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躁鬱の波

2010.05.07 (金)



昨夜、夫が「なんだか気分がすぐれない。薬を戻さないとだめかな。」と暗い顔で言った。

私は夫がどんな薬をどれくらい飲んでいるのか、わからなくなってきた。

保険会社と提携しているメールオーダーの薬局なので、「そろそろリフィルの時期です」というメールが私宛に届く。郵送で間に合わないときは、近くのドラッグストアに処方箋を持っていくのだが、4回目からは割高になる。だから、なるべく早めにオンラインで注文するようにしている。

さすがに薬の名前は覚えたが、睡眠薬以外はどういう効能なのかすぐ忘れてしまう。効果が思わしくないと種類や用量をしばしば変えられるので、始末が悪い。
 
       *

薬は精神科医であるドクターGが処方してくれる。

彼はネットワーク内の医者で、会社のメンタルヘルス・サービスに紹介された。ネットワークに所属していない医者よりずっといい条件で保険が使える。車で25分だから、それほど遠くない。

しかし、これだけの投薬をしながら夫の躁鬱状態がいまひとつ安定しないので、私はドクターGに対する不信感が拭いきれない。

毎週1回たった15分の診療である。

精神科医といっても、カウンセリングでなくて、もっぱら処方箋を書くのが仕事。カウンセリングは心理学者のところでやる。

それにしても15分は短い。

1回あたり15分で250ドルの請求が来るが、保険会社は125ドルまでしか認めない。そのうち夫の自己負担分は25ドル(去年までは15ドルだったのに、大幅値上げ)。

保険のない人は250ドルを自腹で払うんだろうか。4回で1000ドル。その支払いが心配で症状が悪化しそうである。

      *

夫にカウンセリングを行う心理学者ドクターWのオフィスは、車で15分。

1回のセッションが40分で150ドル。ただし、保険会社は85ドルしか認めない。夫の自己負担分は17ドル(これも去年までは15ドルだった)。

ドクターWはMDではないので、処方箋を出す資格がない。そのために夫は両方の医者にかからねばならない。しかし、双方の医者が特に連絡を取り合っているふしはない。

夫の性格からして、あらいざらい打ち明けることはしないだろう。それじゃあカウンセリングの意味がないと思うが、夫はわりと真面目に通っているのだ。

もし私がカウンセリングに行くなら、タイ女のこともルーマニアのことも夫が自室に鍵をかけることもセックスレスのことも、ぜーんぶぶちまける。

そんな私から見ると、夫のカウンセリングはごく表面的に思える。

        *

夫が朝早く台所に来た。眠そうだが、そんなに落ち込んでいるようではない。

昨日の今日なので、気分はどうかと聞いてみたら、「睡眠不足だったのかな。寝たらよくなった。疲れていたのかもしれない。」

なんだ、その程度のことだったのか。

ウツウツとしていると言われたら、ルーマニアの話は持ち出しにくい。私にこれ以上追求されないための芝居じゃないかと疑いたくなる

私は精神的に落ち込んでも、夫には言わない。

もっとも、夫は私の顔つきや態度でわかるらしく、「どうした?どこか悪いのか。」とよく聞く。答えるのもめんどくさい私は「なんでもない。」 夫は「いや、それはなんでもないっていう顔じゃないよ。どうした?」としつこい。「なんでもないって言ったでしょ。」と追い払う私。

それでもしつこいときは、お腹が痛いとか、花粉アレルギーがひどいとか、猫に起こされて眠いとか、適当に理由をでっち上げる。

私は昔からそうで、そのかわり夫の様子についても聞かないし、だいいち気がつかない。それで、夫は私が無関心だと決め付ける。

無関心なのは確かだが、夫に対してだけでなく、他の人にもたいして興味がわかないのであって、その事実をいいかげんに夫も覚えればいいのに、ときどき私がその点を指摘してやらねばならない。

しかも、ER以後は前よりはるかに注意を払っている(つもり)なのである。

極端な躁鬱状態が現れないところを見ると、効かないようでも薬は効いているのかもしれない。誰でも気分の浮き沈みがあると思えば、多少の波はむしろ正常じゃないだろうか。


<今日の英語>

Please leave this as it is.
これをそのままにしておいてくれ。


台所のテーブルの上に、キャセロールが斜めに置いてあり、こんなメモが添えてあった。ときどき夫は奇妙な仕掛けをする。私はすぐ片付けてしまうので、触らないでほしいときは夫はこうやってメモを残す。グレービーから脂肪分を取り除こうという試みか。



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 |  医療  |  コメント(2)

Comment

ははは

どうせ気がつくなら「今日は格別にきれいだね」とかプラスのほうがうれしいです。v-14きれいだって言われると本当にキレイになるらしいし。それに特に大したこと無くても「具合が悪いの?」って言われると途端にテンションが落ちるので。私は旦那さんには体調の悪いときは申告がない限りあえて言いませんね。私はコミュニケーションだと思って「今日はきまってるね」(特に変化が見られなくても)と言います。そうするとお洒落に目覚めたり、なんだか反応がいい意味で面白いです。
仕事で大変なんだーって言ってきたら、その相手がルーマニアの方でも「いつもありがとう」とか声をかけると効果的かも
りんだ |  2010.05.07(金) 13:01 | URL |  【編集】

そうですね。

皆、多かれ少なかれ波はあると思います。
私の彼は、私が具合悪い時には全く気付かず、元気な時にどうしたの?と聞いてきます。(<おいおい)
繊細な旦那様と無関心なkomatta3は案外良い組み合わせに見えました。(2人とも細かいと、成り立たないと思います。)
Hakusai |  2010.05.07(金) 15:40 | URL |  【編集】

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