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出生順と性格

2010.06.20 (日)



先週のある日、定時のスクールバスとも放課後のアクティビティ・バスとも妙にずれた時間に、長男から電話があった。

Caller ID には知らない子の名前が出ている。長男は、自分の携帯をもう何日も充電し忘れているのだ。

「あ、おかあさん? ぼくね、次のバスまで45分あるんだけど、歩いて帰ってもいい?

「歩いて? 学校から? だめだめだめ! 今すぐお迎えに行くから、いつものとこで待ってて。歩いちゃだめよ!」

ハイスクールからうちまでは1.3 マイル(2km)。歩けない距離ではない。むしろ運動不足気味の子どもにとっては歩かせたいくらいである。

でも、途中の0.4マイル(600メートル)が非常に危ない

片道ずつ1車線で、路肩は申し訳程度に白線が引いてあるが、人間1人がやっとはみ出ずに歩ける狭さ。しかも、途中で下り坂になっていて、カーブが2つある。4年ほど前に、ハイスクールの男の子がスピードを出しすぎて木に激突して即死した道だ。

慣れている私でも気づかないうちにかなりスピードが出てしまう。ぼ~っとした長男がそんな道を歩いたら大変だ。お迎えは億劫だが、なにかあったときのほうがはるかにめんどくさい

慌てて家を出た。

ハイスクールの駐車場で待つこと5分。すぐに行くと言ったのに、長男は例によって私を待ちぼうけにさせる。まさかもう歩いて行ったのだろうかと考え始めたら、のんびり歩いてくる長男が見えた。

「ごめーん。友だちに呼ばれて、しゃべってたら遅くなっちゃった。」

「それはいいけど、歩いて来られちゃ困るのよね。あのへん、見かけと違ってほんとに危ないのよ。たまにジョギングかサイクリングする人以外は、みんな車じゃない。運転していて、歩いている人がいるとドキッとするのよ。」

「ぼく、大丈夫だよ。草の上を歩くから。」

「それでもダメなんだって。」となぜ歩いてはいけないのかクドクド説明する私。

元は馬車のための道であって、自動車が行きかうことは想定していない。アメリカだし、田舎なので、道幅は日本よりもかなり広いが、それでも制限時速 30マイル(48 km)のところを40マイル(65 km)で飛ばす人は少なくない。


         *


次男が授業後に残るときは、3時40分発のアクティビティ・バスに乗る。そして、
5分後には家に着く。

今日は4時になっても来ない。もっと遅いバスに乗ってくるんだろうか。学校でなにかあるんだったっけ。もういちいち覚えていられない。

4時15分。ガタンと玄関のドアが開いて、「ただいま~。」と次男(こういう挨拶は2人とも必ず日本語)。

「遅かったねえ。今日、何かあったの?」と私。

ねーねー、ぼく、どうやって帰ってきたと思う?」となんだかうれしそうな次男。

「どうって、アクティビティ・バスでしょ。また運転手が道を間違えて、町を一周してきたとか?」 

ぼくねー、ミドルスクールから歩いてきたの!

「えーっ、ダメじゃなーい!いつもダメって言ってるじゃない。歩道もないし、車は飛ばしてるし。どうしてバスに乗らなかったのよ。」

「乗ろうと思ったの。でも、トイレに行ってたら、バスがもう出た後だった。それで、歩いた。」

「なんでそんなときにトイレに行くの? どうしておかあさんに電話しないのよ。誰かに携帯を借りればよかったじゃない。長男はちゃんとそうしたのよ。それでおかあさんがお迎えに行ったんだから。」

こういうとき、長男は案外だれにでも携帯を貸してと頼める。あるいは、オフィスに行って電話を借りる。

次男は友だちが多いわりに、本当の仲良しグループ以外にはそういうことが頼めない。学校職員や先生にも言えない。本当に携帯が必要なのは次男だったか。

「もう誰もいなかったもん。それに、おかあさん家を出たくないでしょ。ぼく、草の上を歩いてきたし、えーと、25分だけかかったよ。」と誇らしげ。

よく食べる次男は背も高いが、肉付きもよい。カロリー消費と運動不足解消にはいいが、あの道路は危なすぎる。

まったく無謀なことをしてくれる。


        *


あとで長男に言った。

「ねえ、今日次男がどうやって帰ってきたと思う? 学校から歩いてきたんだって!」

「バッカだねー。でも、ずるい。ぼくだって歩けたのに。ハイスクールのほうがうちに近いよ。どうして次男はよくて、ぼくはダメなの? 今日はちょっと向こうに住んでる友達も歩いて帰るって言ってたんだよ。いっしょに歩いていくって聞かれたんだよ。誰かといっしょなら危なくないじゃん。」

ただでさえボンヤリしている子が友だちとおしゃべりしながら、たぶん横並びで歩くなんて最悪のパターン。まだしも1人で黙々と歩くほうが安全だ。

ともかく、長男にも次男にも歩いて帰ることを禁じた。


          *


それにしても、こういうときに2人の違いがよく出る。

性格の違いなのだろうが、最初の子と2番目の子の違いもあるんじゃないかと思う。

長男はどうでもいいことでも私に許可を求める。そして、ダメと言われたら、あっさり引き下がることが多い(ただし、ゲームとテレビはその限りではない)。

黙ってやればわからないのに、律儀というかバカ正直というか、つまり要領が悪いのだ。たとえば、マフィン食べていい?なんて夕食前に聞くので、もうすぐご飯だからと止められる。黙ってつまみ食いすればいいのに、「お母さんが怒るから」やらない。

今思うと、長男は慎重に育てすぎた

私は初めての育児にぜんぜん自信がなかった。相談できる人もいなかった。インターネットもなかった。その不安が長男に投影されてしまったのだろうか。

次男はあまり私に相談しない。勝手に決めて勝手にやる。思いつきでやる。かなり経ってから事後報告する。

マフィン食べていい?なんて聞かない。あれば食べる。困っても、ギリギリまで助けを求めない(それで窮地に追いやられたことが何度かある)。

自分は許される、見逃してもらえると思っているふしがある。部屋を片付けてもないのに、「もうやった」とすぐばれる嘘をつく。ばれると、「だいたいやった」「できるだけやった」と言い訳する。そして、なぜか決められた家事手伝いは、長男の分担がいつの間にか増えてしまう。

立ち回りがうまいのは2番目の特徴か。そういえば、私も姉にいろいろ押し付けて要領よくやっていた。姉は文句を言いつつ、親の言うことに従ったが、私は反抗的で自分勝手だった。


        *


アメリカでは、兄弟姉妹のことは単に brother, sister ということが多い。

Big (little) brother, older (younger) sister といった区別は、年上か年下かの情報が特に必要でないかぎり言わない。だいたいファーストネームで呼ぶし、あとは she か he の代名詞で受ける。

夫が長男に弟はどこにいるのか聞くときは、Where is your brother?  次男に兄がどこにいるのか聞くときも、Where is your brother?

私も長男に「あんたはお兄ちゃんなんだから。」とは言わない。

年が近いし、けんかをしつつも非常に仲がいいので(弟のほうが兄にかまってもらいたいケース。次男は長男よりずっと成績がいいのに、小さいときから長男を非常に尊敬しているふしがある。兄を絶対視していたときもある。それでいて、兄に負けると悔しい)、双子みたいな感じなのだ。

でも、やっぱり私は次男のほうを甘やかしている気がする

どっちのほうがもっと可愛いという問題でもない。次男は片付けができないし、ゲームをやめないし、延々としゃべり続けて私をいらつかせる。長男のほうが
素直で、けなげなところがある。

こういうのは理屈じゃないなと思う。


<今日の英語>

You are coming apart.
ガタがきてるんだよ。


ここ10年くらい、ときおり私は両手首の関節が痛くなる。日ごろから荷物を持つときなど注意しているのだが、最近はひじが痛くなってきた。ひざはまだいいけれど、腰は何年か前にぎっくり腰をやりそこなって以来、かばっている。そんな話を夫にしたら、こんな一言が返ってきた。Come apart は物・人間関係・精神がバラバラになって壊れる。



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 |  子ども  |  コメント(1)

Comment

タオルなどを巻くといいですよ。

手首やひじなど痛いときはバンダナを巻いたりタオルなどを巻いておくと楽になりますよ。寝ている時もおすすめです。(ただし、ゆったり巻く)サポーターなども良いようです。
Hakusai |  2010.06.22(火) 06:27 | URL |  【編集】

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