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赤ちゃんの写真が入った財布

2009.07.24 (金)


私の財布はお札をたたまなくて入れられる大きめのもので、クレジットカードや運転免許証などを入れるスロットがたくさんある。でも、免許証以外の写真は、1枚も入れていない。

そういうものは持ち歩かないのである。主義主張ではなくて、単にめんどくさいから。

子どもたちが赤ん坊のときでも、そうだった。最初の子どもを生む直前に仕事を辞めた私は、それからずっと専業主婦をしているので、どこに行くにも子どもと一緒。わざわざ写真を持ち歩かなくても、すぐ横に実物がいた。

赤ん坊でなくて、ペットや奥さん、ご主人、家族全員の写真を入れて、頼みもしないのに、「見せましょうか。」なんて財布を開く人もいる。たいていの場合、どうということのない写真である。

私は、小さいときから周りで起きることにあまり関心がないので(小学校1年生の通信簿に、「しぜんやお友だちなどに、もっときょうみをもつようにしましょう。」と書かれた。興味は、持とうと思って持てる類のものなのか?)、赤の他人である私に見せてどうしようというのだろうと不思議だった。

もちろん、「かわいいですね。」とかなんとか差しさわりのないことを言っておいたけれど。

でも実際は、そういう写真を持ち歩いている人のほうが多いのかもしれない。もっとも、他人に見せるのでなく、自分で見るためということもあるのか。

*     *     *

エディンバラの心理学者リチャード・ワイズマンが240個の財布を町中にばらまき、いくつ戻ってくるかという実験をした。

わりと人通りの多い、きれいめな所で、同じ人が複数の財布を拾う確率を減らすために、広範囲に置いた。

40個ずつ6種類の設定である。どれにも現金は入っていないが、メンバーシップ・カードやディスカウント・クーポン、くじ引きのチケットなど、中身は同じ。持ち主がまあまあの地区に住んでいることがわかるものも入れた。

違いは、写真(笑っている赤ちゃん、かわいい子犬、幸せそうな家族、すてきな老夫婦)または慈善団体への寄付証明が入っているかどうかだけである。

返却率は以下の通り。

1位 笑っている赤ちゃんの写真 88%
2位 かわいい子犬の写真 53%
3位 幸せそうな家族写真 48%
4位 すてきな老夫婦の写真 28%
5位 慈善団体への寄付証明 20%
6位 特に何もなし 15%

ワイズマンによると、人は赤ちゃんの写真に感情移入しやすいらしい。脳のスキャンでもそういう結果が出るという。そして、こんなかわいい子を持った人の財布は大事だ、持ち主に返さなくては、という行動につながるらしい。

人類の進化から見て、赤ちゃん=弱いものを守ってあげたくなるという潜在意識が働くのは、そう驚くべきことではないそうだ。

どの動物でも赤ちゃんはかわいく見える。目の位置だかなんだか忘れたが、赤ちゃんという生き物はかわいく見えるように顔の部品が並んでいると読んだことがある。

そうして、かわいさをアピールして周りに保護してもらう。まったくよくできている。

*     *     *

写真の種類や有無にかかわらず、240個の財布全体の返却率は42%と、予想より高かったという。スコットランド人はケチだという偏見があるが、それに関係あるのかないのか。

これがエジンバラでなく、アメリカだったらどうだろう。エジンバラがアメリカのどの都市に近いのかわからないが。

うちのような田舎では、どこに行くにも車であまり歩かないので、せいぜい駐車場で見つけるくらいか。20年住んでいるが、これまでお財布など一度も拾ったことはない。

それに、アメリカでクレジットカードが1枚も入っていない財布というのは、珍しいと思う。自己破産でカードが持てないか、現金主義というケースはあっても、たいていの支払いはクレジットカードまたはデビットカードを使うから。

届けるにしても、交番がないから、遠くの警察署まで運転して行かねばならない。

お金もクレジットカードもなく(つまり、金銭的損失がない)、写真とメンバーカード(再発行してもらえる)だけの財布に、アメリカ人はどう反応するか。

そういえば、日本の小学生なら「落し物は交番へ届けましょう。」と教わると思うが、こちらでは警察に届けるというのはあまり聞かない。せいぜいスーパーの駐車場で見つけたら、お店のカスタマーサービスに持っていくくらいか。

あまり期待できないかもしれない。


<今日の英語>

I'm with you.
私も同感だ。


やたら友達からプレイデートのお誘いがかかり、ホイホイ出かける次男。今日こそは部屋を片付けてからでないと、送って行かないわよ!と説教する私に、夫が一言。相手の意見に強く同調するときの、やや砕けた表現。



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 |  社会  |  コメント(3)

Comment

分かります…面倒くさい。

Komattaさんと同じく、私も写真を持ち歩くのが面倒くさい派です。でも最近は子どもの万が一(迷子か誘拐)に備えて、一年以内の写真を2枚ほどカバンに入れて持ち歩いています。それでも話の種に人に見せたりはしませんね。
私も人様の家族の写真を見せられても「ふ~ん」くらいしか思いません。さすがに興味のある振りはしますが。そういうのも面倒くさいですよね。
にこりん |  2009.07.24(金) 11:29 | URL |  【編集】

私はまだ子供はいませんが、私も写真は持ち歩かないと思います。前スーパーでレジのアルバイトをしていたのですが男性のお客さんで財布に子供の写真を入れているが結構いたのでびっくりしました。
千里 |  2009.07.24(金) 19:08 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

> にこりんさん
迷子か誘拐に備えてということもあるんですね。確かに、非常時にお子さんの特徴はなんて聞かれて、とっさに答えが出ません。写真をやる人は、根がマメなのだと思います。

> 千里さん
奥さんより子どものほうが可愛いんでしょうか。しばらく他人のお財布に目が行きそうです。
子煩悩というのは父親を形容する言葉かなと、ふと思いました。子煩悩な母親というのは聞かないというか、母親ならば当然そうであるという偏見なのか。
komatta3 |  2009.07.25(土) 20:33 | URL |  【編集】

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