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アメリカのワールドカップ

2010.06.22 (火)



私はサッカーについてほとんど何も知らない。

11人で戦う、ゴールキーパー以外は手を使ってはいけない、前半と後半があるくらいは知っていたが、オウンゴールというのはつい最近覚えた。自分のゴールに入れてしまうと、無効ではなくて相手の点数になるらしい。なんと気の毒な。

さすがにペレやベッカムやジダンは知っている。ロナウなんとかなど、名前を聞けばサッカーの選手かなと推測できるのも何人かいる。

今はワールドカップ開催中なので、アメリカでも連日報道されている。

たぶんテレビ中継もしているのだろうが、私は見ない。

サッカー場は広すぎて、遠目には何をしているんだかよく見えないし、クローズアップだとこれまた全体の状況がわからない。誰の技のどこがすごいのかもわからない。それを90分間も追い続ける根気は私にはない。

地区予選で敗退したのか、なぜかロシアもベラルーシも出ていないのもつまらない。


         *


試合そのものよりは、裏側の話のほうがおもしろい

試合内容を理解できないからでもあるが、フランスチームが内輪もめしていると聞けば、「いかにもフランス人がやりそうなことだわ。」とステレオタイプできて楽しい。

ちょっと当たっただけで大げさに転んで痛そうに見せる選手たちについて、あれにはお国柄があるとイギリス人ジャーナリストがおちょくっていた。

イタリア人は3回も転げ回り、ロシア人はどさっと倒れて絶望的に天を仰ぎ、イギリス人はその場に座り込んでののしり、フランス人は無垢な犠牲者のようにレフェリーを見つめる。

いずれもオスカー俳優並みの演技力が必要なのだそうだ。

アメリカとイギリスが引き分けになったり(私はアメリカがコテンパンに負かされると思っていた)、アメリカ対スロベニアでアメリカのゴールが認められずに引き分けになったりと、アメリカチームがニュースになることも起きていて、昔に比べるとサッカーの人気は高いようだ。

サッカーは子供のスポーツとしては一番競技者人口が多い。女子がアトランタ・オリンピックで金メダルを取ったこともあった。

それでも、世界の基準からすると、アメリカでの興奮度は極端に小さいらしい。ワールドカップだ!と騒いでいる人も、4年に1度だけのにわかファンが多いのだそうだ。

その理由には諸説ある。

  • イギリスから独立して以来、イギリスの伝統的なものを拒否する傾向があったので、サッカーはアメリカンフットボールへ、クリケットは野球に変貌した。
  • 世界でサッカーが広まるのと同時に、アメリカでは野球がスポーツとして確立されたため、サッカーの入り込む余地がなかった。
  • スコアが低く、引き分けもしばしばあるスポーツは、勝ち負けをはっきりさせたいアメリカ人が嫌悪する。

仕事をほっぽりだしてサッカー観戦する国ではない。

走った!転んだ!ゴール!勝った!負けた!と大騒ぎもしない。サッカーの強い国からの移民が、独自に盛り上がっているだけらしい。


         *


そんな話をしていたら、夫が唐突に言った。

アメリカで一番視聴者の多いスポーツは何か、知ってる?」

「野球?」 ノー。

「フットボール?」 ノー。これはアメリカン・フットボールのこと。

「アイスホッケー?」 ノー。だんだん自信がなくなってくる。

「あきらめるかね。NASCAR。」

NASCAR? 楕円形のコースをぐるぐる回って、ガソリンを大量に無駄にして空気を汚し、どの車が一番速いかを決める、あれ? あれのどこがスポーツなのよ

私にとってスポーツとは、走る・泳ぐ・投げる・打つといった基本的な肉体の使用が根源にあって、ゴーカートの運転は含まない。ゴルフだってスポーツだと思わないのに、NASCAR? あれをわざわざ見に行く人がそんなにいるのか。

「疑うなら調べてみろ。」という夫の言葉で検索してみたら、なるほどライブの観客動員数としてはNASCARがダントツらしい。ただし、テレビの視聴率ならば、アメリカン・フットボールが一番(データの信憑性は不明)。

アメリカで人気のある(popular)スポーツトップ10

  1. アメリカン・フットボール
  2. 野球
  3. バスケットボール
  4. サッカー
  5. ホッケー
  6. ゴルフ
  7. NASCAR
  8. テニス
  9. マーシャル・アーツ(各種武術)
  10. ボクシング

サッカーは4位でホッケーより上にあるが、最初の3つが大きすぎるのだろう。


      *


しかし、私はアメリカに20年以上住みながら、一度もスーパーボールというのを見たことがない。テレビのニュースで流れるクリップが視界に入るくらいがせいぜいである。

夫がスポーツ中継を見ないせいもあって、チーム名を聞いてどのスポーツかをだいたい予測できるようになったのは、移住して何年も経ってからだ。

メッツやヤンキースは知っていたが、NJにネッツというバスケットボールチームがいることや、アメリカの National Hockey Leage にカナダのチームが入っていることはずいぶん長い間知らなかった。

試合があるたびにワーワーうるさくされるよりは、スポーツに全く興味がない夫のほうがラクかもしれない

反面、子供もスポーツには興味がないという結果になってしまった。これがリトルリーグのコーチを買って出るようなお宅は、やっぱり子供も野球をするのだ。

おりしも、ウィンブルドンが始まった。私は一人で楽しむ。

2日目は、怪我のために長い間試合から遠ざかっていた錦織選手が出る。1回戦の相手は、フレンチオープンで優勝して世界ランキング1位に返り咲いたばかりのラファエル・ナダル。

「錦織、初戦敗退」という見出しが頭に浮かんだが、錦織はワイルドカードで出場するのだから、どうせならセンターコートで世界一を相手に戦うのもいいじゃないのと思い直した。


<今日の英語>

Your guess is as good as mine.
私にもわかりません。


1回戦で敗退した16歳のイギリス期待の選手 Laura Robson。記者会見で、いつウィンブルドンで優勝できるかと聞かれたときの返答。



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 |  社会  |  コメント(1)

Comment

ワールドカップ

サッカーの倒れ方の国民性の違いがとてもおもしろいです!今年は格闘技のように当たって痛そうに転げまわる選手が多いように感じました。私もサッカーはほとんどWCしか見ませんが、、WCには特別な空気を感じます。
NASCARがスポーツだとは初めて知りました。ちょっと驚きです。
Hakusai |  2010.06.24(木) 05:48 | URL |  【編集】

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