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躁うつ病の波

2009.10.09 (金)



夫がわざとらしいくらい低めの小さい声で話す。眠れない、悲しい、落ち着かないとこぼす。

躁うつ病の「うつ」の方か。

もう半年も投薬をしているのに、なぜ未だにこんな状態なのかわからない。次から次へと別の薬を処方し(てんかんの薬まであった)、用量を変え続ける精神科医に不信感を抱く。

調べてみたら、躁うつ病の治療は長期戦で、個人差はあるものの、急性期治療に3ヶ月、継続期治療に6~9ヶ月、予防的維持に1年以上かかるらしい。とすると、夫はまだ治療の途中であって、症状がコントロールされているのではないのか。

わかったような、わからないような話だが、しょせん自分以外の人間の精神状態なんか理解できない。それが20年間も一緒に暮らしている夫婦であっても、同じことである。少なくとも、うちの場合は。

     *     *     *

私は10年以上前にうつ病を患い、今も薬を飲んでいるけれど、それでも気分が落ち込むことはある。

特に、秋の始まりがよくない。ひどいうつ病になったのがちょうど今の季節だったこともあり、これから寒い冬が来ると思うだけでどんよりする。

でも、自分の精神状態について夫に話すことはない。

ただし、姉はそれを知っているので、私が「落ち葉が散っててねえ…。」と話すだけで、「ちょっと、また言ってる。危ないよ。秋だから、しょうがないか。おいしいものでも食べたら?」と先手を打たれることがある。

抗うつ剤のおかげで、極端に落ち込むことはない。ただ、窓の外に赤や黄色や茶色の葉っぱがひらひら舞って、あれだけ緑の葉っぱを茂らせていた木々が枝だけになっていくいるのを見るとなんとなく悲しくなるだけ。

もともと季節性うつ病の傾向があったのかもしれない。

出かけたくないけれど、なるべくお日さまに当たったり、ビタミン剤を飲んだりしてみる。抗うつ剤の威力に比べたら、それらがどれくらい役に立つのかわからないが、なんとなく気休めにやってみる。

     *     *     *

夫は、毎日私に自分の体調やら精神状態やらを報告してくれる。私はどう返事したらいいのかわからない。

食欲がないと言いながら、ハンバーガーを2つ食べて、パンプキンパイを2切れ食べたのは誰? 悲しいというわりに、テレビを見て笑っているのは? ささいなことで、一人でののしったりするのはいつものこと。

私が最悪のうつ状態だったときには、何も食べられず、眠れず、じっと座っていられないくらい追い詰められた。だから、夫のことは「その程度でうつなの?」と冷たい目で見てしまう。

もうやめると約束したのに、ヨーロッパの支払い代行業者へのおかしなチャージがクレジットカード明細にいくつも出てくる。夫は、「躁うつ病のせいだ。」と言うが、私は単なる言い訳じゃないかと疑っている。9月後半からの3週間だけで12回もあった。合計350ドル。躁状態がそんなに続いていた様子はなかった。

     *     *     *

躁うつ病の治療をしないと、躁とうつの間隔がだんだん短くなり、症状も重くなるらしい。メンタルヘルスのサイトには、「周囲の理解とサポートが大事です。」と書いてある。

私にできるのは、夫がやりたいようにやらせることだけ(まあ、それにも限度があるけれど)。私が「大丈夫?」と心配顔をしても、どこかに無理があって、しらじらしい気がする。感情を言葉にする努力を怠った結果である。

いや、もともと他人に関心がないから、同情することもあまりない。努力してどうにかなる問題ではないのかもしれない。

夫の精神科医に、「奥さんも一度来てください。」と言われたら困る。「あなたがすべての問題の元凶です。」と分析されても、あながち間違ってはいないと思うから。

「じゃあ、どうすればいいんですか。」と聞いてみたい気もする。私が無理に自分を変えたら、今度は私の精神の均衡が破られるんじゃないんですか。私を守るのは私しかいません。


<今日の英語>

I think I'm coming down with something.
なんだか病気になりそうだ。

アレルギー持ちで気管支の弱い夫の一言。ちょっと体調がおかしいと、すぐこう言う(狼少年)。



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 |  医療  |  コメント(1)

Comment

こんにちは。
心にしみる一言がいつもあって毎回とても共感しています。
今日は・・・

>私を守るのは私しかいません。

我が家は結婚してもう20年以上になります。うちは日本人同士なのに、それでも夫婦ってお互い分かり合えないことが多いなと最近特に感じます。
だから夫のことでひとり我慢すると、つい余計なものを買ってしまいます。
このままではいけないなとは思うのですが。


mag |  2009.10.09(金) 02:50 | URL |  【編集】

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