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ミツワのカタログ

2010.05.05 (水)


ミツワという日系食品店から、メールオーダーのカタログが届いた。

私は何も買ったことがないのに、なぜか40ページのフルカラーカタログを定期的に送ってくれる。「ミツワは全米に8店舗」と書いてあり、そのうちの1つはニュージャージーだが、私は行ったことがない。

食べものだけでなく、日用品や雑誌、家電まで載っているが、カリフォルニアから発送されるらしく、ニューヨークへの送料は高い。しかも、重量によって決まるから、お米なんか買ったら、商品と同じくらいの料金になりそうだ。

うちから高速を1時間飛ばせば小さい日本食品店があるので、ミツワからは買わない。

年を取って運転できなくなったら、そのときはおおいに利用しようと思う。

今のところ、カタログはもっぱら読んで楽しむだけ。日本語と英語の併記はおもしろいし、なかなか勉強になるのだ。

        *

かぼちゃは、Kabocha Pumpkin だし、えのきEnoki Mushrooms. どちらもアメリカでそのままの名前で売っている。うちのような田舎のスーパーにはないが、ちょっと町へ出れば見かける。

かいわれJapanese Radish Sprouts. 英語から想像するとイメージがちがうが、まあなんとなくわかる。

さんま味醂乾しは、Half Dried Pacific Saury with Mirin 私はこんな翻訳は思いつかない。アメリカでさんまを食べたことはない。

麦とろ納豆Mugitoro Natto. これはさすがに翻訳できないらしい。

おもちは、Soft Rice Cake と表示してある。日本食はたいてい何でも食べる夫も、おもちは苦手。あの食感にはどうしても慣れないらしい。

アメリカでライスケーキというと、お米の粒々を膨らませてそれをいくつも固めた丸いクラッカーを指す。大きさは手の平サイズで、厚さは1センチくらい。だから、おもちの翻訳には Soft をつけないと誤解される。

     *

カレー/シチューのところを見ると、ククレカレー中辛レトルトHouse Vegetable Curry Sauce Retort (Medium Hot)と書いてある。

アメリカで Retort という表示は見たことがない。アメリカにはレトルト食品はほとんどないと思う。

たいてい冷凍食品か缶詰、あるいは電子レンジで直接温められるポリエチレン容器に入ったもの。日本のように、お湯を沸かして、そのなかにレトルトパウチを入れて暖めるものはない。少なくとも、一般に行き渡っていない。

ウィキペディアによると、レトルト食品は、

アメリカ陸軍が缶詰にかわる軍用携帯食として開発したのがはじめである。重さや、空缶処理の問題を改善するのがねらいであった。実際に、軍用食として現在も利用されている。

その後、アポロ計画で宇宙食に採用されたことで多くの食品メーカーに注目される。しかし、アメリカでは、当時、すでに一般家庭に冷凍冷蔵庫が普及しており、各種の冷凍食品(TVディナー等)が発売されていたことからまったく普及しなかった(アメリカ食品医薬品局より認可が下りなかったのも原因)。

逆に日本では、当時、冷凍冷蔵庫の普及が遅れていたため、常温で流通、保存できる缶詰にかわる新しい加工食品として期待がかけられた。

英語の retort の意味
を調べると、動詞では、言い返す。名詞ではしっぺ返し、あるいは口答え。科学実験用語ではガラス製の蒸留器具。

アメリカ人にレトルト食品の意味で retort と言っても、たぶん通じないのではないだろうか。なにしろ、モノがないのだから。

        *

日本の食品加工技術と同じくらいすばらしいのが、包装デザインと技術。

容器や袋が簡単に開けられるので、感心する。

ちゃんと切り口がつけてあったり、「ここからお開けください。」と書いてあったりする。ときには、「こちら側はどこからでも開けられます。」 しかも、その通りちゃんと開くのである。

そして、「切り口で手を切らないようにしましょう。」だの「開けにくいときはハサミでお開けください。」だの「暖めると熱くなりますので、くれぐれも火傷にはご注意ください。」だの、まあいたれりつくせり。

それに比べて、アメリカのパッケージは「開けられるもんなら開けてみろ!」と言わんばかりに不親切なのや、工夫のあとがまったく見られないものが標準。

密封用のシールだって、ほんの少し持ち上げられるような部分をつければいいのに、ピチッと表面にはりついていて、結局ナイフでグサッと穴を開けてはがさなくてならない。袋でも箱でも、どう引っ張っても開かないか、開けたら醜く破れる可能性が高い。

Open here と書いてあっても、まともに開く保証はない。かと思うと、一回で使い切りなのに保存用のジッパーが付いていたりする。ちゃんと考えてんの?と言いたくなる。

         *

ミツワのカタログには、商品がすべてカラー写真で載っている。気の利いたパッケージ。ちょくちょく食べられそうな個別包装。適度な分量。

家電のページには、コンピュータ制御らしき炊飯器がずらりと並んでいる。ニューロファジーだの、IH (誘導加熱?)だの、さっぱりわからない。

うちの炊飯器は、Cook (炊飯)と Warm(保温)、それとON/OFFスイッチしかない、20年前のシロモノである。しかも、私だけのときは電子レンジで2合炊くだけだから、子どもたちがたくさん食べるカレー以外には出番がない。

カタログにはうちのと同じような炊飯器が30ドルで載っている。そのすぐ下には最新式らしい500ドルのもの。印刷ミスじゃないかと思うが、他にも300ドル以上のものが載っているから、たぶん500ドルで正しいんだろう。

こういうハイテク炊飯器なら、もっとおいしいご飯が炊けるんだろうか。

ここまで楽しめる無料カタログは、すぐには捨てない。

郷愁というには即物的すぎるが、明治ミルクチョコレートやいちごミルクキャンディの昔どおりの写真を見れば、やっぱりなつかしい。


<今日の英語>

It looks like you have done a wonderful job with her.
すばらしい子(犬)に育てましたね。


犬を甘やかしてしまって、1歳になるのにまだ散歩で引きずられて苦労している人が、訓練士にしつけのやり直しを頼んだ。「この犬は人間を信じているし、生き生きしてますよ。」と、飼い主の気持ちを読んだような励ましの一言。



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 |  生活  |  コメント(3)

Comment

そうですね。

たしかにアメリカの包装はぴっちりしすぎていたり、ジッパーがついていたりして考えられているのかいないのか、、何だか包装にしてもその能天気な感じが面白いなと思っていました。それに比べて日本の包装はずいぶん親切だったのですね。
開けたかったら開けてみろ!ちゃんと考えてんの?というkomatta3のつっこみ?見解?に、爆笑してしまいました(笑)
Hakusai |  2010.05.05(水) 06:58 | URL |  【編集】

同感です。

日本のパッケージの親切設計は海外で生活した時にその素晴らしさに気がつきました。
今はさらに進化して、いたずら予防の箱の工夫や(不正に開けようとしても箱にハート形が残るようになっていてきれいに開けられない)、誰でもわかる、開けられるユニバーサルデザイン(牛乳パックの開け口の方にに小さなくぼみやビールの缶の口に点字など)が普及していて日本にいながらも日々の進化・アイデアにびっくりしているのです。
ひまわり |  2010.05.05(水) 11:12 | URL |  【編集】

日本でのお値段が5.5合炊きで
1万円台から8万円くらいまでが普通っす
一番購入される値段層が2~4万円程度のものらしいので、ミツワすごく妥当だと思います
炊飯器のお値段 |  2010.05.06(木) 16:56 | URL |  【編集】

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