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愛人ごっこ その27

2009.07.29 (水)


(前回その26の続き)

パヴェルは持ってきたコンドームを脱いだ服の上に置き、ベッドに入って性急な荒っぽい愛撫を始めた。

これが若い子のやり方か。夫と出会ったとき、彼はすでに35歳を過ぎていて、こういうがむしゃらなところはなかった。なんだか珍しい生き物を見ているような気がした。

私は手ほどきできるほど経験はないけれど、自分の体のことはわかっている。少しずつどうすればいいか、教えてあげないとだめなのだ。

「ちょっと痛いの。もう少しそっとして。」というと、彼は「ごめん。」と言って優しくなった。

ほんとにいい子。私は彼をあやしているような気分になった。罪悪感はこれっぽちもなかった。

「あなたの肌、すごくしっとりしてきた。」

「あなたのせいよ。欲情すると、いつもそうなるの。他の女の人はどうだか知らないけど。」

彼は私の全身に唇と指先を走らせ、私は彼のなめらかな背中や肩を何度でも確かめた。私たちは足や腕や指、そして体のいたるところを触れ合わせ、絡み合わせて、素肌の感触を味わった。

・・・

そのうち、彼はもうがまんできないと言い始めた。

「まあ、ずっとがまんしてたの? がまんなんてしなくていいのよ。」

私は彼を見上げて言った。私たちの視線が絡み、ほんの一瞬、間が空いた。もう引き返すことはできない。

彼は私の中に静かに入って、確かめるように息を吸うと、激しく動き始めた。

そのときも私は自分が悪いことをしているとは思わなかった。彼が私をほしがったのと同じくらい、私も彼がほしかった。ただそれだけしか考えていなかった。そして、もし彼が途中でできなくなったらかわいそうだとだけ心配していた。

彼の顔に恍惚の表情が浮かんでいるのが見えて、ほっとした。彼をもっともっと喜ばせたい。

彼はうめいて私の上に崩れ落ちた。

「ごめん。すごく久しぶりだったから。それにすごくよかったから。」ともう一度キスした。

「謝らなくていいのよ。性交なんて長くやればいいってもんじゃないわ。あれくらいでいいのよ。それまでに時間をかけるほうが大事でしょ。」

私は彼が「あなたもよかった?」と聞かないのがうれしかった。そんな質問にどうやって答えろというのだろう。私は彼と心だけでなく、体のつながりができたことがうれしかった。テクニックだの快感だのとは別の次元の問題だった。

私たちはしばらくそのまま抱き合っていた。彼の重みが心地よかった。

その28に続く)



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