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愛人ごっこ その61

2009.10.16 (金)



※ これまでの話(その1~60)をカテゴリから番号を選んで読む。

(前回その60の続き)

翌朝まだ夫が起きないうちに、私はパヴェルを送って行った。

私たちの間にはまた1つ秘密ができていた。夫が寝ている家で私たちが関係を持ったということは、紛れもない事実なのだった。

「昨日はごめん。もう二度としないから。」

「そうね。昨日はラッキーだったと思うわ。もう少し慎重にやらないとね。もし主人が起きてきたら、どうするつもりだった?」

「何も考えてなかった。あなたがほしい。それだけしか頭になかった。恥ずかしいよ。」

そこまで彼に求められたことは私の自尊心をくすぐったが、彼の欲望を満たせるなら誰でもよかったのだろうかという考えがよぎった。

それからは、夫が家にいるときはパヴェルを刺激しないように気を配り、私だけ早めに寝室に引き上げるように心がけた。

私は、まだパヴェルとの関係を断ち切るつもりはこれっぽちもなかった。

・・・

現地校の新学期が始まって、やっと私は子どもたちから開放され、日中は一人で過ごせるようになった。

毎週1回くらい、午後早くパヴェルを迎えに行き、2人だけで逢瀬を楽しむ。

まだマンネリという雰囲気はなかったが、彼はときどき違うことをしてみたいようだった。私は、それよりもキスや愛撫で彼と体を触れ合っているだけのほうが好きだった。性交が終わると、ベッドでの時間も同時に終わるような気がして、交わるのはなるべく後にするために、彼をじらせた。

終わるとシャワーに入って、服を着て、何事もなかったかのように、キッチンに下りていって話をする。

彼はベラルーシに帰ったときに出会った女の子の写真があると言って、パソコンを開いた。ちょっとけばけばしい化粧をした若い女の子だった。Tシャツの下にはちきれそうな乳房があった。ホテルの一室で写したのだろうか。

「かわいい娘さんね。ホテルに行ったの?」

「うん。ホテルといってもすごく安いところがあるんだよ。すごく積極的な子でね。ぼくのことが気に入ったんだって。他の写真も見る? ちょっと危ないのもあるけど。」

クリックすると、彼女の裸体が出てきた。恥ずかしそうな様子はまったくない。そして、彼女の体に反応したらしいパヴェル自身の写真もあった。お互いの写真を撮り合ったのか。ポルノグラフィというには、彼女の笑顔が自然過ぎた。

「まあ。こんなこと、してたのね。」

「彼女はいい子だったし、セックスもよかったけど、それっきり。写真を送るよって言ったんだけど。」

「こんな写真をメールしちゃだめよ。どこへ流れるかわからないし。」

「うん。わかってる。こういう写真を撮ったのは初めてだったけど、おもしろかったよ。」

私は自分の美しくもない裸を写す気はさらさらなかった。でも、彼がこの若い娘の裸を写し、パソコンに保存していることに嫉妬した。

この娘は誰とでも軽く寝てしまうような子なのだろうか。そんなのにパヴェルがひっかかったのかしら。へんな病気をもらわないといいけれど。

私とパヴェルが一緒に過ごすのは短い夏の期間だけだったし、私たちの間には現在も将来もコミットメントのない関係なのだから、独身のパヴェルはいくらでも遊んでいいのだった。

彼が特定の恋人に身も心も奪われ、のろけ話を聞かされるよりは、そっちの方がずっといいと思った。

(次回その62に続く)



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