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屋根張り替えの見積もり

2010.07.19 (月)



追加費用500ドルを1000ドルにされそうになって以来、煙突を設置したダレルの会社は信用できなくなった。

煙突はきれいにできているし、町の検査にも通ったけれど、1週間で終わるはずの工事を何度も延期されたのも気に食わない。屋根の修理は他の人に頼もう。

またゼロからコントラクターを探さねばならない

地元の情報誌でよく見かけたA社について調べてみた。

BBB(Better Business Bureau 商事改善協会)のランク付けでAプラス。苦情の記録はゼロ。1985年創業で、うちから30分ほど離れたところにある。

アメリカ最大の屋根材料会社からの技術証明もある。こういうコントラクターは高いんだろうか。

屋根やデッキなどが売りものらしいが、ダレルと違って、それ以外のリモデルも幅広く請け負っている。うちはあちこち直さなくてはならないので、私は「何でもできる人」を探していたのだ。屋根でうまくいけば、A社に他の工事をやらせてもいい。

ダレルは、傷みの激しい片側だけで5千ドル、全部取り替えるなら確か1万8千ドルと言っていた。

高ければ安心とも限らないが、ケチって雨漏りでもしたらそれこそ目も当てられない。

とりあえずA社に見積もり依頼のメールを出し、留守電も残しておいた。


         *


夜、A社のオーナーであるジョンから電話があった。

私はダレルのことは何も言わずに、ちょっと屋根板がずれているみたいだから見てほしいと頼んだ。

「お宅は築何年ですか?」

「15年くらいです。」

「それでしたら、repair (修理)というより replacement (総張替え)になると思いますが、まず見てみましょう。金曜日の10時半はいかがですか。」

私は承知した。そして、最悪の場合は2万ドル行くかもしれないと覚悟した。

   
         *


当日、10時15分に電話が入った。

キャンセルかと思ったら、「15分ほど遅れます。」とジョン。

携帯が普及してから、アメリカでもこうやって連絡をくれる人が増えて助かる(もっともダレルの見積もり担当は2時間過ぎても来ず、私から催促した)。

それに、地図検索のおかげで、道順を教えてくださいという人も減った。ハイウェイを下りてからうちまではそう難しくないが、電話で道路の名前のつづりを教えたりするのはまどろっこしく、ストレスもたまる。

ジョンは10時45分より少し前に現れた。

私より少し背が高いくらいだから、白人男性としてはかなり小柄だが、肉体労働者らしくガッシリしている。ダレルのような自信たっぷりの態度がなく、静かな感じ。でも、ハキハキ話す。まだ50に届かないだろう。

私はサンダルをはいて、いっしょに外へ出た。

屋根を見上げたとたん、ジョンはアスファルトの屋根板が釘ではなくて、工業用ホチキスみたいなもので止めてあることを指摘した。それはダレルにもその前に修理に来た人にも言われたので、私は驚かない。

ダレルは裏庭のほうはまだ持つと言っていたのに、ジョンに言われて目を凝らすとあちこちにゆがみがあった。

Algae(藻)という白いぼつぼつが遠目にもわかった。私はあれはただの汚れかと思っていたのだ。これでは片面だけ直しても意味がない。

それにガレージの壁のサイディングが一部外れていた(これはタダで直しますとジョン)。暑いのと気分がすぐれないのとで、このごろ家の回りをあまりチェックしていなかったことを思い出した。

ジョンは「見積もりを書いたらお呼びします。」と言い、私は家の中へ戻った。


        *


5分ほどして、ジョンがやってきた。

手に持ったフォルダーには、屋根板メーカーのパンフレット、郡のライセンス、BBBの評価、これまでの顧客200人のリスト、そして手書きの見積もり。

一つずつ説明するジョン。ダレルの会社のカジュアルな見積もりとはずいぶん違う。

8160ドル

ダレルの見積もりとのあまりの違いに驚いたが、ポーカーフェースを装い、ジョンに話を続けてもらった。

「すべての作業を含む金額です。保証契約に240ドルで、合計8400ドル。これは小切手での支払いです。現金ならば、200ドル割引します。」

そんなにいい製品なら、どうして保証契約を追加で売るんだろう。

それに、現金だったら経理がごまかせる、つまり税金を払わないんじゃないだろうか。現金といっても、札束でなくて銀行小切手だろうが、8千ドルもの入金を当局が見逃すはずはない。不渡り小切手で痛い目にあったからだろうか。

前金も不要。屋根には町の検査は必要ないが、メーカーから出来具合を確認する人が来るという。そこでOKが出てからの支払いでいいらしい。

工事の所要日数は1日

よく考えたら、屋根の張り替えは煙突を新たに設置するよりも簡単だ。屋根の上に重なって載っているシングルを外して、付け替えるだけだから。

主人に相談してから、ご連絡します。」というお決まりのフレーズとともに、フォルダーを受け取った。


         *


せっかくなので、玄関の傷んだ箇所を見てもらうことにした。

いくらかかるかではなく、どういう対策があるかという話だけだったが、私が心配していたほど大変なことではないとわかった。修理の相談に乗ってもらい、プロのノウハウを聞いただけで、ずいぶん気が軽くなった。

彼は47歳で、子どもは大学生だそうだ。世間話をしながら、この人なら任せられそうだと思った。人付き合いをしない私は人を見る目があまりないのだが、話しやすさというのは一つのバロメーターになる。

2万ドルを覚悟していたのもあってか、かなりいい印象が残った。

それにしても、ダレルの数字はいったいどこから出したんだろう。やっぱり足元を見られていたのか。

夫は一度も顔を出さなかった。いつものことだが、よくまあ私なんかに任せられるものだ。

精神的に不安定なときに大きな決断をするべきではないというが、私が決めて夫が同意するというパターンになっている。しかたなく、ジョンの置いていった資料を読み直す。


<今日の英語>

It all sounds like gibberish to me.
全部でたらめにしか聞こえません。


うつ病になると体重が増えるという研究発表について、「それはたわごとだ。うつでやせ細るか、拒食症になる人だって大勢いるのに。何を言ってるのかさっぱりわからん。」と批判した人の一言。




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 |  生活  |  コメント(2)

Comment

私の家も築20年以上たち屋根の張替えが必要なので、いくつか見積もりを頼んでみました。約1700sqfの敷地面積(平屋)で、見積もりが1万ドルから5500ドルと様々・・・・。Komatta3の家の屋根の面積は分かりませんが、8400ドルなら妥当で大変良いお値段だと思います。何といっても安心して任せられる業者にめぐり合えただけでも幸せですよね。
Yukstar |  2010.07.19(月) 10:20 | URL |  【編集】

アメリカ在住です。うちも、業者を雇う時は、2~3の会社に見積もり頼んで、そこから、決めています。以前、見積もりだけしてもらった1業者に、後日勝手に$75の請求書を送りつけられた、電話で叫び合いの喧嘩になりました。アメリカは20年位住んでいますが、こういうのは、本当、腹がたちます。
ANONYMOUS |  2010.07.19(月) 20:29 | URL |  【編集】

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