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真夜中の轟音

2009.10.13 (火)


うちの周りは一日中ひっそりしている。朝や夕方は通勤の車が何台か走り去り、昼間は芝刈りや落ち葉集めのモーター音が聞こえる以外は、しーんとしている。犬の吠える声がたまに遠くで聞こえるくらいか。

住宅が並んでいるけれど、それぞれの敷地が広く、木々に囲まれている。タイミングを逃せば、何ヶ月も隣人に会わなかったりする。

人付き合いがめんどくさい私には、まことに快適な環境である。

1年に数回、その静けさを破る大音響がする。

昨夜がそうだった。私の眠りは深いのだが、それでも「ドッシーン!」は耳に届く。またかと思って、そのまま眠り続ける。

朝、ベッドルームのブラインドを開けると、案の定、大きな木が倒れていた。バキバキッ!やメリメリッ!は無くて(聞こえないだけかもしれない)、いきなりドッシーンと轟音が来るのだ。なぜか、真夜中が多い。

falltree1


今回の倒木現場は前庭。道路から深い林があって、そこから前庭の芝生、さらに家へとつながっている。芝生と林の境目の辺りだった。

写真では細く見えるが、これでも両腕で抱えきれないくらい太い。弱っているから倒れたはずなのに、重くて私1人ではびくともしない。

子どもを産んでおいてよかったと思うのは、こういう時である。長男は宿題がどうのこうのと言い訳を並べ立てたが、次男は案外こんな仕事が好きだ。

「のこぎり、ない? ぼく切るから。」

「あれじゃ切れないって。」

それでも、なたをガレージから持ち出して、弱そうなところに打ち下ろし始めた。ヨロヨロとほんの少し幹を削ったくらいで、もうゼーハーゼーハーと喘ぐ。

とにかく、もう少し森の中へ移動させようと2人でやってみたが、半回転もしない。また日を改めて、長男も入れて3人でどうにかすることにした。(夫はやる気がないので、最初から数に入れない)。

     *     *     *

ここは原生林を切り開いた土地なので、家とドライブウェイ、前庭、裏庭以外には、昔からの木がそっくり残してある。

道路や他の家から見えないようにしたかったため、うちは他の家よりも木が多い。特に夏は葉っぱが生い茂って、ほぼ完全なプライバシーが保てる。秋冬でも、道路から距離があるので、枝の間から家が透けて見える程度である。

死ぬまでこの家に住んでもいいなと思ったのだが、メンテナンスが大変なのだ。芝生はもちろんのこと、木がこんなにやっかいだとは思わなかった。

15年間の間に、何度か木を切り倒してもらった。根っこが腐っていたり、家に近すぎたり、大きくなりすぎたり、そのままにしておいては危ないからだ。

最初に見積もりをもらったとき、1本500ドルだった。私は聞きまちがえたかと思った。じゃあ、4本切ったら、2000ドル?日本に2往復できる金額じゃないの。その後、もっと大きい木を頼んだら1本800ドルだった。

切った木は粉砕して wood chips にしてもらい、植木の周りにまけばいいのだが、それも重労働(チップスを運んで広げるのは、切り倒し代に含まれないので、私たちがやらねばならない)。

     *     *     *

モノが捨てられない夫は、木を切り倒すのも消極的だ。業者が切り倒したほうがいいですよと言ったのに、ケーブルでつないで保たせているのが2本ある。見るたびに気が気ではない。

嵐のあとに大きい枝が落ちていると、ヒヤリとする。庭を一回りして、これは倒れたとしても角度からして森の中へ倒れるだろうとか、これは木の幹がはげてきてるから危ないかもしれないとか、素人なりに判断する。

大きい木には、それなりに特別なトラックやクレーンが必要だし、500ドルは妥当なのだろうが、痛い出費である。切り株以外なにも残らないので、やけに損した気分になる。

だから、昨日みたいに、自分でうまく倒れてくれるとありがたい。

木の根元が残ってしまってみっともないが、まあほっておけば、そのうちくずれてくる。弱ってきたら、なたでもつるはしでも使って、削ることができる。

そんなことをしながら、「東京でアパート暮らしをしていたときは、作業ブーツを履いて森の中でこんなものを振り回す自分は想像できなかったな。」と、時折 感慨にふける。


<今日の英語>

I feel the weight of the world is off my shoulders.
大変な肩の荷が下りた感じです。


NYのコンドミニアムを売って、賃貸アパートメントに引っ越した女性の一言。これまでは、細かいルールに従わなくちゃいけなかったし、共有部分の修理でかなりのお金を徴収されるのが大きな心労でした。それが消えて、すっかり気楽になりました。



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