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躁鬱病のうつ状態

2009.12.31 (木)



クリスマスの朝、子どもたちはそれぞれ贈り物を開けた。長男は喜んだが、次男はDS用の将棋ゲームがちょっと期待はずれだったようだ。

私は将棋の駒の並べ方も知らないが、どんなものか見せてと頼むと、次男は私のベッドに来てやってみせてくれた。私は朝からラップトップで新聞を読んでいたので、ちらちらとDSの画面を見た。知らないゲームはやっぱりおもしろくない。

次男は黙ってコンピュータを相手に将棋を続けた。表示が日本語なので、「成りますか?」というのも私が読んでやらねばならなかった。

日本語はマンガでさえたまにしか読まない次男には、これっぽちの日本語を目にするだけでも日本語を忘れない手助けになるかもしれない。そこまで考えて将棋ゲームを買ったのではないけれど。

そこへ、私の寝室のドアが開いて、夫が駆け込んできた。様子がおかしい。

ベッドの脇の椅子に腰掛けると、顔を覆って泣き出した。

あっけに取られる私。どうしたの?カリフォルニアのお父さんに何かあった? 

夫は、自殺したいくらい苦しい、でも、子どもたちのためを思うと死に切れないと言う。

夫はここ2週間くらいかなり沈んでいた。でも、G氏とは毎日話していたし、頼まれた仕事もしていたようだったので、ここまで不安定だとは想像できなかった。

G氏とうまくいかないのかと聞いてみたが、そうではない。特に理由はないのだ。ただ生きているのがいやになるくらい、うつ状態に陥っていた

        *

夫は、私の隣でDSをやっていた次男には気が付かない。次男は、悲嘆にくれている父親を前に動けなくなっている。

私が「ダディが気分がよくないみたいだから、ちょっと出て行って。」と言うと、次男は黙ってそそくさと部屋を出て行った。そのとき初めて夫は次男に見られたことを知った。

子どもを怖がらせてしまった、とまた落ち込んだ。

彼らは父親の躁うつ病を知っているし、私は親のそういうところを見せてもいいと思っているが、夫はあとで子どもたちに話をするという。

「躁うつ病の薬が効いてないんじゃない? 今の薬は本当はてんかんの治療薬で、躁うつ病については二義的な効果でしょ。もう一度、精神科医にちゃんとした処方をしてもらうべきよ。」

私は自分がうつ病になる前は、投薬に対して非常に抵抗があった。でも、十年以上飲み続けているうちに受け入れられるようになった。むしろ、手放すのが怖い。

夫は当初処方された薬が合わず、いろいろ試してはいたが、手が震える副作用があって、一番良さそうなものを中止せねばならなかった。ともかく、今の薬では役に立たない。

夫は子どもたちのいる階下へ行った。

切れ切れに聞こえてくる夫の説明は、躁鬱病の症状であることと仕事のストレスが大きいということだった。

          *

いったん泣いてしまったら、夫は落ち着いた。

夫はどんなに調子が悪くても、食欲だけはあるので、うつ病でげっそり痩せた私にはときどきわからなくなる。

G氏は夫の状況をどれくらい理解しているのか。正式なオファーをくれたのは、クリスマスの後で、まだ別の薬を始めていないときだった。声の調子で元気がないなとか多少は気がつくと思う。治療を受けているとはいえ、躁うつ病の夫を単身赴任させるのはよくないと判断したのか。

夫はまた別の提案をしてきた。

転職が決まり次第、夫だけまずコンドミニアムかアパートメントに引っ越す。私はこちらの家を売りに出せるように準備する。子どもたちの学校が6月に終わったら、私も子どもたちも拠点をメリーランドに移す。夏の間に、新しい家を探す。子どもたちは9月から新しい学校に通う。

一番の問題は家を売ること。売れない場合は、この家が長い間空き家になってしまう。売れなければ、2つの家のローンを払わねばならない。その前に、この家が売れなければ、新しい家のローンは組めないかもしれない。

G氏は夫にかなりの株式をくれると言っているが、最初の年にどれくらい給料を出せるかまだわからない。夫は、「今の会社と同じくらいの額でなければ、引越しは不可能だ。」とG氏に話すという。

そのあいだに、地下室にある夫の持ち物を貸し倉庫に移そうと言い出した。せっかく処分するチャンスなのに。貸し倉庫だってタダじゃない。

転職も引越しも、まだどうなるかわからない。私は夫の決断に従うつもりでいる。

その前に、躁うつ状態をコントロールしてもらわないと。


<今日の英語>

Step back from where you are.
今の状況から一歩離れてみなさい。


結婚生活の危機を迎えている夫婦に対して、カウンセラーが一言。「これまでにもストレスや困難なことに2人で対処してきたはずです。一時の悪感情やフラストレーションに惑わされないためには、今のあなたたちが置かれている状況や考え方から距離を置くことです。」 言うだけなら簡単。



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 |  医療  |  コメント(1)

Comment

旦那さんのうつ病心配ですね。そもそも何が原因の鬱なのでしょうか?精神科医に心配事を洗いざらい話してはいなさそうですね。
単身赴任されてお子さん達から遠ざかったらいきなり自殺の恐れもあるんじゃないでしょうか?
いまの結婚生活もkomatta3さんは満足していても旦那さんはそうではないみたいだし、性格上komatta3さんから精神的な支えとか励ましが必要なのだと思います。komatta3さんの立場を100%尊重しても、いまの旦那さんはちょっと哀れだなと思います。そういえば、ルーマニアに400ドルは送ったんでしょうか?
シネマガール |  2009.12.31(木) 11:22 | URL |  【編集】

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