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なれそめ

2009.03.19 (木)


[国際結婚] ブログ村キーワード
私が夫に出会ったのは、東京の外資系会社に途中入社したその当日である。彼は、アメリカ本社から2週間の出張で、たまたま日本に来ていた。まだインターネットもない、ワープロと原始的なメールだけの時代だった。

彼は独り言を言いながら、PCに向かっていた。外資系とはいえ、20人程度の小さいオフィスだったし、私は「外人」には慣れていなかった。彼はアメリカ人にしては背が低く、ごく普通の容貌で、一癖ありそうな感じだったが、ピンと来るものがあった。

その後、NJの本社に戻った彼と仕事でやり取りすることがあり、彼も何度か東京へ出張に来た。一度も海外旅行をしたことがなかった私は、2週間の休暇を取り、できたてのパスポートを持ってアメリカに遊びに行った。1年ほどして今度は3週間の休みをもらって、再び彼に会いに行った。

それは、ちょうど東京支社長(離婚暦のあるアメリカ人)が秘書(日本人)と結婚したときで、NJでも披露宴をすることになっていた。私は自分のことを棚にあげて、社長とくっついた秘書が薄汚く思えて、毛嫌いしていた。「あの人の結婚式なんか絶対に行かない。」という私に、当時の彼は怒った。支社長が自分のキャリアを手助けしてくれるかもしれないのに、どうしてきみは協力しないんだ?

気まずい雰囲気のまま、ユタ州にいる彼の義理の妹ウェンディに会いに行った。彼がソルトレークシティに出張があり、私を親戚に合わせてみようという魂胆だったのだ。

そのときは、まだ深い関係になっていなかった私たちは、別々の寝室で寝た。ウェンディは、おどおどした私にとてもよくしてくれた。彼女から、彼女の母(夫の継母)へ報告が入り、またたくまに夫の父、夫の弟へと「ジャパニーズ・ガール」の話が伝わった。

NJへ戻って、東京へ帰る最後の夜になった。結婚式に出る、出ないということだけでなく、私が身体を許さないことで彼はいらだっていた。怒声と涙のあとで、私は出席することを承知し、初めて同じベッドで寝た。ハッピーとは程遠かった。

続き

東京へ帰ってきたとき、もう彼とは終わりにしようと思った。ところが、彼は毎日のように電話してきた。会社あてに長いメールも来た。私はなぜか優越感を持って、彼の反応を楽しんでいた。

私の仕事は単なるアシスタントで、外資系といっても相手は日本の企業や研究所、大学だったので、それほど英語は必要なかった。ソフトウェアの会社で、私は自分が何を売っているのかよくわからなかった。1時間も満員電車に揺られるのに疲れていたし、給料が安いのもいやになった。28歳という年齢も気になり始めた。

彼は、私と姉が住んでいたアパートに毎晩のように国際電話をしてきた。2人の関係が次の段階に進んだような気がした。

ある夜のこと、またいつものように電話を受け取ると、ぼくと結婚してくれる?といきなり聞かれた。たぶんイエスと答えたのだろう。めったにアイラブユーが言えなくて、彼にそういわれても Me, too (私も)でごまかしていたのだが、彼に「今日ばかりは、ちゃんとアイラブユーと言ってくれ。」と念を押されたのをよく覚えている。

そうして、スーツケース1つでアメリカに来て、20年が過ぎた。


<今日の英語>

How did you two meet?
お二人はどうやって出会ったの?


異人種同士の結婚が珍しくないアメリカでも、子どもが生まれるまでは、何度となく聞かれたものだ。どこで会ったのか、彼は日本語ができるのか、あなたはどこで英語を勉強したのか、アメリカに親戚はいるのか、日本が恋しくないか。最近は日本人に聞かれるほうが多いのだが、面倒なので、当たらずと言えども遠からずで、社内結婚ということにしている。



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テーマ : 国際結婚 - ジャンル : 結婚・家庭生活

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