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カチンと来る日本語

2009.07.05 (日)


息子たちはアメリカ生まれのアメリカ育ち。夫とは英語私とは日本語だけで話す。

補習校は小学校でやめてしまったが、まだ私とは日本語でしか話をしない。今さら英語で話すと、お互いになんだか気恥ずかしいのだ。

もっとも、最近は日本語の中の英単語の割合が増えてきたような気がする。あるいは、「definition って日本語で何て言うんだっけ。」と質問しながら話すことが増えた。

私も日本語でちょっと難しい話をするときには、「憲法ってわかる?constitution のことよ。」と解説しながら話す。どの言葉を理解しているのかわからないので、先走ってしまうのである。もっと信用してどんどん話を進めればいいのだろうが、わからない話をされていやになっても困る。そのへんのバランスが難しくなってきた。

*     *     *

ところで、息子たちはまあ流暢な日本語を話すが、ネイティブスピーカーである私にはやっぱり外国育ちの日本語だなあと思わせることがよくある。

頭の中で翻訳しているとは思わないが、明らかに英語につられている言い回しをする。

「いま来るよ。」 どっちの方向よ。あんまりしょっちゅう言われるので、私はどっちが正しいのかときどきわからなくなってしまう(正しくは、行くよ。)

「シャワー取っていい?」 シャワーを取り外してこわす気?(正しくは、入っていい?)

「ぼく、薬、取った。」 薬を盗んだの?(正しくは、飲んだ。)

「これ、ダディがぼくにあげた。」 どっちがあげて、どっちがもらったのよ。(正しくは、ぼくにくれた。) 

これは give において、渡す側と受け取る側との関係というか、立場の違いが区別されないからだと思う。

同じく、「ぼくにあげて。」「ぼくにくれて。」 頻繁に起こるので、私も本当はどっちが正しいのか忘れそうになる。(正しくは、ちょうだい、ください。)

「ダディ、持ってくるよ。」 モノじゃないわよ。第一、あんな重い体、運べるの? (正しくは連れてくる)。

こういう言いまちがいは、補習校にいた両親とも日本人の家庭のバイリンガルの子どもでもやらかしていた。親は絶対にこういう言い方をしないのに、頭の中で回線接続ミスが起きるらしい。

*     *     *

こういう素朴な間違いと違って、カチーンと来て、黙っていられないのがある。

私がオムレツを焼いていると、台所に来た次男が「ぼくのも作った?」

ちがうでしょ。ぼくのも作ってくれた?でしょ。人にやってもらうんだから、ぼくのためにやってくれてありがたいという感謝の気持ちを伝えなくちゃ。

放課後のイベントに参加したためにいつものバスに乗れなかった長男が、「もしもし、おかあさん? いま終わったよ。迎えに来たい?」

ちがうでしょ。それじゃあ、私がすごくお迎えに行きたいみたいじゃないの。それで、しょうがないなあ、じゃあ迎えに来させてあげよう、みたいじゃないの。私は家を出たくないの。迎えに来てくださいって言えないの。せめて、迎えに来てにしてよ。

悪気のなかった息子たちは私の剣幕にキョトンとする。

帰国子女が日本で煙たがられるのも、こういう誤解が多分にあると思う。

海外で自分の意見を発表することをしつけられたハキハキした態度も関係しているかもしれないが、生意気に聞こえるのである。

うちの母や姉はびっくりするかおもしろがってくれるかで、あまり摩擦はないが、心の中では「まったく母親のしつけがなってないわね。」と思われているかもしれない。

これから日本に行く前ににわか敬語教室・話し方教室をやらねばならない。

そして、私の英語もネイティブスピーカーをぎょっとさせているんだろうなあと思い、青くなったり赤くなったりするのである。


<今日の英語>

How could you not see that?
どうしてあれが目に入らないんだ?


片付けが大の苦手な長男へ、夫の一言。床にタオルが落ちてるじゃないか。こんな大きなものが部屋のど真ん中にあって、どうして拾わないんだ。見えないわけがない。すぐ片付けろ。それがね、あの子の目にはほんとに見えないみたいなのよ。私だって何十回言ったと思う?それなのに、ゲームのときには、画面の隅っこに出てる米粒みたいな敵がしっかり見えてるんだから。



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Comment

逆バージョン

komatta3 さんへ

面白いですね。逆バージョンですが私も旦那の、want にぶち切れたことがあります。


たとえば、私の実家の母が電話をかけてきた後、旦那が、"What did she want?" って聞くので、”うちの母は、何かしてほしくて電話をかけてくるわけじゃない!!”とけんかになりました。彼はそんな気はなかったそうなのですが、私はどうしてもその表現はいやだから止めてくれと頼みました。



 逆に、先日私が、洗濯物を取り込むのを旦那さんに頼んだ後、しばらくして、もうやってくれたか確認しようと思ったのですが、 ”Did you ~ ?" だとちょっと高飛車でしょうか?

 こんなときはどう表現すると、”くれた?”という感じが出るんだろうかってちょっと悩んでいたのですが、どう思われますか?
yeastcake |  2009.07.05(日) 20:10 | URL |  【編集】

あはは~(笑)すごくよく分ります。
ほんと、日本語って丁寧な作りになっていますよね~。
英語の方が分りやすくて私は好きですが・・・
私もよく、周りの人から「しつけがなってない!」って思われるのかと、気になったりはします^^;
mommy.jp |  2009.07.05(日) 21:43 | URL |  【編集】

ブログ、面白くて、3時間ほど滞在中です。

私は滞米11年目ですが、共感する話が多く、読みふけってしまいました。

敬語が使えるように?ですか。。。
たぶん普段から敬語で話すようにすれば身に付きやすいとは思うんですが。。。

うちはダンナも日本語話しますが、丁寧にしすぎでオカマか?みたいな話かたになっちゃうのもちょっと。。ダンナが「ちょっと、アナタ!」とか、娘をしかりつけたりしているのを聞くと「おいおい」と突っ込みたくなります。

ま、うちはそうは言っても皆テレビ大好きのため、日本語ももっぱらテレビ仕様ですが。。。
cafe neco |  2009.07.07(火) 16:53 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

> yeastcakeさん
簡単な言葉のほうが誤解を招きやすいのでしょうか。うちはWhat did she want?とは言いませんが、あれはHow's she doing?くらいの気持ちらしいです。
私は夫に何も頼まないので、あれをやってくれた?と聞くことはめったにありません。さっき夫に質問したら、Did you?というのは信用されてない・催促されてるみたいでいやだそうです。たとえば、皿洗い機からお皿を出してと頼んだときなら、Did you have any difficulty with the dishwasher?
と聞いてみたらどうかとのことです。何もやらない人からのアドバイスなので、当てになりませんがご参考まで。

> mommy.jpさん
英語の方がわかりやすいときがありますね。だいたい相手が誰でもYouで済むんですから。「してくれる」が使いこなせると、だいぶ印象が違うと思いますが、先は長いです。

> cafe necoさん
ブログを気に入ってくださってうれしいです。
敬語には身内でない年上の人か、ともかく第三者が必要らしいので、私と子どもたちだけではなかなか難しいです。相手を不愉快にさせない言い回しができればと思います。
女性から日本語を習うと女っぽくなってしまうようですね。うちの息子たちも小さいときはそうでした。でも、補習校とアニメで男の子らしく話せるようになりました。
komatta3 |  2009.07.07(火) 19:46 | URL |  【編集】

ありがとうございます

ありがとうございます。
やっぱりそうですよね。
教えていただいたフレーズ試してみます。


yeastcake |  2009.07.07(火) 23:13 | URL |  【編集】

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