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父親と同じ名前の息子

2009.09.25 (金)


長男である夫は、父親と同じファーストネームをもらった。父親もそのまた父親と同じ名前。

そこでやめときゃいいのに、うちの長男は祖父とまるっきり同じ名前。

なぜなら、女系家族である私は女の子が生まれると確信して、男の子の名前を考えていなかったから。

「グランパの名前はどうかな。」と夫に言われて、たまたま日本人にも発音しやすかったので、朦朧とした頭で同意したという経緯がある。

長男の出生証明書には名前の最後にIIIがついているが、ふだんはつけない。むしろ、ほとんど忘れている。

     *     *     *

長男の祖父であるグランパは、最初はJr. (ジュニア)だったが、自分の父親が亡くなり、孫が同じ名前を継いだために、正式にはSr.(シニア)となった。でも、うちの長男がIII(サード)からJr.に変わったという話は聞かない。

なぜ夫が順番を抜かされたかというと、夫のミドルネームは母親の苗字だからである。Sr., Jr., III (このあとIV, Vと続く)は、ファーストネーム・ミドルネーム・ラストネームが全部同じでないと使えないらしい。

夫の弟は、ファーストネームは違うが、ミドルネームは兄である夫と同じ。

このあたりから、私はうんざりしてくる。

たとえば、こういうことである。

夫の祖父  John F. Kennedy, Sr.
夫の父   John F. Kennedy, Jr.
夫      John Taylor Kennedy (ふだんは J. Taylor Kennedy)
夫の弟   Brian Taylor Kennedy (ふだんは Brian T. Kennedy)
長男     John F. Kennedy, III

義父は、父親(夫の祖父)と同じファーストネームJohnを名乗っていたので、しょっちゅう混乱していやだったらしい。それでも、伝統を守りたかったのか、長男(つまり私の夫)には同じファーストネームJohnをつけた。そのかわり、ミドルネームTaylorで呼ぶことにしたのだ。

そして、うちの長男は祖父と同じ名前Johnだが、年に何度か会うだけだし、特に混乱することはない。しかも、私は長男が小さいころから家庭内では「くん」を付けて、ジョンくんと呼ぶので、区別できる。

だいたい会話の流れで、どっちのことだかわかるものだ。また、夫がミドルネームを使っていることは誰も意識していない。ただの名前である。

     *     *     *

ところが、一歩外に出ると、いろいろと支障が起きる。

たとえば、多くの書類の名前欄は、ファーストネーム・ミドルイニシャル・ラストネームを書く形式になっている。夫のように、ファーストイニシャル・ミドルネーム・ラストネームで書きたい場合、スペースがない。

紙ならまだしも、コンピュータでミドルイニシャル用に一文字分しか設けていなかったらお手上げである。しかたなく、ファーストネームのところに、イニシャルだけ入れると、「正しく入力せよ。」というエラーメッセージが出たりする。

著名人でも、ファーストネームはイニシャルだけで、ミドルネームを使っている人は案外いる。たとえば、J. Edgar Hoover, J. Paul Getty, F. Scott Fitzgerald.

用紙を作る人はもう少し想像力を働かせてくれないものだろうか。

夫本人にも問題がある。

いろいろな口座や証明書で、ミドルネームかファーストネーム、どっちでサインしたのか覚え切れないなどと言う。私は何でもフルネームでサインするように指示しているが、ああいう性格上、徹底しない。

     *     *     *

最近のトラブルは、ドラッグストアに夫の処方薬をもらいに行ったとき。

夫の医者が出す処方箋の患者名は、ファーストネームになっている。ミドルネームどころか、ミドルイニシャルも書いてない。つまり、それだけでは夫と長男の区別がつかない。

夫の躁うつ病にかかわる薬が数種類あるのだが、同じファーストネームである長男のアカウントで出されていた。

処方箋を渡す際に誕生日を隅っこに書いてもらうのに、間違える。薬剤師は誕生日で再チェックしていないわけだ。

薬を受け取るとき、夫の名前(ミドルネーム)を告げると、「ありません。」と言われる。

先週と今週は、薬の在庫不足で、2回に分けて薬が出されたり、長男の抗生物質もあったりして、私はドラッグストアに日参した。そのたびに、窓口で説明せねばならなかった。

今朝になって、夫はつい先週私がもらってきたボトルが1つ見当たらないと言う。私が薬剤師に電話したのだが、夫のミドルネームでは検索されず、「いったいこれはご主人のですか。息子さんのですか。」と先方も大混乱。

     *     *     *

まったく、なぜミドルネームなんてややこしいものを作って、またそれを使おうなどと考えたのだろうか。

だいたい、西洋人の男の名前にはバラエティが少ないと思う。子どもたちの友人やその兄弟には、クリスやニコラスやジョーが2人も3人もいるのである。

そういえば、お隣と斜め向かいのお宅も、父親と長男の名前が同じだった。やはり混乱するのか、父親はエド、ジーンで、長男はエディ、ユージーンと呼び分けていた。それでも、アメリカ人のようにさっと名前を覚えられない私は、頭の中でよーく考えないと言い間違えそうになる。

もしうちの長男に男の子が生まれたら、父、祖父、叔父、いとこ以外の名前にしてもらいたい。王様でもないのに、4世なんて止めなさい。

長男はまだ実害を受けていないが、夫や私の苦労を見ているので、紛らわしくない名前を選ぶとは思う。でも、いざというときに「やっぱり、グランパの名前をぼくの代で消すのはかわいそうだよ。」なんて言い出しそうな気もする。

かくして、名前とともに混乱とフラストレーションが引き継がれていくのである。

その頃には私の人生も残り少ないだろうから、まあ勝手にやってちょうだい。


<今日の英語>

How much longer?
あと、どれくらい?


子連れの若い女性が処方された薬をドラッグストアに取りに来たが、まだ用意できていなかった。「30分でできると言われたんですよ。」と粘ったが、できてないものはしょうがない。あと何分待てばいいのかを尋ねたときの一言。



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