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言語から見た国際結婚

2009.08.09 (日)


「国際結婚―多言語化する家族とアイデンティティ」(河原俊昭・岡戸浩子編著)を図書館で借りてきた。

大学教授、講師らが、言語から見た国際結婚を各章担当で論じている本で、学術書というよりは読み物に近い。日本に住む外国人妻、海外に住む日本人妻、子供たちの言語状況など、これまで読んだ同種の本の中ではよくできている。

データの母数が少ないのが難点だが、それでも傾向を読み取れるくらいのデータは揃っている。

住む国に関わらず、妻が夫の言葉を習い覚えるケースが多いらしい。うちもそうである。夫は日本語などぜんぜん覚える気がない。英語といういわば世界公用語が自由に操れるのだから、外国語を覚える動機がないのだ。

外国語でネイティブスピーカーと同等に論じるという苦労を知らない夫に、私の英語がどのようなレベルであるかというような話はしないことにしている。夫がどのように答えようと、私には無責任に聞こえて気分がよくないからである。

私と同じように、アメリカ人と結婚してアメリカに住んでいる日本人女性に補習校で会ったが、なぜか結婚生活や夫との言葉の壁についてはあまり話をしなかった。もっぱら子供の日本語能力がテーマだった。

     *     *     *

この本の中で、いろいろ共感できるコメントがあった。

あるカップルは、口論が激しくなると、お互いに母国語で言いたい放題わめく結果になり、そこまで行くと、もう言葉そのものには意味がなくなるという。

私も、昔は感情的になると外国語で冷静に話はできなかった。今では、口論もめったにないが、疲れているときや夫の相手をしたくないときは、日本語で「あっち行って。」とか「もー。」の一言で打ち切る。

アンケートへの回答で「わかるなあ。」と思ったのは、

・自分を正しく理解してもらえたか、意図せずに他人を不快にさせたりしていないか、そのあたりを乗り越える精神的なタフさを身につけるまで大変だった。

(私は今やそんなことは全く気にしていない。)

・英語の方が話しやすいトピックが多くなった。

(毎日のニュースや生活が英語の世界だし、日本語を話すときのようにニュアンスやタブーを気にしない。もしかして、私の英語がそういうレベルに達していないからかもしれない。)

・国際結婚家庭に生まれた子供は自然にバイリンガルになるというのは単なる思い込みで、「自然にはならない」とうのが実態。子供がバイリンガルになるかどうかは、親がどのように教育するかである。

(うちは、補習校は小学校で辞めたし、漢字は小学校1年生程度だけれど、会話だけはティーンエージャーの今も日本語でできる。ここまで来るのに、膨大な時間と労力と資金を費やした。それでこの程度かと嘆くか、よくやったと誇るべきか。)

・夫との会話で、ニュアンスが伝えられないある一語について揚げ足を取られると、夫は英語を使うのが当たり前という意識があると思う。

(これは今でもある。ちょっとした言い回しでごちゃごちゃ言われるとカチンとくる。でも、夫は私が正しい英語を話せるように指導してくれているのだと、なるべく素直に聞くようにしている。)

     *     *     *

それにしても、夫ではなく、子供たちに間違いを指摘されたり、発音を直されたりするのは全然カチンとこないどころか、ありがたくうれしいのはなぜだろう。



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