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雪かき考

2010.01.10 (日)


朝6時に現地校からコンピュータによる一斉連絡の電話が入った。「雪のため、今日は2時間遅れの始業です。」

いつもは6時50分に子どもたちを起こすが、こういう日はほっておく。少しでも静かな時間を確保するためである。

7時半、子どもたちが起きた。「きょう、学校休み?」 残念でした、2時間遅れ。

窓から見るとたいして積もっていないようだが、授業を遅らせるくらいだからいつもの除雪サービス(一般道路でなく、各戸のドライブウェイを契約して除雪する有料のもの)が来るだろうと思った。

子どもたちはせっかくの2時間をダラダラと過ごしている。

「玄関を雪かきしたほうがいいんじゃない?ちょっとやって。」と次男に頼んだ。長男は左手を縫合したばかりなので免除。

「はーい。」と返事だけはいい次男。しかし、なかなか下りてこない。

もう9時。子どもたちは、いつも7時15分(弟)と25分(兄)に家を出るから、今日は9時15分/25分となるわけだ。あんまり時間がない。「おかあさん、先に雪かきしてるから、あんたも来なさいよ。」と再度声をかけて外に出た。

      *

ガレージのドアを開けると、除雪された形跡が全くない。長いドライブウェイ(たぶん80メートルはある)が真っ白。しかも 2インチ(5 cm)は積もっている。

こういう微妙な積雪量が一番困る

一回の除雪で25ドル払っているが、この程度の雪だと除雪不要と判断されることがある。

しかし私は雪をどかさないと、車を出す勇気がない。

補習校に通っていたとき、一度だけ雪でひどく往生したことがある。

補習校付近はたいしたことがないらしく、遅延や休校の連絡はなかった。ところが、そこからかなり北にあるうちのあたりはだいぶ積もった。土曜日のせいか、いつもの除雪サービスは遅い。

大丈夫だろうと思って車を出すと、ちょうど車全体がガレージの外に出たあたりで、タイヤが雪に埋まってしまった。アクセルを踏んでもタイヤが空回りするばかり。前にも後ろにも進まない。

シャベルでタイヤの周りの雪をどかしてみたが、びくともしない。そんなことは初めての経験だったので、私は青くなった。

しかたなく寝ていた夫を起こしてみてもらった。夫はナイアガラの近くで育ったので、雪には慣れている。一目見て、「どうしてこんな深い雪の上を走ろうとするんだ?」とかんかんに怒った。

それから、私が運転席に戻り、夫は雪をどかしたり、車を押したりと悪戦苦闘。そうこうするうちにやっと除雪車がやってきた。

ちょうど車が動いたところで、私はそのまま子どもたちを乗せて出かけた。バックミラーに、除雪車がドライブウェイの雪をブルドーザー式にどかしているのが映っていた。

そんなことがあってから、ドライブウェイに雪が積もっているときは神経質になった。身動きできなくなる車は怖い。

       *

今日は出かける予定はないが、なにしろ車は足だから、いつでも出られるようにしておきたい。

待てど暮らせど、来ない次男。私一人でとりあえず一人が歩ける幅だけ道を作った。ふだんの運動不足をひしひしと感じる。

次男がバックパックをしょってやってきても、叱る元気もない。それよりすべって怪我しないでよ、と思う。またERはごめんだ。

10分後、左手に包帯を巻いた長男もやってきた。こっちはもっとおっちょこちょい。今度は右手を折るなんてことになったら、目も当てられない。

2人とも2時間なにやってたのよ、とぶつくさ言いつつ、そのまま玄関とドライブウェイに続くレンガの道、ドライブウェイと雪かきを続けた。

冬場はこれが唯一の運動ともいえる。どれくらいカロリーが消費されるのか知らないが、1時間近く外にいた。

幸いに湿った雪ではないので、助かる。ご近所からは雪かきの音は聞こえない。4WD だったらこれくらいの雪はなんてことないのか。

シャベルがあっちこっちに残す雪の筋が気になるが、あまり完璧にやろうと思ってはいけない。私は昔そういうところがあって、毎回疲労困憊して寝込んでしまった。

         *

雪かきは、いかにも「仕事しました!」という気分になるところがいい。他の家事よりも達成感が得られる。

それに私は単純作業に向いているらしく、黙々と働ける。何も考えず、目の前の雪を動かすことだけに集中する。

これは一種のセラピーじゃなかろうか。

夫はもうここ何年も雪かきを手伝ってくれないが、ドライブウェイをジグザグに進んだりして、ヘンテコな模様をつけたがる。私は隅っこから着実にやりたいのに、夫はそれでは飽きてしまうと言う。雪かきにも性格が現れるものだ。

終われば、「雪かきして疲れたから。」と堂々と昼寝できる。まあ、ふだんから堂々と昼寝している私ではあるが。

しかし、夜になってまた雪が降り始め、1センチくらいは積もってしまった。これはほっておく。

まだ1月だが、これを繰り返すと、もう一軒家はうんざりだと思い始める。年を取ったら、とても雪かきなんかできないぞと思う。

2月になれば、「あと1ヶ月ちょっとだ。」とトンネルの出口が見えてくる。たまには3月末の大雪もあるが、光の加減がちがう。もう一歩で冬とおさらばできるという気持ちになる。もっと寒い豪雪地帯に住んでいる人たちは如何ばかりか。

アメリカに暮らすようになって、春の待ち遠しさを知った。


<今日の英語>

We didn’t do it for the money.
私たちはお金のためにやったのではありません。


一般企業で重役だった夫婦が、キャリア・チェンジをして高校の先生になった。「給料は会社員の時に比べたら微々たるものだけれど、お金目当てに転職したのではありませんから。子どもたちに人生で役立つスキルを教えるという非常にやりがいのある仕事です。」とコメント。



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 |  生活  |  コメント(2)

Comment

Komatta3さん、
メイン在住18年です。雪かきはあまり苦にならず私の仕事になっています。きっと一種のセラピーなんでしょうね。急がず一定のスピードで黙々やります。これがないとやっぱり冬だという実感がない...かな。リタイヤしてもフロリダとかに住めないです(苦笑)。
Yumi |  2010.01.10(日) 09:36 | URL |  【編集】

今年はフロリダでも雪が降りました。 もちろん積もるほどではありませんが、フロリダで雪です。 クローゼットの奥のほうに封印されていたこたつを引っ張り出して、今夜は鍋です。

http://republicincrisis2010.blogspot.com/
モンキー |  2010.01.10(日) 12:46 | URL |  【編集】

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