫が死んだら、全部捨てるぞ!」と決意を新たにした。


         *


タグセールで腰は痛くなるだろうと予想していたが、それ以上に左足の裏と両足のすねが痛くなったのには驚いた。

何度も階段を上り下りしたり、1日中アスファルトの上を歩き回ったせいか。ふだんの運動不足がたたった。痩せたというよりはやつれた感じだが、少し体重が減った。

しかし、体は疲れていても、片づけをする意欲は続いている。アドレナリンはどれくらい続いて出るんだろう。このまま一気にやらないと、次はいつになるかわからない。

地下室のオイルタンクや洗濯機・乾燥機がある側からおもちゃを一掃しようと思う。すべて夫がガラクタを溜め込んでいるほうへ動かし、目に入らないようにする。そして、境目にはカーテンを吊ればいい。

私が並べた品物を見て、メアリに「いったいこれだけのモノをどこにしまってたの?」とからかわれたが、「実は、うちにはこの10倍以上のガラクタや古い雑誌や本やコンピュータがあるんです。」とはとても言えなかった。

結婚して以来、私はなんとか「見せられる家」にしようと努力してきた。そのために何度も夫とぶつかり、泣いた。

その苦労がなければ、どれだけ精神的に楽だったか。

夫はタグセールの翌日にヘルニアの手術を控えていた。

麻酔のために私が送り迎えをしなくてはならない。だから、夫もいつまでも怒ってはいられず、ましてや私をシカトすることはできない。

それでも、手術の開始時間について前夜から一騒動あったのだが、それはまた別の機会に書く。


<今日の英語>

Don't worry. It's on me.
心配しないで。私のおごりよ。


ピザの値段を聞いた私に、メアリが言った一言。



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 |  生活  |  コメント(9)

Comment

お疲れさまでした

とりあえずタグセールが終わったようですね。お疲れさまでした。
それにしても頑張っているkometto3をよそに邪魔ばかりをする夫にとても悲しくなりました。でも優しい息子さん達をお持ちで良かったですね。彼らは間違いなくkomatta3の味方です。
ひまわり |  2010.09.22(水) 22:33 | URL |  【編集】

Waterway のおもちゃ、家にもありました。
プラスティックの継ぎ目にゴム製のジョイントを使うので、10年も長く使用に耐えるものではないのに。
もし製造中止になっているのなら、ゴムのジョイントも新しいのを買えないですから、使い物にならないはずですよ。

あみぃ |  2010.09.22(水) 23:28 | URL |  【編集】

お疲れさまでした

タグセール、成功したようで良かったですね。
変なお客が来なかっただけでも本当に良かったと思います!

それにしてもご主人の態度・・・。
何の関係もない私でさえ、とっても腹が立ってしまいました。
私はご主人の病気については知識が無いですが、これも病気の影響の一つなのでしょうか・・・。
物に対する執着心が病的だなと思いました。
ご主人が亡くなるのを待たずに、思い切って全部処分してしまったらいいのに!と鬼嫁な私は思ってしまいますが・・・。
でも、kometto3はお優しいので息子さんの事も考えてそんな事なさらないのでしょう。
私も息子さん達はkometto3の味方だと思います!
シロケン |  2010.09.23(木) 00:16 | URL |  【編集】

ほんとうにお疲れ様でした~!!

旦那さん・・・そんなに大事なら鍵かけてる自分の部屋に突っ込んどけば良かったんですよ!!次男君にあたるなんて、どうかしてます。
地下室にコーナーを作って、「触られたくないものはこの中に、ちょっとでもはみ出ているものはkomatta3が好きに売るなり捨てるなりできる」というルールを作ったらいいんですよ。コーナーに入りきらないものは自分の部屋に持っていってもらって。

うちも昨日いろいろあってうちの旦那に不信感が募っています。だから離婚するってわけにもいかないし・・・信頼できない人とこの先ずっとやってかなきゃいけないのかな~と思うと気が重いです。
自分の車を買ったらあちこち遊びに行こう!とそればかり考えています。あははは!

後片付けもしばらく大変でしょうが、ぼちぼち頑張ってくださいね!
Bあや |  2010.09.23(木) 01:23 | URL |  【編集】

お疲れさまでした

Kometto3さん、

お疲れさまでした。大変でしたね。旦那さま、なにかにつけてけちをつけたがるようで、そのおもちゃでなければ、ほかに何かを見つけるんですよ。コントロールフリークですかね...。昔付き合っていた人がそんな感じでした。頭はすごくいいのに.....。

うちもこの数ヶ月、いろんなことがあって別居になりました。心労でやせました。1年後ぐらいには離婚という選択をするかもしれません....。人生っていろいろありますね。がんばりましょう。
Yumi |  2010.09.23(木) 03:51 | URL |  【編集】

お疲れ様でした。
それにしてもご主人、、多分死んでも治りません!笑 
家も離婚したのは、1番下の子が大学を
卒業してからでした。
とにかく子供だけは何とかしてあげたいと自分は我慢出来ましたけど、
離婚に向けて、準備出来る事を着々としてました。笑
離婚がいいとか悪いとかは、言いませんが
自分らしく生きたいと思ってました。
美子 |  2010.09.23(木) 04:54 | URL |  【編集】

旦那さん、最悪!

タグセール、お疲れ様でした。今回の一連のエピソードで、益々旦那さんがアホなばかりか、asshole で mean でpitiful だなと思ってしまいました。英語まざっててすみません。うまい訳がみつかりません。旦那さんが亡くなって、すべてのガラクタを処分する日が来ることをお祈りしています。コメットさんのお子さん達が優しくて、かわいらしくて、素敵なお母さんに育てられたからだなと思います。私はいま1歳2ヶ月の息子の日本語教育の難しさと格闘しています。昼間デイケアで、家では半分夫と英語なので分が悪いです。ですが、コメットさんを目標にあきらめずに頑張ろうと思います。またお子さん関係のブログ楽しみにしています。
シネマガール |  2010.09.23(木) 09:35 | URL |  【編集】

数日更新がなかったので、タグセール中(後)に何かあったのではないかと、または心身ともにお疲れなのではないかと心配しておりました。
それにしても、ご主人の行動には頭を横に振りながら読ませてもらいました。救世軍を土曜日から呼んだあたりでかなーり嫌な予感がしましたが、次男君にFワードで、しかもご近所がタグセールをしている外でわめき散らすのは、頭痛・ストレスの種ですね。
ご近所のメアリーさんって方は結構優しくて世話好きな感じの方ですので、世間話がてらいろいろな話をされてもいいのでは?
Yukstar |  2010.09.23(木) 09:59 | URL |  【編集】

タグセールお疲れ様でした。後片付けも準備と同じ位大変だと思いますが、お体に無理が出ませんように。
少しでもかたづくと、このままの勢いで片付けたくなる気持ち、分かる気がします。
ご主人のご病状についてはよくわかりませんが、この際彼に現実を知って頂くために、仕分けさせて下さらなかった物について、全部見てもらったらいかがですか?
おそらくベースメントにスペースもあるでしょうから、コンピュータとか本とか洋服とかお子様達が使わない(使わないままになった?)おもちゃなど、ある程度分けて。
たしかにアメリカのお宅はおおむね広いスペースがありますが、出来たら必要以上に物は持ちたくないですものね。私自身、若いうちの方が物に執着しなかったように思うし、何より1才でも年を取ると片付けがどんどん億劫になってしまう。もしかしたら、今回の事がいろいろな事のいいきっかけになるかもしれないですよ。


M |  2010.09.23(木) 17:36 | URL |  【編集】

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