スポンサーサイト

--.--.-- (--)


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



クリック募金を始めました。下記サイトにて協賛企業のリンクを各社1回クリックすると、1円ずつ募金できます。
    JWordクリック募金

 |  スポンサー広告

小包を見た夫

2010.05.15 (土)


500ドルの件で口論をした翌朝、夫からメールが入っていた。

(1)500ドルをすでに他の銀行から移してくれたか (2)いつ引き出せそうか、とバカ丁寧な長ったらしい英文で質問してきた。

私は銀行のサイトからコピーしてあった情報をそのまま(1)(2)の下にコピーペーストして、返事とした。夫の名前も自分の名前も書かなかった。愛想をふりまく必要がどこにある?

夫からは、一言サンキューという返信が来た。

なぜそんなに急ぐのか、まったくわからない。これまでの送金履歴を一覧にすれば、なにかパターンが見つかるだろうか。


      *


ルーマニアから戻ってきた小包を夫に見せようと思った。

いかにも「買い物帰りに郵便受けを見たら、これが入っていました。」という形にするのだ。午後早く、郵便が届いたあとで、かつ子どもたちが帰宅する前に家に戻らねばならない。

お昼前に、少し遠くにあるスーパーへ出かけた。出かける前に夫の部屋のドアをノックしたが、返事はない。また夜中に起きていたのだろう。

買い物から戻り、郵便物といっしょに小包を持って台所に入ったが、夫の起きた気配はない。

車から食料品を出し、郵便物を仕分けした。

Western Union Gold Member という見慣れない封書があった。「あなたのゴールドメンバー・カードが入っています。」と封筒に書いてある。あとで調べたら、会員になると手数料の割引やポイント数による特典がつくとわかった。会員になるのは無料。

夫はこれまで少なくとも3,4回はウェスタンユニオンで送金したと思われるが、会員になったということは、これからも送金する予定があるからだろう
もともと念書なんかただのポーズなのだ。

小包はわざと裏返してカウンターの上に置いた。

裏に「受取人が引き取らなかった」というメモが張ってあったし、わたしが張り直したテープから気をそらすためである。


     *


1時間ほどして子どもたちは帰宅したが、夫は下りて来ない。

私と口論したあとは、ほとんど部屋にこもりきりだった。私は隠れずに正々堂々としている。夫を無視しているわけでもない。やましいところのある夫が顔を出せないだけだ

次男は小包がアマゾンの箱であることに気づいて、「これ、本? ぼくの? ダディの?」と聞いた。次男は本が好きで、よく夫といっしょに注文する。

「本じゃないみたいよ。」 私はそれだけ言った。

次男は関税の用紙を読もうとしたが、夫の読みにくい字でしかもテープで半分隠れていて読めなかった。しかし、軽いので本ではないとわかったらしい。

私はふと思いついて、送り先であったフェリシアの名前と住所を書き写した。前に夫の部屋で見つけたメモにあったはずだが、記録しておこう。

「ルーマニア? それ、書くの? 書いてどうするの?」と次男が聞いた。

知っておいたほうがいいと思うからよ。」

小包とゴールドメンバーの封筒を置いたまま、子どもたちと私だけで夕食を食べた。そして、長男の空手の時間までベッドで休むことにした。

長男は小包には気がつかなかったし、私もことさらに注意を引かなかった。

あの口論のあと、もうこの話は子どもにしないようにしようと思った。誰に言われたからでもない。これまでもいろいろ否定的な意見をもらったのに、私は無視し続けた。

それが、夫の態度を見て、私自身がどうでもよくなってしまったのだ。でも、もし彼らが知りたいなら、隠すつもりはない。


       *


しばらくして、夫が自室から出た気配がし、階段を下りて行って次男に話しかける声が聞こえた。

台所に入ったらしい夫の声が突然途切れた。

あの箱を見て、それは驚いただろう。ちょうど夫のサインが必要な書類があったので、「ここにサインしてください」というメモとペンをつけてすぐ横に置いておいたのだ。私が小包の存在を知っていることを夫にわからせるために

私は長男にもうすぐ出かけるよと声をかけ、知らん顔で台所へ下りていった。

台所のカウンターの上に小包はなかった。

「これから長男を空手に連れて行きます。」と私が言い、1人で食事をしたらしい夫は「ラザーニャがとてもうまかった。」と答えた。それが唯一の会話である。
あれは昨日の残り物でしょ。ほかにもっと言うべきことがあるんじゃないの?

夫は小包のことは何も言わず、私は何も聞かなかった

戻ってきた電卓を見て、夫はどう思ったのだろうか。


       *


その後、夫はトイレと食事以外は、ずっと自室にこもっている。食事も私がいないときを見計らっているらしく、顔を合わせない。もともと不規則な人だから、子どもたちも不審に思わない。

常識で考えればありえない言い訳を重ねて、会ったこともないルーマニア人に大金をあげると主張し、私の抵抗で思い通りにならないと、殴りたいなどと口走ったのだ。夫は恥じていると思う。

それでも、500ドルを送る意志は変わらず、私に謝罪する気はないらしい。私も口先だけでの謝罪よりは、真実をすべて話してもらうか、いっさいの送金をやめてもらうほうがいい。

どちらも実現しそうにない。

戻ってきた小包について、ルーマニアに連絡したにちがいない。それがマリウスなのか、受取人のフェリシアなのか。その2人はどういう関係なのか。私に立ち聞きされるのを恐れてか、この頃はルーマニアへのスカイプが聞こえない。

かくなるうえは、タイ女のときと同じく、夫のメールを盗み読むしかない

夫はいくつもメールアドレスを持っているが、夫の部屋で見つけた紙切れにそれらしき情報があり、私はコピーしておいた。いろいろ試してみたら、どれか当たるんじゃないだろうか。

たとえば、私のパソコンで夫の gmail アカウントをのぞいてみたら?新しいメールを読まなければ、開いた形跡は残らないのではないだろうか。彼らのやり取りが一通でも読めたら、尻尾がつかめる。

夫のプライバシー侵害という概念は今の私にはない。




クリック募金を始めました。下記サイトにて協賛企業のリンクを各社1回クリックすると、1円ずつ募金できます。
    JWordクリック募金

 |   |  コメント(4)

Comment

そうそう。
そうして冷静にかつ着実・確実に
状況をつかんで証拠固めをするのです。
いつかの何かのために。
Rio |  2010.05.15(土) 08:32 | URL |  【編集】

account activities

初めてコメントします。
Gmailのアカウントは画面の下の方にlast account activitiesをチェックするリンクがあり、そこを見ると今までにいつ誰(IPアドレス)がどこ(国名)でこのアカウントをチェックしたのか、一番最近このアカウントで何か操作したのはいつか、今現在何処かで他の誰かが同じアカウントを見ている場合はそのIPアドレス、などが分かります。本人がこのリンクを知らなければ気がつきませんが、もし気がついていたら密かに閲覧したことを知られる可能性があります。
Gmail |  2010.05.15(土) 14:19 | URL |  【編集】

外に出よう。

広いおうちであっても、毎日二人で家にいるなんて、いやでしょ。
コメット3が、外の空気を吸って元気になろう。
ボーイフレンドが見つかるかもしれないしね。
piko |  2010.05.15(土) 17:57 | URL |  【編集】

祝 改名

コメットさんだなんて

「あ~、同世代」って思ったけど・・・
まさか・・・大場久美子世代ですか?
 ( ̄○ ̄;)ガーン

九重佑三子主演しか思いつきませんでしたが・・・

日本領事館の《詐欺情報》はわかりやすくて、参考になります。ご主人に当てはまる点がいくつかありますから、ご主人が見て気づいてほしいものです。

英語版があればいいのに、ないので、少々変な英語ですがgoogle翻訳はこちら↓

http://translate.google.com/translate?hl=en&sl=ja&tl=en&u=http%3A%2F%2Fwww.ro.emb-japan.go.jp%2Fconsular_09_j.htm

他にも捜してみましたがぴったりくるものはないですね。とりあえず1つ参考までに

http://www.ic3.gov/media/annualreport/2007_ic3report.pdf

9ページにRomania、15ページに次々理由をつけて金を請求することが書かれています。
白いねこ |  2010.05.16(日) 02:37 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

URL
コメント
パスワード  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲ページトップへ

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://halfwaymark.blog114.fc2.com/tb.php/522-efc4b140

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲ページトップへ

 | ホーム | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。