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屋根張替えの工事完了

2010.08.11 (水)



契約書にサインして1週間後、ジョンから電話がかかってきた。

「あさって工事をしたいんですが、ご都合はいかがですか。」

何の予定もないので、承諾する。お金は払いたくないが、早く終わらせたい

「では、明日のうちに資材を届けます。それから、作業員を連れて最終確認に行きたいんですが、いいですか。」

屋外の工事だから天気に左右されるとはいえ、いきなり明日、あさってか。

ダレルの会社もそんな感じだった。他のプロジェクトとの兼ね合いやと天候で、直前にならないとわからないのだろう。私は子どもの送迎と買出し以外はたいてい家にいるので、まあいつでもいい。

夫に工事の予定を伝えたが、興味はないらしい。

私だって興味はない。誰もやってくれないからやっているだけなのだ


         *


翌日3時ごろカレーを作っていたら、玄関のベルが鳴った。

次男に「カレーを見ててよ!」と言いつけて外に出ると、ジョンとヒスパニックの男性が3人いた。そのうちの1人アレックスが責任者だと言う。

アレックスは英語は聞けばわかるが、話すのは片言。他の2人は、スペイン語しかできないらしい。

不法移民かなという考えが頭をよぎる

ちゃんとやってくれるだろうか。

ここ10年くらい、汚れ仕事や力仕事に来るのはメキシコ人(あるいはエクアドル、グアテマラなど)がほとんどである。契約まではビジネスオーナーである白人がやり、実際の作業はメキシコ人にやらせる。

ちゃんと仕事ができれば、どこの国の人でもかまわない。雑な仕事をしたり、私を騙そうとしたりするアメリカ人もいれば、真面目に働くエクアドル人にも会ったことがあるのに、ヒスパニックというだけで不信感を持つのは私の偏見だ

「金曜日にはあなたも来るんでしょう?」と私。

「いや、アレックスに任せてあります。今日すべて打ち合わせをしましたから。」とジョン。

「でも、作業が終わったら、一応の確認には来るんでしょう?」

いや、その必要はないです。アレックスは腕がいいし、先週はxx通りの家で屋根を直してきたばかりですよ。彼がベストです。」

アメリカ人は自信たっぷりの人が多いが、コントラクターは特にそういう傾向が強い。私はかえって不安になる。ジョンも気がついたと思う。でも、「ご心配なら、見に来ましょうか。」とは言わない。


         *


ジョンは、かばんから契約書を取り出した。

「ここにサインとイニシャルをお願いします。メールしたのと同じものです。」

「この間、サイン済みのをFAXしたでしょう。」と私。

「うまく印刷できなかったんです。それに、やっぱりオリジナルのほうがいいですから。内容は同じですよ。どうぞもう一度読んでください。」

2ページにぎっしりの契約書なんか、とても読む気がしない。それでなくても、私は次男がカレーをほったらかしにしてゲームに夢中になっているのではないかと気が気ではない。

金額と箇条書きの作業工程だけ確認して、さっさとサインした。

私はだんだんどうでもよくなり、最後は適当にしてしまうことがよくある。もう考えるのもめんどくさいのだ

「工事は1日で終わると思います。たぶん気がつかないうちに終わってると思いますよ。」といやに明るいジョン。

そして、古い屋根板を捨てる大きなコンテナの置き場所などを決めて、彼らは帰って行った。


          *


金曜日。

朝7時40分ごろから外で人の気配がする。でも、誰も玄関のベルを鳴らさない。

8時ちょうどに作業が始まった。このあたりの敷地は広いが、それでも工事音は響く。だから8時まで待っていたのだろう。

Tarp と呼ばれる青い防水シートが窓を覆って、家の中が海の底みたいに青くなった(私は海の底を見たことがない。そういう言い回しをよく聞くが、本当は太陽の光が届かない暗闇じゃなかったっけ)。

それから、バリバリと今の屋根板をはがす音、下に投げ落とす音、かなづちやのこぎりの音で、猫たちは飛ぶように地下室へ駆け下りて行った。

元の屋根板は工業用ホチキスでいいかげんに留めてあったと聞いた。かなづちの音がするということは、たぶん手抜きはしていないだろうと自分に言い聞かせる

外の様子を見に行こうと思ったが、上からいろいろ降って来て危険すぎる。

いつのまにか、猫がそろそろと姿を見せた。物音はするが、家の中には誰も入ってこないことに気がついたらしい。

途中30分くらいのお昼休憩で静かになった以外は、夕方まで工事が続いた。

アレックスが「終わりました。」の挨拶をしに来るかと思っていたが、結局一度も顔を合わせることもなく、いつのまにかみんな消えて、静まり返った。


          *


巨大なコンテナは約束どおり土曜日に引き取られた。でも、屋根板の余りはガレージの外の芝生の上にカバーをかけて置いてあった。

将来の修理のためにほしい顧客もいるだろうが、私は要らない。

この家に引っ越してきたときもガレージに2包みくらい置いてあり、結局一度も使わないまま、大変な思いをして捨てた。

ともかく重いのだ。1枚はペラペラ(それでも重い)だが、10枚も重なると持ち上げるのは大変だった。

ガレージの中に置いても、劣化が激しいらしい。「保管しても無駄です。」とあるDIYサイトで読んだので、引き取ってもらうことにした。

何でも取っておきたがる夫には内緒である

ジョンにその旨メールすると、半日もしないうちに跡形もなく消えていて、ジョンから「片づけました。」というメールが来た。対応が素早いのはいい。

アレックスたちは、サイディングの修理も契約書どおりにやってくれた。

屋根の修理は信用するしかない。しょせん素人が遠目から見て判断できるものではない。

ジョン宛てに7900ドルの小切手を書きながら、屋根の上で実際に作業した人たちの取り分はいくらなのかなと考える。

次は玄関の修理とペンキ塗りとストームドアの設置。寒くなる前になんとかしなければ。資金はどうする?

ジョンの会社に頼むつもりではいるが、私には立て続けにいくつものプロジェクトをこなすエネルギーはない。しばし休憩が必要である。

【関連記事】
屋根張り替えの見積もり 2010.07.19
屋根張り替えの契約成立 2010.07.27



<今日の英語>

Do you know off hand if I'm going to see the doctor today?
今日はお医者に行く日かどうか、パッとわかるかね。


精神科医の診察が毎週から隔週になった夫。すぐ記憶があやふやになるらしく、壁掛けカレンダーとアウトルックの両方を愛用している私に「今週はどっちだっけ。」と尋ねる。off hand は即座に、準備せずに。



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