スポンサーサイト

--.--.-- (--)


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



クリック募金を始めました。下記サイトにて協賛企業のリンクを各社1回クリックすると、1円ずつ募金できます。
    JWordクリック募金

 |  スポンサー広告

14歳のバースデー・パーティ

2010.06.06 (日)



次男は5月末の生まれなので、メモリアル・デーの連休にかち合うことが多い。そのため、パーティは6月にずらすことにしている。

10歳くらいから、パーティは簡単になった。いつもの仲良しを家に呼んで、テイクアウトのピザとお菓子を出すだけでよい。あとは、子どもたちで勝手に遊ぶ。

飾りつけもないので、いつものプレイデートと区別がつかない。でも、子どもたちはいっしょに遊べたらそれでいいらしく、文句は出ない。

1年くらい前から、プレゼントはお互いにオンラインゲームの中で20ドルくらいのものを贈り合うようになった。ギフトカードを買ったり、バースデーカードを作ったりする必要もない。親同士も口頭でサンキューを言うだけである。

子どもたちが小さいときは、プールや体操教室その他の会場を借りたり、ゲームを用意したり、10人以上に招待状を配ったり、グディーバッグというお土産を渡したりして、手間ひまがかかった。それに、付き添っていたよそのお母さんたちと話をするのがストレスで、とても憂鬱だった。

今はどこのお宅も子どもだけ置いてすぐ帰る。半数は子どもを車から降ろしてUターンするので、玄関先にも来ない。だから、お迎えのときしか親御さんに会わない。気楽なもんだ。

スリープオーバー(お泊り)にしたこともあったが、子どもたちは寝ないし、私も疲れるし、翌朝の食事が面倒。この頃は、その日のうちにお引取り願う。

今年も土曜日の午後1時から8時まで。それでも正味7時間ある。もっと早いお迎え時間にすべきだったか。

14歳の男の子ばかり、次男も入れて5人。

みんな私より背は高いが、中身はまるで幼稚園児なので、安心していられない。ついこの間も、次男が友だちにポップコーンを作ろうとして煙探知機が鳴った。仮想世界の高度なゲームをクリアできても、現実世界ではまことに危なっかしい。


          *


夫は私と同じくらいよその子どもが苦手。家にいたくないと言って、長男を連れて新しいヘッドフォンを買いに出かけた。

Iron Man 2 という映画も見てくると言う。ちょうどいい時間になりそうなので、帰りにピザ屋に寄ってもらうことにした。出不精で人ごみがきらいな私は、特に週末には出かけたくないのだ

3時半ごろ長男から電話があり、近くのドラッグストアにいるという。

「ピザは早すぎるかって、ダディが聞いてって。」

「ちょっと早いわよ。お母さんがあとで行くからいいって言って。映画はどうしたの?」

「見ないって言ったじゃん。お母さんが子どもだけ置いてピザをもらいに行くのはいやだって言ったから。」

「そうだっけ。ドラッグストアまで来たなら、スーパーに寄ってくれない?」

えー。なんでー。」と不満な声。

長男は夫に付き合わされて、せっかくの土曜日の数時間がつぶれてしまった。早く家に帰って、ゲームをやりたいのだろう。

私は自分で日本風のショートケーキやロールケーキも焼くが、やっぱりアメリカの子にはお店で売っている恐ろしく甘いケーキが一番受ける。

ただし、今日はケーキを買いに出かけるのがいやになった。その代わりにマドレーヌを焼いた。でも、夫と長男がスーパーに行くなら、カップケーキでも買ってきてもらおう。

うちはコカコーラなどのソーダを買わないが、今日はパーティなので、次男がみんなのリクエストを聞いて、それも頼んだ。牛乳と seltzer(無塩・無糖の炭酸水)も。

スーパーはドラッグストアと同じショッピングセンターにあり、50歩も離れていない。私に言われなくても、「ついでにスーパーに寄って行こう。」という考えは浮かばないのだろうか


           *


台所で電子レンジのドアをバタンバタン開け閉めする音がする。子どもたちがワイワイ騒いでいる。

精神年齢4歳の男の子5人と電子レンジ。この組み合わせはよろしくない。

急いで下りて行くと、次男が「みんながカラメル食べたいって。これでできる?」と聞く。電子レンジのドアを開けると、薄い砂糖水が入っていた。次男はプリンが好きなので、私が電子レンジでカラメルを作るのをときどき見ていた。でも、わかっていない。

上澄みを捨てて、もう少し砂糖を加え、カラメルを作った。みんなスプーンを片手に待っている。できたてのカラメルがどれくらい熱いかわかってない。でも、スプーンを入れたままにすると、容器とくっ付いてしまう。

しょうがないので、私がスプーンを預かって、子どもたちをリビングルームへ追いやった。

ただでさえ友だちが集まって興奮しているところへ、次男はこういう見せびらかしが好きなのだ。法的には問題のない年齢でも、彼らだけを家に置くことはできない。よその子に何かあってからでは遅い。


           *


夫と長男がスーパーの袋を抱えて台所に入ってきた。 

3リットル瓶のコーラとルート・ビア(名前はビールだけど、アルコール分はない)に、20個入りブラウニー3箱、30枚入りクッキー2箱。私の嫌いなストアブランドの seltzer (水と炭酸だけなのに、メーカーによって味が違う)。クラブ・ケーキというカニ入りコロッケみたいなもの8個。そのうち4個は1個3ドル99セントと高い。

なんでこんなに大量に買ってくるのよ。

カップケーキはなかった

ニックのお母さんがファッジを差し入れしてくれたし、甘いものは他にもあるからいいけど、なんで一番の目的のカップケーキを買わなかったのよ。

「だって、おかあさん、わかれば買ってきてって言ったよ。マドレーヌがあるから、なければいいって。」

「だから、カップケーキなんかベーカリーのところにいつも売ってるでしょ。ブラウニーのすぐ向かい側じゃないの。それに、どうしてブラウニーが3箱とクッキーが2箱もあるの?」

「だって、おいしいもん。」と長男。

夫と子どもたちがスーパーに行くと、こういう結果になる。買わなくていいものを(しばしば大量に)買い、買うべきものを買わない(あるいは品質が悪い、不味いブランドを買う)

なぜだかわからない。もう怒る気もない。だから、私は前もって夫に頼むときは、品名・メーカー・パッケージの色と分量、個数などを詳しく書いたメモを渡さねばならない。それでも、わからないと言って、電話がかかってくることがある。


          *


しばらくして台所へ行くと、空っぽになったブラウニーとクッキーの箱が2つ転がっていた。食べ盛りとはいえ、あと2時間もすればピザが来るのに。

「みんな、もう食べちゃだめって言って。」と次男に通訳させる。

私は友だちの前でも次男には日本語だけで通す。彼らにはもちろん英語で話すが、長い付き合いなので、私と次男の日本語会話にはみんな慣れている。

「いま、なんて言ったの?」と聞かれたときや、次男が訳したほうがいいと判断したときは、英語で説明するらしい。「ぼくも日本語が話せたらなあ。」とうらやましがる子もいる。

子どもたちは遊戯王のカードで遊び、パソコンでゲームをして、音楽をかけ、長男も交えてなにやら歌ったりしている。

なんとも健全な仲間である。幼稚園のお遊戯と錯覚しそうになる

どの子もまだガールフレンドはいない。それよりは、5人でチャットしたり、ゲームしたりするのが楽しいらしい。これも9月からハイスクールに通い始めたら、どうなるかわからない。

おとなしい子たちなのだが、それでも私は気を使って疲れてしまうので、長男に監督を頼んで私はベッドルームにこもった。

そして、ピザを食べさせ、また遊戯王とゲームと歌。


        *


「マムに電話しよう!」とはしゃいだ声が聞こえてきた。何か用事のある子がいたのかなと思っていたら、次男がやってきて、

みんなスリープオーバーしたいって。いい?」

「だめだめだめ。今日はそういう話になってないの。みんなにそう言って。」

次男が友だちに説明していたが、すぐに戻ってきた。 

「2人だけだったら、いい?」

「だめ。今日はだめ。今日は8時にお迎え。」

「じゃあ、ぼくがアンディの家でスリープオーバーするのは? それならいい?」

「だめ。また今度にしてって言って。」

私は急に計画を変えるのが嫌い。よその子が家に泊まるのもいやだし、明日の朝また私が次男をどこかにお迎えに行くのもいや。

第一、明日の朝はフレンチオープンの決勝があるではないか。

またみんなと相談したらしい次男がしつこくやってきた。

みんな10時までいてもいい? 暗くなってから、みんなで外で遊ぶから。」

「だめ、今日は8時。みんなのお母さんにそう言ってあるの。」

しばらくすると、子どもたちは外に出て行った。さすがに家の中にいるのに飽きたんだろう。まだ7時。外は明るい。

かくれんぼと追いかけっこを混ぜたような遊びをして、キャッキャ言っている14歳たち。長男までいっしょにやっている。いくらここが田舎でも、ちょっと幼すぎないか。


         *


G氏との電話が終わった夫がピザを食べに台所へ下りて行った。

今日は蒸し暑いので、子どもたちも早々に家の中に戻ってきた。みんなでワイワイ話す声が聞こえる。次男と夫が2階に置いてあったマットを下へ運んでいく。何やってるの?

ダディがみんなスリープオーバーしてもいいって!」と次男。

どうしてそう勝手なことをしてくれるのよ。

私は再びダメだと言ったが、次男はそれから何度も私と夫の間を行き来して、「どうしてだめ? 来週ならいい? 夜だけならいい?」としつこい。

今日はとてもスリープオーバーを受け入れる気力と体力がない。がんばって引き受けても後悔するのが目に見えている。

私はもう無理をしないことにしているのだ

先週、長男の友だちが1人泊まって行ったばかりではないか。でも、あれは何度も呼んでくれたからお返しでやったことだし、最初から泊まっていく話になっていた。

夫が2階に来たので、勝手に承認しないでくれと苦情を言った。

「マムがイエスと言ったらという条件付きでOKしたんだよ。すでにノーと言ってたとは知らなかった。」と夫。

そうでなくても、なんでマットなんか運び出すのよ。みんな泊まる予定じゃなかったから、寝袋は用意してきてないんだし、それじゃあ子どもたちが期待するじゃないの。

やっとお迎えの時間が来た。やれやれ、やっと解放される

しかし、どの子も帰り支度にまた時間がかかる。私はお迎え10分前に荷物をまとめろと申し伝えたのに。まあ、それはどこの家でも毎回同じか。

社交ぎらいの私には、長い1日だった。私は実況中継みたいにこのブログを書いていたのだった。




クリック募金を始めました。下記サイトにて協賛企業のリンクを各社1回クリックすると、1円ずつ募金できます。
    JWordクリック募金

 |  子ども  |  コメント(6)

Comment

長い1日、お疲れさまでした。私も人づきいが苦手なので、家に誰かがいるのが嫌なんです・・・。
アメリカの14歳ぐらいの男の子って外見がけっこう大人っぽいから、内面とのギャップがあるんですよね~。日本でも同じですが、女の子と比べて男の子って純真無垢な気がします。
うさ |  2010.06.06(日) 11:20 | URL |  【編集】

実況中継最高に楽しかったです。またお願いします!
シネマガール |  2010.06.06(日) 11:37 | URL |  【編集】

お疲れ様でした~!

私は子供がすごく苦手です。
自分の子でさえイラっとしてしまいます。
こぼしませんように、と思えば必ずこぼす
こけませんように、と願えば必ず転ぶ…
わざとやってるのか?
と思う位

もちろんお付き合いも苦手
よその子供なんて見れません。

コメットさんはお二人産まれ、育てられてるだけでも尊敬します。
lumama |  2010.06.06(日) 20:09 | URL |  【編集】

PCの前で一人笑い声をたてている私に、夫が様子を見に来てしまいました・・・。 (笑)
りゅうこ |  2010.06.06(日) 21:39 | URL |  【編集】

アメリカは、誕生日に物凄くお金がかかりそうですね。
驚きました。不況に入り、金銭面で四苦八苦している私にとっては
なんだか目のくらむ行事だと感じました。
ですが楽しそうでもあります。異文化に乏しい生活を過ごしているので、
ポップな飾り、映画で見たような演出、経験してみたいなと感じました。
デリバリーのピザやカラフルなお菓子、想像してみるとワクワクします。
私も人付き合いは極力避けています、人見知りで、毎回長々と残してしまうコメントさえも本当は凄く苦手なのですが
コメットさんには聞いてもらいたいな…という勝手な気持ちが出てきてしまいます。
返事を頂けない寂しさもありますが、それが逆に有り難いのかもしれません。

息子さん、誕生日おめでとうございます。
それはコメットさんの14年間でもありますね。
栄恵 |  2010.06.07(月) 11:03 | URL |  【編集】

Happy Birthday !

息子さん、お誕生日おめでとうございます。
パーティ、とても楽しかったです!私も読みながらパーティを満喫しました!?
Hakusiai |  2010.06.08(火) 15:57 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

URL
コメント
パスワード  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲ページトップへ

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://halfwaymark.blog114.fc2.com/tb.php/544-c60b9be5

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲ページトップへ

 | ホーム | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。