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アメリカの普通のお菓子

2010.08.29 (日)



子どもたちのプレイデートでは、特別なことは何もしない。

あるもので遊び、あるものを食べる。友達と一緒に過ごすのが一番の目的だし、こうしょっちゅう集まっていては「おもてなし」感覚はなくなる。

日本風のケーキやクッキーがアメリカの子どもにいまいち人気がないとわかってからは、作るのをやめた。マフィンやオレオでいい。

うちはコーラやスプライトなどのソーダを飲まない。バースデー・パーティでなければ買わない。でも、みんな承知しているので、文句は言わない(言ったってソーダは出ない)。水かアップルサイダーか無糖無塩の炭酸水を黙って飲む。

だいたいがおとなしい男の子ばかりだ。女の子は一人も来ない。

夕食はどこでもテイクアウトのピザが多い。料理の手間がなくて、誰でも食べられるものというと、自然とそうなる。

先日は、「お母さーん、ニックのお母さんが冷凍ピザでもいいかって聞いてる。」と初めて事前に確認があった。

もちろんいいですとも。一食くらい、なんでもいいのだ。


          *


お互いにお菓子の差し入れもしなかったのだが、この頃シンディだけはお手製のおやつを持って来てくれる。

彼女は粉から作るらしい。箱入りのなんとかミックスに卵と牛乳を加えてオーブンへ投げ込み、「ホームメイドよ!」というタイプではない。たぶんアメリカでは、もはや少数派だろう。

最初は、私がアメリカ風のお菓子を作れないだろうと気を回してくれたのかなと思ったが、他のアメリカ人宅で鉢合わせしたら、やっぱり持ってきていた。今のところ、だれもお返しはしていない。いや、お返しを考えているのはたぶん私だけか。

まずうちに届いたのは、fudge(ファッジ)。

私は一度も作ったことがないし、出来合いのものを買ったこともない。初めてどこかで食べたときは、やたら甘くてネトネトして、「うわー勘弁して。」という代物だった。

その次は、brownies(ブラウニーズ)。

これはおなじみだが、私はブラウニーもおいしいとは思わない。ガトーショコラのほうがいい。でも、息子たちと夫が好きなので、割とよさそうなミックスを使ってたまに作る。

3回目は、s'mores(スモアーズ)。

シンディは玄関で「これ、冷蔵庫に入れておいたほうがいいかも。」とアルミホイルをかけた紙皿を渡して立ち去ったので、何をもらったのかわからなかった。おやつの時間になって、出してみたら、あちこちから「おおーっ!」と手が伸びた。

シート状に焼いたものを食べやすいように小さい四角に切ってある。

私も一切れ食べてみた。すごく甘いけど、おいしい。いかにもアメリカのお菓子だ。どの子もこういうのに慣れていて、こういうのが食べたいのだなということがヒシヒシと伝わってくる。

シンディの息子ニックに「これ、何?」と聞いてみた。

「スモアーズ。」

スモアーズは、キャンプなどでマシュマロを焚き火で焼き、グラハムクラッカーにチョコとはさんで食べるおやつ。私はやったことがない。生のマシュマロの食感は苦手だし、食べたいとも思わない。

シンディの持ってきたスモアーズは、もう少し複雑な味がするし、見かけも違う。断面を見ると、グラハム・クラッカーを使ったベースがあり、チョコレートの層があって、マシュマロが入っている。ピーナツバターの味もする。

「何が入っているの? どうやって作るか知ってる? やっぱり焼くの? それとも冷やして固めるの?」と私はシンディの息子ニックに聞いてみた。

「さあ~。ぼく作ってるの見たことないから。」

しょうがない。本人に聞こう。しかし、今日のお迎えは別のお母さんがついでにニックも拾って行くのだ。

「あなたのママにスモアーズがすごくおいしかったって言ってくれる? よければレシピを教えてほしいって。」とニックに頼んだ。


          *


お迎えがあってから1時間もしないうちに、「ニックがレシピを送ってきたよ。」とチャット中の次男。

私の言ったことをちゃんと覚えていてくれたらしい。

なぜか私はシンディが母親か祖母から受け継いだレシピだと思い込んでいた。しかし、次男が転送してくれたのは、アメリカの料理サイトのURLだった。

まあそれはいいのだが、やっぱりこういう材料になるかとがっくりした。

バター1/2カップ(114グラム)、砂糖3/4カップ(147グラム)、1.5オンスのチョコレート・キャンディバー5本(200グラム相当)、マシュマロ・クリーム1カップ。

ほとんど脂肪と糖分じゃなかろうか。

9インチ四方の容器で作る。これ以外に卵や小麦粉、グラハムクラッカーの粉などが入る。

マシュマロは知っているが、マシュマロ・クリームは聞いたことがなかった。ケーキのフロスティングみたいなものかなと思って調べてみたら、原材料はコーンシロップ、砂糖シロップ、バニラ・フレーバー、卵白。こっちも糖分そのもの。

まだ作る勇気はない。

それにしても、あのスモアーズを一瞬でもおいしいと思った自分に驚く。私の舌もついにアメリカに感化されたか。



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Comment

はじめまして。

たまたま、こちらのサイトにたどり着き、他のみなさんと同じで、それ以来ファンになりました。私はアメリカに来て8年ですが、こっちのお菓子の甘さにはびっくりでしたが、最近は、私の舌はアメリカに充分感化されてしまい、kommet3の文章を読んで思わず笑ってしまいました。
mari |  2010.08.30(月) 10:00 | URL |  【編集】

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