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持ち直し

2010.07.16 (金)



少しずつ落ち着きを取り戻した。

まだ不安感はあるが、水底に沈んでいたのがゆっくりと浮上してきたような感じになった。

私は夫にも子どもにも何も言わなかったのに、たぶん顔に出ていたのだろう。夫には「なにかあったのか。」と聞かれ、長男には「おかあさん、どうしたの。こわい顔してるよ。」と言われた。

精神的に追い込まれると、抑揚のない話し方になる。あれはなかなかごまかせない。

でも、私は長男には心配をかけたくなかったし、夫に私の気持ちを打ち明けたくなかった。それで、適当な言い訳をしておいた。

そうして、カラ元気を見せながら、心の中の重しを少しずつ動かそうとした。まだ読んでいなかった日本語の本を次々と読んだ。

抗うつ剤の量は増やさなかった。

子どもの送り迎えや買出し(次男をお供に連れて行く)はこなしているが、やはり朝が来るのはとてもいやだ。

精神的な問題は、アメリカにいる数少ない知り合いにも、日本の家族にも話せない。夫がパニックアタックを起こす前ならともかく、今の夫では無理だ。カウンセリングにも行きたくない。

だから私は誰にも話していない。話せる人がいない。たぶんこれはよくないんだろうが、それが現実なんだからしょうがない。

ブログが唯一の捌け口になっている。


        *


なぜこんなブログを読む人がいるのかわからない。

「アメリカ人と結婚してアメリカに住んでも、すべてがバラ色ではない」という(当たり前の)ことに興味を持つのだろうか。もし私が日本人と結婚して日本に住んでいたら、似たような状況でも誰も読まないんじゃないだろうか。

それはともかく、私は自分が書きたいから書いているだけだ

こんなことを書けば受けるだろうとか、ああいうふうに書けば読む人が増えるだろうとかは考えない。そんな義務感を持ったら、私は書けなくなる。

そして、こんな自分勝手なブログに、同情や励ましや助言を期待するのはおこがましい。相互リンクも相互訪問もしない、無愛想なブログだ。

論争をする場だとも思っていない。一通り読んで、消したいコメントは断りなしに消す。

ほとんどの人は読み捨てているだけだと思う。それでいい

返事をしない私にわざわざコメントを残す人の気持ちもよくわからない。ただ書きたいから書くのかな。私みたいに。


      *


コメント欄は、新しい記事を書くとディフォルトで受け付けるようになっている。

コメント欄を消さないのは、私のミスを指摘してくれる人がいるからだ。この間は寡婦年金について誤りを正してもらって助かった。私の書くことを鵜呑みにする人はいないだろうが、せめて正しい情報を載せたいと思う。

英語のフレーズの意味を取り違えているかもしれないし、記事の中でまちがった日本語を使っているかもしれない。

これまでもたびたび日本語を直してもらった。たいてい非公開コメントで来る。私は誰でも読めるコメントで「xxはまちがいです。」と注意されても一向にかまわないのだが、私に恥をかかせないように(?)という配慮か。

最近では、「さっぴく」のつもりで「しょっぴく」と書いていた。コメントが来てから慌てて直した。記事を載せる前に読み返したときは、素通りしていたのだ。さっぴくもしょっぴくも、長い間使わなかったことに気づく。

時間が経つほどに、日本語の言い回しや語彙が脳みそからポロポロこぼれていくのか。


         *


いつも長い記事で詳しく書いてきたつもりだったが、たとえば夫のことは一面的な記述しかしていなかったことがわかった。

夫はかなりの悪人だと受け取られているらしい。よく考えたら、私が夫について書くのは問題が起きたときだけだったか。

本人が知ったら、踏んだり蹴ったりだと思うだろう。自分勝手な私との結婚生活に21年も耐えたのに、弁解のチャンスすらない。

3月に去年の確定申告をしたら、税金がかなり戻ってきたのをふと思い出した。

そして、今年の書類を見て、連邦税の源泉徴収額を大幅に減らすことにした。それでも払いすぎになる可能性が高い。夫の会社が契約している保険会社に書類を送り、もう何ヶ月も話していなかった担当者に電話を入れた。

今月の分から適用してくれると言う。これで毎月500ドルは多く手元に残る。株価が少し上がれば、それくらいのペーパー利益はすぐなのだが、今は現金がほしい。

もう誰も弾かなくなったピアノも売ろうと思う。

夫の集めたガラクタでもほしい人がいるかもしれない。もっとも、不景気のせいでオークションサイトはあまり繁盛していないと聞く。

今年アメリカでは100万軒以上の家が差し押さえになるとラジオで言っていた。

アメリカン・ドリームはどこへ行ったんだろう。

私はアメリカで一旗挙げようなんて思ってもいなかったけれど、ささやかな希望はあった。それが何だったのか、よく覚えていない。




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 |  わたし  |  コメント(7)

Comment

論語読みの論語知らず

私は2か月前にアメリカへ出戻りましたがサマーのためか日々、作文ばかり書いていて頭がアメーバーな状態なうえ、精神的にも追い込まれてしまうこともあります。そんなとき、kometto3のブログに出会い、ひとつづつ読んでい行くのが、日々の楽しみです。人は内面を見せないものなので、kometto3の声を聞くことで、癒されることもありますよ。

体(腕でしたっけ)を大切に。
さら |  2010.07.16(金) 09:42 | URL |  【編集】

持ち直されてよかったです。kometto3の悩んでいらっしゃる内容は、多かれ少なかれみんなが悩むことだと思います。でもその悩みが昇華されずに鬱陶しく漂ってしまうのが鬱なのですね。私が小2の頃から母が鬱でしたので、その頃のことを思い出しました。カウンセリングに行きたくないお気持ち残念です。当たり外れが多そうですからそう思われるのも仕方ないですね。いつものFamily Doctorのような方がカウンセリングしてくださるといいですね。鬱では頑張ってはいけないそうです。「頑張れ」と励まされるとプレッシャーで追い込まれてしまうので、適当にやってください。kometto3の正直なブログは超面白いです。
シネマガール |  2010.07.16(金) 10:45 | URL |  【編集】

文章(文体!?)に惹かれます。
きれいな川のせせらぎのイメージ。
おっしゃってるようにお返事も期待していません。一度はコメントに目を通してくれているだろうと(勝手な思い込み)で満足してますから。
vegas |  2010.07.16(金) 20:14 | URL |  【編集】

思うようにならないのが人生。
あれこれ考えても何も変わらないなら
いっそ流れに身を任せてしまってはいかがでしょうか。心配症の私も実は自分で心配事を作っているのに気づきました。人生なるようにしかならないので、気軽に行きましょうよ、Kometto3さん!
nao |  2010.07.16(金) 23:15 | URL |  【編集】

僕も文章がすき
最初はプロの物書きの人かと思ってた。
dec |  2010.07.17(土) 10:01 | URL |  【編集】

子供たちを他人に預けて遊びに行ってしまう親よりkometto3は何倍もいい母親です
ne |  2010.07.17(土) 11:35 | URL |  【編集】

kometto3のようにアメリカで結婚して仕事にはつかず(私の場合はつけないのですが)、さらに子供もいない私です。 
何かの拍子にここに辿りついて、kometto3の静かな、流れるような文章に吸い込まれたのです。
CON |  2010.07.18(日) 03:41 | URL |  【編集】

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