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再び、アメリカ市民権取得について

2009.07.23 (木)



アメリカ市民権取得についての迷いの続き)

市民権がないのを意識するのは、選挙のとき。あるいは、ご近所や知り合いが「この人を応援して。このプロジェクトに賛同して。」と署名集めに来るとき。

お向かいのご主人が学校の理事に立候補しようとして、「署名をお願いします。」とやって来た。私が、市民じゃないからできないし、私の署名は有効ではないと言ったら、驚かれた。

彼は行政方面の博士号まで持っていて、奥さんは弁護士なのに、市民権と永住権の違いを知らなかった。

普通のアメリカ人はそんなもんである。

選挙権以外で不利だと思われることは、

  • 日本に長期滞在できない。
  • 配偶者が死んで遺産相続をするとき、課税される可能性がある。
  • 連邦政府の職に就けない。
  • 何らかの事情で、裁判所が強制送還の決定を下すことがある。
  • 家族の永住権を申請できる枠が狭い。
  • 被選挙権がない。
  • 陪審員資格がない。

*     *     *

市民権のテストは、2008年11月に試験内容が大幅に改訂された。新旧のサンプルを見て、これは勉強しないと受かりそうにないなと思った(注: サンプルを載せているこのサイトは政府機関ではない)。

CURRENT TEST (テスト) - Sample U.S. Citizenship Test Questions:

1. How many stars are there on the US flag?
2. How many states are there in the Union?
3. What color are the stars on our flag?
4. What do the stars on the flag mean?
5. How many stripes are there on the flag?
6. What date is the Day of Independence?
7. The US achieved Independence from whom?
8. What country did we fight during the revolutionary war?
9. Who was the first president of the United States?
10. What do we call a change of the constitution?

REDESIGNED TEST (テスト) - Sample U.S. Citizenship Test Questions:

1. Name one war fought by the United States in the 1900s.
2. What did Susan B. Anthony do?
3. What is one thing Benjamin Franklin is famous for?
4. There were 13 original states. Name three.
5. What is one responsibility that is only for United States citizens?
6. What does the judicial branch do?
7. Name your U.S. Representative.
8. Who makes federal laws?
9. What does the Constitution do?
10. What is the supreme law of the land?

市民権の申請費用も高くなって、今は675 ドル

アメリカ市民が死んで、残された配偶者が遺産を相続するとき、配偶者も市民の場合は、贈与・相続は非課税である。配偶者が市民でない場合は、本来は子供や孫の相続に適用される遺産税(生涯贈与税)の非課税枠を使わなくてはならないらしい。

もっとも非課税枠は高額なので、うち程度の遺産ならその枠内でどうにかなりそうだ。あるいは、生前に税金対策のためのトラストを作るという手もある。

今もそうだが、年を取ってからこういうややこしい話をする自信はない。だったらいっそのこと、まだ頭も体も動くうちに市民になっておこうかとちらっと考えたりする。

*     *     *

子供たちの通った補習校で、すでに市民権を取った人たちに会った。

アメリカ生活の長い人が多かったが、それでも少数派だった。自分でビジネスをしていたり、フリーランサーとして働いている人がほとんどだったと思う。

ある人は、なぜか日本のパスポートも持っていて、法律上は認められていないはずの日米二重国籍だと言っていた。日本領事館に黙っていればわからないらしい。私は根が小心者なので、そういう後ろめたいことはできない。

いったん捨てた日本国籍の復活もできると聞いたが、そんなに簡単にいくものだろうか。

手続きの上ではどうにかなっても、現実問題として不安が残る。

たとえば、年を取ってどうしても日本で余生を送りたいと思って、国籍を返してもらっても、私はそのころにはアメリカの生活に慣れ過ぎているに違いない。年金だってもらえるかどうかわからない。今でさえ、日本の生活や新語にすっかり疎くなっているのに、そのころに突然帰国しても幸せだろうか。

*     *     *

夫は、独身のが引退したらNYに呼び寄せたらどうかと軽い気持ちで言う。

姉は英語が苦手だし、車の運転もできない。横浜でおいしいものを食べ、東京でコンサートやバレエを見る人である。私など足元にも及ばない活字中毒で、どんなに忙しくても本を読む。うちの近くには、日本語の本屋もしゃれたレストランもないし、観劇にはマンハッタンまで遠出しなくてはならない。

姉と私は距離は離れていても、精神的には非常に近い。それでも、アメリカに呼び寄せるとなると、私はためらう。一緒に暮らしたら楽しいかもしれないが、姉には姉の人生、私には私の人生がある。

いつか、私も姉も飛行機に乗れないくらい年をとる。どこでもドアが無理なら、スタートレックでやっていたテレポートの機械でも誰か開発してくれないだろうか。

住めるかどうかもわからない火星探査よりも、私にとってはそっちの方がずっと優先順位が高い。

【関連記事】
市民権テスト100の質問 2010.07.20



<今日の英語>

I had to get it out of my system.
言いたいことを吐き出さねばならなかった。


先日78歳で死んだ作家の Frank McCourt. かつて、"Angela's Ashes" を書いた動機を聞かれて、答えた一言。最初の20ページくらい書いてみて、自分のためのただの記録だと思った。そして、自分の「声」、子供だったときの「声」を見つけて、最後まで書ききった。作品をどうするつもりだったのかは、わからない。ただ、自分の心の中に収めておけなかったのだ。



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 |  わたし  |  コメント(2)

Comment

はじめまして。
二週間ほど前にここを見つけて、最初から読ませていただきました。以来毎日お邪魔させていただいています。
毎日の英語のフレーズはとても役に立ちますし、文章がとてもお上手ですね。とても努力家であること、そして頭の良い方であるとわかります。まずはこのブログのお礼と応援をかねて書き込みさせていただくことにしました。
私がアメリカ人の夫と結婚したのが24年前、日本には行ったりきたりが2度で通算7年住み、こちらアメリカに住んで今回15年が経ちました。先月初めに市民権を取りました。Komattaさんと同じく、永住権で何も不便に感じることはありませんでしたが、子供たちのことを考えるとこの方がよいのではと思いました。直接的には夫が申し込もうとしていた仕事の条件に家族全員が市民であることが今回の決定の理由です。私自身は英語も日常会話にはさほど不自由はないのですが(知らなくても笑ってごまかしてしまう悪癖あり)こんなんで大きな顔をしてアメリカ人になってしまっていいのだろうかという気持ちは今でもあります。でも、費用は調べるたびに上がって行くし、何かあった時のためにはこの方が良いのではと思っています。日本国籍ではなくても日本人の自分(ステータスと言うことではない、気持ちの上での)は変わりありません。この国が自由の国であることをとても感謝しています。そしてそれに伴う責任の重さも同時に感じています。市民としての自覚と言うものが私の中で、どれだけできてくるのかはわかりませんが、まずは小さなことからがんばろ~。
ブログの中で、署名、あるいは投票についての言及がありましたが、市民権がなければFederal選挙においての投票権ありませんが、学校その他に関しては州、あるいは地方政府の管轄の問題で、話が違うようです。間違っていたらごめんなさいですが。
とにかくブログ、ありがとうございます。そしてこれからも頑張ってくださいね。応援してま~す!
Rama |  2009.07.23(木) 07:44 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

> Ramaさん
家族全員がアメリカ国籍でないとだめという仕事もあるのですね。うちはそういうきっかけはなさそうですが、やはり子どものことを考えると、遅かれ早かれ市民になるだろうと思います。申請費用が1000ドル超えないうちに、どうにかしたいです。

近所の人が持ってきた署名には、細かい字で「18歳?以上のアメリカ市民」と注意書きがありましたが、誰でも署名できるものもあるのでしょうね。ご近所さんは読んでなかったみたいで、アメリカ人だなあと思いました。

私は努力家でも頭が良くもないのですが(そうありたいとは思っております)、手抜き専業主婦で時間だけはあって、あれこれ考えたり調べたりする余裕もあります。そのせいで、私のブログを読んだ方がそういう印象を受けるのではないかと思います。うれしい誤解ではありますが。

> 7/23付け私信をくださったHさんへ
子どもがアメリカ国籍を選んだら、私も市民権を取ったほうがすっきりするだろうと思います。

法律が変わって、市民以外は恩恵を得られないと言われると困りますね。すでに、どこかの州では、非市民は州がスポンサーである健康保険に加入できないというニュースをちらっと聞きました。
komatta3 |  2009.07.24(金) 08:42 | URL |  【編集】

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