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ハタ迷惑な宗教のお誘い

2010.01.13 (水)


歯医者は無料でやってくれた。困ったことに、私はお得意様なのである。おかげで口の中をチクチク刺していたワイヤーがなくなった。

家から30分も運転してきたので、ついでに近くの大型マーケットに寄ることにした。3日ぶりに普通に食べられると思うと、うれしい。

家族らしいアジア人のグループがいた。きちんとした身なりをしている。旅行者かな。このへんではアジア人は珍しいほうだ。

あまり見ないようにして、通り過ぎ、魚売り場でサーモンを選んでいると、突然英語で話しかけられた。

"Where are you from?"  どちらのご出身ですか。

見ると、さっきのグループにいた白髪のおじいさんがニコニコと立っている。

ここにはあまりアジア系はいない。会話が聞こえなければ、何人かわからない。そうでなくても、私はなるべく接触を避けているのだが、おじいさんを無碍にするのは失礼かなと思い、"I'm Japanese." と答えた。

すると、おじいさんは、"I'm Korean." と英語で言い、「わたし、韓国です。あなた、日本人? 日本語わかりますか。」と日本語で続けた。

私は戸惑った。

こういう年代の韓国人または中国人は戦争中に強制的に日本語を習わされた可能性があり、私は自分の責任ではないのに、謝罪せねばならないような気持ちになる。あるいは、いまだに日本への憎悪を抱えていたら、それを私にぶつけるかもしれないという恐怖がある。

「はい、わかります。」と曖昧に微笑んで、「それじゃあ。」とかなんとか言って、サーモンを選ぶのに忙しいふりをした。

おじいさんは、「家内もあちらにいるんですよ。」と言い、私は「ああ、そうですか。」とまた逃げようとした。おじいさんは、私を離れて、奥さんのほうへ戻ったらしかった。やれやれ。

      *

ヨーグルトを選んでいると、またさっきのおじいさんがやってきた。手になにか持っている。

日本語、読めますか。」と私に聞いた。やめときゃいいのに、私は馬鹿正直に「はい、読めます。」と答えてしまった。

すると、おじいさんは私に小さいパンフレットを渡した。うわー、もしかしてこれは宗教へのお誘い? モルモン教かエホバの証人か? 伝道って食料品売り場でもやるの

「英語も読めますか。」とおじいさんは私にもっと大きなパンフレットを渡そうとした。

これはいかん。こんな態度でいたら、お次はお説教が始まるかもしれない。

「読めますけど(なんで、まだ質問に答えてるんだか。)、あの、宗教はちょっと。」と断った。おじいさんはそれでも引っ込まず、どうぞと私におしつけようとするので、「すみません。わたしはダメなので、どなたか他の方にでも。」と言い残して、そそくさと立ち去った。

おじいさんのほうを向いてしまうと、罪悪感が生まれそうなので、知らん顔を決め込んだ。

      *

エホバの証人はうちにも来たことがある。中年婦人が2人とか、お母さんとまだ小さい息子2人とか、ドアを開けると立っている。にこにこして、「今日はポジティブになれるお話をしに参りました。」とかなんとか言うのだ。

アメリカに来た当初は、「興味ありません」「無宗教です」「神様は信じてません」「仏教です」とか理由を作って断ったつもりだったが、相手も百戦錬磨という感じでそんなことでは引き下がらない。

むしろ使命感が高まって「そういう方にこそ、ぜひとも聖書のお話をしたいのです。」という方向へ話が行ってしまうのだ。

「ノー・イングリッシュ」とたどたどしくカタカナ英語で言っても、何語ならわかりますか、あなたの言葉がわかる人を連れてきますと、あちらも人材豊富らしい。

もう、ドアを開けないに限る。あるいは、うっかり開けてしまっても無言で、あるいはノーサンキューだけで閉じる。子供連れの場合など、私が血も涙もない極悪人みたいな気にさせられる。

あちらも悪気がないと思うが、よりにもよって「ほとんどの紛争は宗教が原因」と思ってるアンチ宗教の私を改宗させようだなんて、時間の無駄。お引取り願うのが双方にとってプラスなのである。

       *

家に帰って、おじいさんから受け取ってしまったパンフレットを読んだ。ものみの塔、つまりエホバだった。表紙にはこう書いてある。

家族として生活を楽しむ - 家族として幸福に暮らすのは本当に可能ですか  どうすればそうできますか

なに、これ? 

おじいさん、私が家族として幸福に暮らしていないとでも思ったの

トラブルの全くない家はありえないから、誰に配ってもいいパンフレットなのだろう。それにしても、無宗教者にとってはなんともおしつけがましい。

中身は、こういうパンフレットにつきもので、元の英文がわかってしまう直訳風の翻訳である。

妻が夫の決定を支持し、家族としての目標を達成できるよう協力することによって夫に敬意を示すとき、家族にもたらされる祝福を理解することができますか。

じゃあ、会ったこともないルーマニアの奥さんに1000ドルも送金する夫を支持しろとでも?

夫が妻に関心を示し、自分に接してほしいと思うとおりに妻に接するようにすれば、どんな家族にとっても益があると思われませんか。

いいえ、思いません。セックスしたくないのに、夫がしたいからって強要されたら、いやです。

神の約束による新しい世でのすばらしい将来という見込みもあるのですから、一緒に聖書を勉強することを家族の習慣にしましょう。

いや、わたし、来世は信じてませんし、神さまと約束した覚えはありませんから。それに、いくら神さまでも、聖書を読ませるために、次男をゲームとチャットから引き離すことは難しいんじゃないでしょうか。

そうして、このパンフレットはブログのネタになったあと、ゴミ箱行きとなった。


<今日の英語>

Please let me know if you’ll be able to make it.
お出でになれるかどうか、ご連絡ください。


RSVP付きの招待状に決まって返事をくれない親類や友人たち。こっちからせっつくのはマナー違反かという相談。そういう身勝手な人たちには、「人数がわからないと、食べものと飲み物をどれくらい用意すればいいからわかりません。最悪の場合は、ワイングラスは空っぽ、オードブルのお皿に何ものっていないということになりますよ。」くらいチクリと言ってもいいという回答者の弁。



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 |  生活  |  コメント(5)

Comment

確かに…。地上に富を蓄えるな・とかいうけれど、清貧という言葉はもはや死語。宗教のトップにいる人々はきっといい暮らしをしているに違いない・と思ってしまいます。 罰当たりでしょうか(^m^)
りゅうこ |  2010.01.13(水) 11:44 | URL |  【編集】

日本でも、エホバの証人がいちいち家まで訪ねてきますよ(笑)
ゲスト |  2010.01.13(水) 20:56 | URL |  【編集】

始めまして!同じくアメリカ在住(西部)です。いつも楽しく読ませていただいてます!

アメリカ東部にも彼らは生息しているんですね。私の家にもやってきて困りました。しかも最初の訪問は、日本語を話す女性が二人がボランティアで訪れたと主人に言って家に上がりこんでいたので驚きました。
たった一つの宗教で世界中の争いがなくなるなら、なぜ布教活動なんかしなければいけないの?と言いたいのを堪えて、それ以降はムシです、ムシ。玄関のドアを直接ノックする人はセールスが多いのでムシしてるんですが、彼らは呼び鈴を鳴らすのでタチが悪いですね。

頑張ってそういう人とは接触しないように暮らしたいですね(笑)。

また遊びにこさせていただきます!
ゆう |  2010.01.14(木) 04:09 | URL |  【編集】

実は、私はモルモン教の2世として育ちまして、熱心な両親の下、熱心な信者で宣教師もしました。とにかく、この教えをみんなに伝えなければ、と一生懸命でした。宣教師の費用も全部自分持ちです。貧乏な家族は大学へ行くのを諦めて伝道に出る人もいます。2世の男性は伝道に出ないと不信仰のレッテルを貼られるので出ないといけません。私はひたすら純粋に信じてましたが、もしかしたらしつこく勧誘したこともあったかもしれません。反省してます。今は教会の矛盾に気づき、やめました。でも、マインドコントロールがとれるまで長い時間がかかりました。親戚のほとんどがモルモンなので教えに矛盾を感じても、質問しても答えをもらえなくても、とにかく信じないと道を踏み間違えた、又は誘惑に負けた、祈りが足りない、と言われます。
 でも、実際は教会の集会や責任で家族はばらばら、親は子供をほったらかしにすることが多いです。
 以前、エホバの人に勧誘されて私は違うことを信じてますから、と言ったら”地獄に落ちますよ”と言われました。モルモンはそこまで言う人は少ないけど、興味がない、と言ってもしつこかったら嘘でもいいから先祖代々の宗教を信じてますので、と断れば大丈夫です。あとはムシしていいですよ。諦めるでしょう。
トトロ |  2010.11.05(金) 23:18 | URL |  【編集】

横ですが、トトロさんへ

3年以上前のコメントにレス(しかも横)しても仕方ないのは解っているのですが、一言だけ。

>エホバの人に勧誘されて私は違うことを信じてますから、と言ったら”地獄に落ちますよ”と言われました。

これは事実ですか?エホバの証人は地獄という概念を信じていません。「ハルマゲドンで滅ぼされますよ」となら言いそうですが。

私はエホバの証人の両親に二世として育てられましたが、思春期に離脱しています。私もマインドコントロールが解けるまで10年近くかかりました・・・。
ちゃこ |  2014.01.10(金) 06:20 | URL |  【編集】

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