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70万人のひきこもり

2010.07.26 (月)



内閣府による今年2月の調査によると、日本のひきこもり人口は推定70万人だそうだ。

ただし対象年齢は15歳から39歳なので、13歳の中学生や45歳の元会社員なんていうのは入っていない。

どうして40歳未満にしたのかわからない。

昔の人は不惑の年だったかもしれないか、私なんか50歳を目前にしてぜんぜん悟りが開けない。52歳のひきこもりだって存在するにちがいない。せめて50歳まで対象年齢を広げるべきだ。


       *


当然ながら、ひきこもりにも程度がある。

厚生労働省(昔は厚生省だった。官公庁の名前の変更についていけないのも浦島花子の特徴?)によると、ひきこもりの定義は「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」である。

私は仕事をしていないし、学校にも通っていない。家族以外の人との交流はほとんどない。でも、さすがに6ヶ月以上自宅にひきこもったことはない。

もちろん買出しとか子どもの送り迎えとかどうしても出かけなくてはいけない用事があるから出かけるのであって、出かけないでいいならそうしたい。

1日でも家の中にこもっていると cabin fever(家の中に長期間閉じ込められることで生じるイライラ)にかかる人もいるらしいが、私は1週間くらい家から出なくても平気である。

誰かが食料と本の差し入れをしてくれたら、自分の部屋から出なくてもいいくらいだ。うまいことに、マスターベッドルームにはお風呂もトイレもある。

アメリカに来る前からそうだった。子どものころからそういう傾向があった。

でも、私は単なる出不精のレベルだと思われる。

辞書によると、出不精とは「外出をめんどうがること。外出したがらないこと。また、そのさま」。

私そのものだ。


        *


厚生労働省によると、ひきこもりがいる世帯数は32万世帯。でも、その数字は2004年の調査に基づいている。

今回の調査結果による70万人がそれぞれ別の世帯に属するとしたら、6年間で2倍に増えたということか。

厚生労働省のページには、ひきこもりの支援センターの表もあった。アメリカにもひきこもりはいるだろうが、そういうサービスは聞いたことがない。

英語では withdrawal と訳す。でも、それを聞くとドラッグやニコチンの禁断症状を連想する。

Social withdrawal (社会的ひきこもり)、social isolation (社会的孤立)のほうが誤解を招かないんじゃないかと思って検索したら、英語のウィキペディアに "Hikikomori" というそのものズバリの項目があって驚いた

日本語をそのまま英語にしてあるのだ。一般的には認知度が低いと思うが、やはりヒキコモリは withdrawal では表現しきれないからだろう。

アメリカにも recluse (隠遁者)や loner (一匹狼)と呼ばれる人たちがいるが、ひきこもりとはニュアンスがちがう。まして日本のような社会現象ではない。

ちょっと検索した限りでは、日本のようなひきこもり実態調査のアメリカ版は見つからなかった。自閉症や広場恐怖症や精神分裂病に起因するもの、あるいは独居老人のケーススタディくらいしかない。


       *


それにしても、ほとんど家を出ない引きこもりが23万人もいるのか。

その中には「近所のコンビ二などには出かける」人もいるらしいが、そうでない人は誰かが食料を差し入れなくては生きていけないではないか。親が面倒を見ているんだろうか。出前を頼むんだろうか。電話をかけるくらいはできるんだろうか。日本は進んでいるから、ウェブサイトから注文できるのもしれない。

「趣味に関する用事の時だけ外出する」のも広義のひきこもりだそうだ。そういう人が46万人いる。

どんな趣味なんだろう。

なんでも配達してもらえそうな日本でも、やっぱり出かけねばならない用事はあるらしい。たとえば野球だって球場まで出かけなくても、テレビで観戦できるし、たいていの趣味はオンラインで疑似体験できそうな気がする。

ひきこもりの人を家から引っぱりだすほどの趣味が何なのか、非常に気になる。


<今日の英語>

I apologize for the confusion.
混乱させてしまって申し訳ありません。


屋根張り替えの契約書に間違いがあった。私が指摘したら、業者から謝罪のメールが来た。



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 |  社会  |  コメント(2)

Comment

私も新聞で読みました。ほとんどのひきこもりは面倒を見てくれる家族が一緒に住んでいる様にみえます。テレビでやっていたひきこもりの方はネットに「ごはんおごってください」って書き込みをすると「何時に○○に来たら食べさせてあげるよ」と返事があって、出かけて行く人がいました。びっくりです。知らない人に食事をごちそうしてもらって帰るんだもの。ひきこもりがいるのって日本だけなんですかね。
ひきこもりとニートは一緒ですよね?ニートは英語じゃないのかしら。調べてみよう。

私もずっと家から出ないで生活ができます。ひきこもり症候群ですね。。ひきこもりも種類があるんだわ。

コメットさん少し元気なられて良かったです。週末じゃない時にブログの更新がないとすごく心配しちゃいます。内面を書いてるブログだと、すごく身近な友達の悩みを聞いている感覚になり、心が勝手に友達って勘違いするんです。ブログは変わった感覚になります。
りんご |  2010.07.26(月) 23:13 | URL |  【編集】

初めてコメントします

「ひきこもり」といってもひきこもっている状態に何らかの不安を抱えている人が問題なのであって、自分の好きなことをし、自分がそのような状態に満足していれば、そして周りの環境がそれを許すならば何の問題もないと思います。私も仕事が忙しく(自宅勤務)気がつくと1週間くらい全く外出しないときがありますが、逆に妙に充実感があったりします。

初めてコメントさせていただきました。
コメットさんのブログは透明感があって、1つの文学作品のようです。誰かに読ませるため、というより、ただ「良い作品」を創るために書かれているような気がしています。
私はその「作品」を楽しみに拝読させています。
ちょっくす |  2010.07.27(火) 12:25 | URL |  【編集】

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