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早食い競争という愚挙

2010.07.07 (水)



コバヤシという日本人が独立記念日のホットドッグ早食い競争の会場で逮捕されたというニュースをラジオで聞いた。

容疑は不法侵入、乱暴行為と公務執行妨害。

主催者との契約書に署名しなかったために参加できなかった小林氏が、コンテストが終わったとたん、客席からステージに上がろうとしたところを警察に逮捕されたという。

私は肉を食べない。でも、ホットドッグは何度か食べたことがある。

ハムやベーコンと同じく、加工してあれば少しは食べられるので、どうしてもそれしかなければ我慢する。おいしいとは思わない。それどころか、何を食べているのかわからない。「ホットドッグがどんな動物のどの部位からできているか」を考えないようにしているせいもある。

ホットドッグでなくても、一定の時間内にどれだけ大量に食べものを胃に送り込めるかを争うコンテストは醜悪だ

今回の騒ぎで、小林氏の過去の写真があちこちに出ていた。口いっぱいにほおばり、あふれそうになっているのを見るだけで、吐き気がした(わざとこういう映像を見て食欲不振になれば、ダイエットできるかも?)。

あれは「食べる」行為とは程遠い。

ある報道によれば、彼はホットドッグのソーセージとパンを分けて、パンは水に浸してふやかしてから飲み込むらしい。ソーセージは丸飲みだろうか。

どっちにしても、えげつない。せめて、まともに食いつけ!と思う。


        *


ウィキにこのコンテストの詳しい説明が載っていた。

それによると、「1916年に、 4人の移民が誰が一番愛国心を持っているかを示すために、ネイサンズの販売スタンド(1号店)の前でホットドッグの早食い大会を開いたのが起源と伝えられている。」

最初は気楽な早食い競争で始まったが、今では大会運営団体があって、ルールがあって、小林氏のようなプロの大食いもいる(人前で早食いをすることで生計を立てられるのに驚く)。一大ビジネスなのだ。

今年の優勝者の賞金は2万ドル(175万円)。

このコンテストではニューヨーク市長が挨拶をし、マンハッタンでの歓迎行事もある。

Nathan's という一企業のコマーシャルだが、1920年代から遊園地で人気のあったコニー・アイランド(私は行ったことがないが、非常に古めかしい大衆娯楽の場というイメージがある。ディズニーランドに比べると、かなり廃れている)で行われることもあり、アメリカ人にとってはノスタルジックな思い入れがあるようだ。

ニューヨーク市もそのことはもちろん承知していて、市長を派遣しては半ば公式行事みたいに扱っている。トラブルが起きては困るのだ


        *


逮捕の経緯は本当のところどうなのかわからない。

小林氏をサポートする意見もあるが、過去の優勝者であるというだけでステージに上がろうとした彼は考えが甘すぎる

周りにおだてられてとか、優勝者をたたえようと思ってとか、自分にも食べさせてもらえると思ってとか、自分がチャンピオン(去年もアメリカ人に負けたのに)だと証明しようと思ってとか、新聞によって話が違うが、3万5千人の観客がいる会場で、運営者でも招待客でもなく参加資格を持たない人間が勝手にステージに駆け寄ったらどうなるか、常識でわかろうというものである

警察やセキュリティ・ガードは群集コントロールのためにいるのだ。武器を持ったテロリストでなくても、不審な動きをする人間がいたら、取り押さえるのが仕事である。理由なんか関係ない。

しかも、NY在住という小林氏は英語が話せないらしい。「通訳を通して」という断り書きがついたコメントしかない。それでどうやってステージで誰に何を伝えるつもりだったのか。

ステージ前にいた警察官を押して、マイクをつかもうとし、取り押さえられるとバリケードにしがみついて抵抗したと警察は言う。

自分は過去に6回も優勝したんだから、観客も主催者も自分のことは知っている、応援してくれていると思い込んで、余興のつもりでやったとしたら、小林氏は自分を買いかぶりすぎている。

参加したいなら、契約書に署名すべきであって、ルールを守らない人間が自分の要求を認めてもらえると期待するなんてカン違いもいいところだ。主催者側から見れば、トラブルメーカー以外のなにものでもない。


       *


小林氏は"Free Kobi" というわけのわからん主張を書いたTシャツを着ていた。

「アメリカは自由の国だ」と自分の都合のいいように解釈するとこうなるといういい見本である

これまでは特殊技能者としてのビザを発行してもらっていたそうだ。逮捕歴がついた場合はどうなるかわからないが、私の知ったことではない。運営団体は、今後のコンテストへの出場停止も検討すると言う。

休み休み書いているうちに、拘置所で一晩過ごした小林氏は自己誓約により保釈金無しで釈放された。8月に出廷だそうな。

ああ、くだらない。大事なニューヨークのリソースを無駄遣いしないでほしい。


<今日の英語>

You are breaking up.
通話が途切れかかっています。


あるラジオ番組へリスナーが電話をかけてきたが、接続が悪くて切れ切れにしか聞こえない。聞きづらいので会話を打ち切ろうとした司会者の一言。



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 |  社会  |  コメント(1)

Comment

小林氏・・・

彼のトレーニングの特集をTVで見たことがあります。その時も、早食い・大食いの為になんで?でした。体の小さな日本人青年が大男達を大差で破った、というのが取り上げられていましたが、つくづくくだらないな、と。一生懸命食べている男どももしかり、見物人もしかり、マスコミも。それなのにニュースを読んでしまう自分ですが、小林氏の奥さまは日本人では無いです。こうコメントしていました。「彼はコンテストに出て、自分がチャンピオンだと証明すべきだったわ。」日本人じゃこう言えません。
ひまわり |  2010.07.08(木) 16:20 | URL |  【編集】

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