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レストランのスタッフがしてはならない100のこと

2009.11.03 (火)


4~5日前のNYタイムズ(この新聞はほとんど私の「主食」と言っても過言ではない)に、レストランで働く人たちが絶対にやってはいけないことのリストが載っていた。

著者はシーフード・レストランを立ち上げている人で、こういうスタッフ教育を目標にしていると思われる。

全部で100項目ある。まず、パート1(1~50)。

これまでに1,130件のコメントが寄せられた。レベルの差はあれ、誰もが経験のあるレストランでの食事。反響は大きい。

著者に対して、「なにを偉そうに」という意見もあったが、「よくぞ書いてくれた!」「自分もこれだけは我慢できない」というコメントが多かった。

          *

出かけるのが嫌いな私は、レストランにもそんなに行かない。特に今は、外食しないで節約したいと思う。

おいしいものを食べたいのはやまやまだが、この辺にはそんなしゃれたお店はない。高速で30分も行けば、白いテーブルクロスが掛けてあって、おいしいパンを出すところもあるけれど、安くないし、子供連れだし、運転は私だ。結局めんどくさくて行かない。

しかも、子どもたちはもっと近くのOlive Garden みたいなチェーン・レストランで充分満足なのである。

補習校で知り合った友人たちが、たまにランチに誘ってくれる。永住の人も駐在の人もよく出かけるらしく、レストランに詳しい。私はあれがきらい、これはダメと条件を出すだけである。そんなことでもなければ、目新しいところに行く機会はない。

そういう外食指数の低い私でも、このリストには頷けることがたくさんあった。

          *

一番いやなのは、まだ食べているのにお皿を片付けられること。私は食べるのが遅い。せっかくの外食ではゆっくり食べたいのだ。

もうお済みですか、もう片付けていいですかと聞いてくれるウェイターもいるが、「見りゃわかるでしょ。」と思う。

「その言い方(Are you still working on it?)が気に食わん!」という怒りのコメントがあった。食事は楽しみであって、work (仕事)ではないというわけだ。

もっとも、私の年になれば、まだ食べ終わってないのを黙って下げようとするウェイターに、「ちょっと待って。まだ食べてます。」くらい平気で言える。

なまじファミリーレストランのほうが、量が多くて私が食べきれないのが明白なので、「お持ち帰りになりますか」と聞いてくれる。高級レストランには縁がないが、そんなところでも doggie bag はあるのだろうか。着飾った人が、レストランの包みを持って店を出るのは、そぐわない気がするが。

          *

食事中にそのテーブル担当のウェイターがやってきて、How's everything? と聞く。食事はおいしいか、何か不都合はないかとお客に尋ねるのである。それも私はあまりうれしくない。

反射的に Good と答えがちだが、実は塩気が強すぎたり、パスタがアルデンテではなかったり(アメリカ人は麺の固さには頓着しないのか)、野菜に充分火が通っていなかったり、いろいろとあるのだ。

でも、それを言ったからといって、どうなる? ウェイターはシェフに伝えて、今後の味付けを変えるのか。あるいは、私の苦情を受けて、もう一度作り直してくれるのか。

ウェイターが機械的に聞いて回っている気がするのだ。実際、NYタイムズに寄せられたコメントにも、お客が文句を言ったのに、「それはよかったですね。」と答えて、その場を立ち去ったウェイターの話が載っていた。

だから、聞くほうも答えるほうも、ほとんど社交辞令じゃないかと思う。

あとは、馴れ馴れしすぎるウェイター、コップの水が空っぽなのに気がつかないウェイトレス、注文してからかなり時間が経つのになぜ料理を運んでこないのかを説明しないサーバー。

ウェイターは決まったテーブルで働く。だから、日本みたいに、そのへんを歩いているほかのウェイターに気安く頼むことはできない。それも融通が利かない。

          *

アメリカでは、最低15%のチップが期待されているように思う。

食べ物がまずいというのはウェイターの責任ではないので、それはチップに反映してはいけないらしい。チップはあくまでも「テーブルでのサービス」について払うのである。

でも、まともなサービスをするのはウェイターの仕事ではないのか。チップのない国で育った私は、これがアメリカの習慣なのだと頭では理解していても、いつまでたっても理不尽な気分になる。

ウェイター・ウェイトレスの賃金は低いから、チップなしでは生計が成り立たないという話はよく聞く。

それは気の毒だが、彼らの賃金は雇用者であるレストランに責任を持ってもらいたい。それで料理の値段が上がっても、料金表どおりに支払えばいいのなら、そっちのほうがいい。

日本に帰ってレストランに行き、行き届いたサービスを受けると感激する。おいしい食事が終わって伝票をもらうと、チップを払わなくていいので、また感激する。食事の代金にはウェイターの賃金も当然含まれているはずなのに、気にならないのはなぜか。しかも、このサービスならチップをあげたいとすら思うのだ。

          *

1つの制度となってしまったアメリカのチップ。簡単に変わりそうにない。

「20年住んでいますから、もう慣れましたわ。」と余裕でほほ笑みたいところだが、半ば義務化されている点はどうにかならんのかとよく思う。

NYタイムズへの反響は、チップが原因じゃないだろうか。プロフェッショナルなサービスを受けないのに、(名目上はサービスに対する)チップを置かねばならない。その不満が積もっていくのではないか。

残り50項目、パート2に寄せられるアメリカ人のコメントが楽しみである。


<今日の英語>

My pet peeve is #17.
私がムカッとくるのは、17番です。


レストランのスタッフがしてはいけない項目から、とりわけ自分にとって腹立たしいことを挙げた人たちの決まり文句。Pet はお気に入り(愛玩動物を指すペットと同じ)。Peeve は不満、苦情、いらだちの意。他の人たちには気にならなくても、自分にとっては癪の種になるもの。

ちなみに、17番は「他の人がまだ同じコースを食べているのに、先に食べ終わった人のお皿を片付けるな。」



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