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マモグラフィー(乳房X線検査)

2009.09.30 (水)


40歳を過ぎてから毎年受けているマモグラフィー。今年も病院のレントゲン科に行ってきた。

予約は朝9時半だが、15分前に受付に来るように言われる。デオドラントを使わないでくださいというのもおなじみの注意事項。

朝早いせいか、すいている。受付で産婦人科医の処方箋を見せると、クリップボードにはさんだ書類を渡された。

1枚は、服用薬についての質問状。

薬の名前と用量を記入するようになっている。抗うつ剤はブランド名はわかるが、私のはジェネリック。ややこしい長い名前でスペリングが思い出せない。6文字のブランド名をとりあえず記入する。用量は常に意識しているので、記憶あり。20mg

高血圧の薬はやはりジェネリック。非常に一般的な薬らしいが、もっと長い名前。Water pill という俗名を書く。用量はわからないので、空欄のまま。検査には直接関係のない情報なので、たぶん見逃してくれる。

もう1枚の紙は、consent & authorization form. 

検査への同意、患者の権利、支払いの責任などについて、法律的な文言で書いてある。ちゃんとした病院なので、適当に見出しだけ目を通して、一番下にサインする。もっともサインしないと検査してくれないんだから、他に選択の余地はない。

この検査は100%保険でまかなわれるはずである。

コロノスコピーと同じく、健康保険のカードと写真つきIDを求められる。ID確認はそんなに昔から実施されていたわけではない。セキュリティやプライバシーの問題が大きく取り上げられるようになってからだと思われる。

     *     *     *

順番が来るまで、待合のいすに座って待つ。

私のほかには、老夫婦のカップルと中年の女性が1人いるだけ。

老夫婦は、奥さんの検診にご主人が付き添ってきたらしい。おじいさんはパンフレットを手に、おばあさんに読んで聞かせている。おばあさんは体調が悪いのか、ぼけているのか、ほとんど寝ているように見える。おじいさんは、おばあさんの耳元で楽しそうに読み続ける。おばあさんはときどき薄目を開ける。

75歳くらいかな。ご主人はこの奥さんをとても大事にしているのがわかる。受付でも、足元がふらつく奥さんをご主人が支えていた。そうやって、いたわりあって生きてきたのだろう。

2組に1組が離婚するようなアメリカでも、こういう老夫婦はいるのである。

うちの場合、夫が10歳も年上だから、私が夫の世話をするのがほぼ確実。下手をすると、10年か15年後に現実となるかもしれない。私にその覚悟はできていない。

     *     *     *

レントゲン技師に名前を呼ばれた。「ハーイ、私はリサ。あなたのマモグラフィー担当です。」

彼女のあとをついて、検査エリアへ向かう。パソコンで再度私の検査内容の確認。「ルーティン(定期健診)ですね。これまでのマモグラフィーはノーマルでしたか。最後の生理はいつでしたか。

そうだ、ここでもそれを聞かれるんだった。

試着室みたいな個室のドアの前で、コットンのガウンを渡される。「ウエストから上は全部脱いでください。開いてるほうが前です。2、3分したら呼びに来ますから。」

リサはもう何年もこの仕事をしているらしく、手馴れている。検査室へ私を案内しながら、「外の天気はどう? 昨日の雨はいやだったわねえ。」などと私をリラックスさせようとする。 

いつものことながら、マモグラフィーの機械はすごく大きく見える。2年前からこの病院では digital mammography に代わった。フィルムに比べて精密で、ズームインしたりコントラストを変えたりできるし、データ転送やファイル管理も簡単にできる。

あなたのファーストネームはなんて発音するの?

私が答えると、

「よかった。間違えて呼んだかと気になってたから。」

半分以上の人は私の名前を正確に読めない。
でも、そんなことは気にならない。私だって、Priscilla や Florence なんか、まともに発音できないんだから。

     *     *     *

「もし異常があったらお電話しますけど、メッセージを残していいですか。

これも毎年聞かれる。私はもちろんかまわないけれど、プライバシーに関わる問題だから確認するのだろう。

「片方ずつ、2枚写します。まず左から」

乳房を平らな面に置いて(というか、リサに持ち上げられて)、もう一枚の板が上から押しつぶす。かなりのプレッシャーだが、我慢できる痛さ。陣痛に比べたら、こんなの痛いうちに入らない。それにほんの3秒くらいで終わる。

乳房の大きい人のほうが痛いのかと前に聞いたことがあるが、むしろ小さい人のほうが痛いらしい。豊胸手術をした人なんかはどうなんだろう。

正面からの撮影が終わると、リサが機械を斜めに動かし、今度は横から写す。

腕を伸ばしてバーにつかまる。「はい、背中をリラックスさせて。あごを上げて。

こういう姿勢でリラックスするのはなかなか難しい。正面撮影よりも強く押されている感じ。1枚は、ガウンか何かの影が映ってしまったので、やり直し。

「はい。これで終わりですよ。じゃあ、お日さまが照ってるし、楽しい一日を。」

彼女は仕事が終わるまで、ずっとこのレントゲン病棟にいるのだ。たぶん私と同じくらいの年齢か、もう少し若いかもしれない。

自分の努力不足を棚に上げて、専門職の人はいいなあとうらやましく思いながら、病院を後にした。


<今日の英語>

I can't even put it into words.
言葉では説明できません。


失業中の1人暮らしの女性。なんとか今月の家賃を払ったけれど、これからどうなるかわからない。「私はずっと働いてきたし、毎月の食べ物に困るなんてことは一度もありませんでした。ものすごく怖いです。言葉で表現できないくらい不安です。」



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