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もうすぐ煙突工事

2010.05.26 (水)


コントラクター(工事請負業者)のダリルが煙突設置の最終確認にやってきた。

ボイラー業者のジョーを連れている。お互いに仕事を回してやっているらしい。ようやくプロジェクトが動き始めた。

すでに総費用の半額は払ってある。町の許可も取った。

見積もりにはダリルのところの作業員が来たが、到着時間が予定より遅れたので、私は子どもの送り迎えで出かけてしまった。それで、珍しく夫が話をした。

こういう大掛かりなプロジェクトには、夫が全面的に関わる(あるいは夫婦揃って参加する)家が普通だと思うが、うちは業者を探すところから、最後の支払い、あとから出てきた問題の処理まで、ほとんど私一人でやっている

どうしても私の都合が悪かったり、私が話の成り行きに自信が持てなかったりして頼んだときに、やっと夫が出てくる。

コントラクターはたいてい男。でも、私は軽んじられたと思ったことはないし、ご主人と話したいんですがと言われたこともない。

内心はどうか知らないが、ふつうにお客扱いしてくれる。もしかして、妻だけが出てくる家もそんなに珍しくないのかもしれない。

でも、私は夫がコントラクターと交渉してくれたらなあといつも思う。

私だって、リモデルなんか興味も知識もやる気もない。アメリカ人である夫なら英語だけは完璧だし、私より10年長く生きているだけあって、さすがに私よりもいろんなことを経験している。

ただし、夫が動くのを待っていたら、何も進まない。そのうちボイラーが完全に故障したら、もっと大変なことになる。他にも先延ばししているプロジェクトがいくつもあるのだ。

選択の余地なく、私がやるはめになる。

そして、私は収入がないから、せめてこれくらいの働きをしなくてはと自分に言い聞かせる。


        *


こういう工事につきもので、やはり見落としていたことがあった。

半地下の壁から外に出ているパイプをそのままつなげると、煙突が2階の窓を隠してしまうという。ずらすために、もう一つ壁に穴を開けなくてはならない。壁はコンクリートである。

「ここは強化コンクリートではなさそうですから、それほどたいした仕事じゃないはずですが、場合によってはいくらか追加の費用がかかるかもしれません。」とダリル。

だからリモデルはいやなのだ。それに、そんな基本的なことは想定内じゃないの? 

でも、しょうがない。これ以上煙突なしでは、いつボイラーが壊れるかわからない。ともかく、必要なことをやってくれと頼んだ。

ダリルとは電話とメールでやり取りしていた。押しが強い印象を受けたが、会ってみたらもっと話のわかりやすい、真面目な感じだった。いかにも自分の仕事に自信があると思わせる。すごく背が高い。それに、まるで学生みたいに若い。

ジョーはダリルの会社と組んでいるのだろう。おとなしい人だが、ペラペラしゃべらないだけ仕事に集中しそうである。小柄なせいか、ダンよりさらに若く見える。長男のハイスクールにでも通っていそうなくらいである。

「コントラクターのおじさん」が来るつもりで待っていると、初々しい若者が現れて、その度に軽いショックを受ける今日この頃。私が年を取っただけなのだが。


       *


3年ほど前、屋根板が一枚吹き飛ばされて裏庭に落ちていた。そのときに緊急修理を頼んだのが、ダレルの会社だった。

その際、うちの屋根の手抜き加減がわかった。

たとえば、釘ではなくて、建築用の大型ホッチキスを使っている。最低3ヶ所は留めるべきなのに、2ヶ所しか留めていない。

この家のそこかしこで、前々からいい加減な仕事が目についていたので、屋根についても驚かなかった。いかにもありそうなことだと思った。そして、いつか修理をしないとだめだろうと覚悟した。

今回ダレルが屋根に上ってみたら、あれからさらに悪化していて、前庭の隅から見上げると、あちこち浮いているのが素人目にもわかった。屋根の反対側とガレージの屋根は今のところ大丈夫そうだが、前側の屋根だけはこのままだと遅かれ早かれ雨漏りがするという。

屋根の寿命は20年らしい。うちはまだ15年。それも、回りの木々が強風から守ってくれていたから、この手抜き仕上げでも、今まで持ち堪えたのだそうだ。

屋根の片側だけを張り替えると5000ドル。

一軒屋はもういい。」と思う。

必要な修理だとわかっていたが、「夫に話してみます。」と言っておいた。


        *


2週間ほど前に強風でガレージ上のパネルが一部はがれた。アルミでできている板が半分折れ曲がって、ぶらぶらしている。

ダレルにちょっと見てくれと頼んだら、はしごを出してすぐに直してくれた。

そこには握りこぶしくらいの蜂の巣ができていたが、スプレーをかけてそれを落とし、折れたパネルを押し戻して、釘を打ち付けてくれた。折れたところは少し線が見えるが、しょうがない。

これは無料でいいと言う。そうでしょうとも。

これだけのために彼を呼んだら、まず100ドルか150ドル取られる。煙突のある側とは反対にあるし、煙突設置とは全く関係ないが、聞いてみるもんだ。

若いときには躊躇しただろうが、しっかり中年のおばさんになった私は平気である

すでに煙突工事の材料は発注したそうで、あとはスケジュール調整と町への通知(工事中に3回調べに来る)で、工事の日が決まる。

お湯が使えない日はたぶん2日だと言われたが、「かなり朝早くから始めて、夜にボイラーだけを使える状態に戻す」というジョーの提案で、1日だけの可能性が大きくなった。うちには汗臭い男が3人もいるので、助かる。


         *


夫は彼らが帰るまで一度も自室から出てこなかった。私たちの話し声もダリルがパネルを打ちつける音も聞こえたはずなのに。

しばらくして「どうだった?」と聞かれたので、適当に答えた。

日本語でも難しいのに、工事関係の語彙が足らない私の英語では、ダリルの説明の半分も情報が伝えられない。なんで直接彼らと話をしないのよ。

屋根の修理費5000ドル。出したくないが、ルーマニアへの送金を思えばなんてことはない

煙突が終わったら、屋根を直してもらおう。


<今日の英語>

Their patience is running thin.
彼らの我慢も限界に近づいています。


メキシコ湾での原油流出から1ヶ月経った。近隣の住民にインタビューした記者の一言。



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 |  生活  |  コメント(1)

Comment

家の修理の事をプロジェクトって言う、使い方があるんですね。
ゼネコンが未開拓地を開発する時とか「大プロジェクト」とか会社単位で使う言葉だと思っていたので、家の中の事と「プロジェクト」とは。さすが大陸の言葉は壮大だなぁと感じてしまいました。
りんご |  2010.05.26(水) 22:13 | URL |  【編集】

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